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VTuberグループ「にじさんじ」7周年を祝う"にじフェス2025"を幕張メッセで開催、過去最大規模
2月21日(金)から23日(月)の3日間、幕張メッセにてVTuberグループ「にじさんじ」の7周年を記念したリアルイベント「にじさんじフェス2025」が開催。会場では、グッズ販売やDJステージ、ヒーローショーなど多彩なプログラムが行われ、多くのファンで賑わいを見せた。
今回のイベントは、20日に行われる前夜祭ステージと、24日の後夜祭ステージを含め、全5日間にわたって実施。『にじさんじ』史上最大級のリアルイベントとなった。
中でも特に注目を集めたのは、ライバー兼ヒーローとしても活動しているユニット「Oriens」と「Dytica」のコラボヒーロー「MECHATU-A」によるステージ「MECHATU-A スペシャルヒーローショー in にじフェス2025」。リアルイベントでの「変身」は今回が初の試みであり、ヒーロースーツに身を包んだメンバーたちが登場すると、会場の熱気は一気に最高潮に達した。
21日には、佐伯イッテツ、赤城ウェン、宇佐美リト、緋八マナの4名からなる東のヒーロー「Oriens」がステージに登場。続く22日には、星導ショウ、叢雲カゲツ、小柳ロウ、伊波ライの4名で構成される西のヒーロー「Dytica」が登場し、それぞれが力強いパフォーマンスを披露した。
そして最終日の23日には、東西のヒーローが集結し「MECHATU-A」として共演。新発表となるフルフェイスのヒーロースーツに身を包んだメンバー達が、地球の平和を守るために、悪の組織の怪人・ヌルマーユと対峙した。ヌルマーユは、自動販売機の商品をぬるい状態にし、「しょんぼりポイント」と言うユニークな手口で会場を混乱させるも、集まったファンからの「頑張れ!」という熱い声援を受けたヒーローたちによって、見事撃退された。
さらに、ENメンバーで構成されたユニット「Krisis」のメンバー、ユウ・Q・ウィルソン、ヴェザリウス・バンデージ、ベンタクロウ・ブリンガーもサプライズで映像出演にファンは大興奮。特に会場を沸かせたのは、新曲となるヒーローショーテーマソング「めちゃめちゃ」の初披露で、ダンスと歌唱パフォーマンスが始まると、ファンからの歓声は会場いっぱいに広がり、リアルとバーチャルの垣根を越えて一体に。さらに、23日のショー終了後には「3月から4月にわたって8週連続で「Oriens」と「Dytica」8人の3Dお披露目配信」が告知されるというサプライズに、会場は歓喜に包まれた。
観劇していたファンに感想を伺うと「声出しOKだったので、たくさん声を出して応援しました! 内容は本格的なヒーローショーでアクションも多く、大剣やハンマーの武器など戦い方にも個性が表れて、みんなかっこよかったです!」と口に。続けて「観客の応援を受けてパワーアップする、ヒーローらしく、子どもでもわかりやすいストーリーでしたね。それに加えて「ヒーローは絶対に負けちゃいけない!」という台詞が印象的で最高でした!」と熱く答えてくれた。
他にも会場には来場者を楽しませる、コンテンツが多数展開。2024年に発表されたライブ共通衣装や、「にじさんじ 7th Anniversary LIVE『OVERTURE』」の衣装が展示されたブースでは、推しの衣装を写真に収めようと長蛇の列が形成されていた。
そしてライバーと1対1でトークできる視聴覚室や、夏の風物詩をモチーフにした「リアルにじ甲野球盤」、加賀美インダストリアル製「ダイカガミ」のフォトスポットなど、ファンとの距離を縮める企画も。人気ブースでは60分以上の待ち時間が発生するなど、会場は終始盛り上がっていた。
また、グッズ販売も大規模に展開され、幕張メッセ8ホール全体を使用するほどのスケールで実施。アクリルスタンドや缶バッジなどの定番アイテムはもちろん、「にじさんじフェス2025」限定のオリジナルグッズも多数用意され、多くのファンの注目を集めた。
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