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乃木坂46の6期生初披露動画が大反響、なぜ初期メンバー卒業後も世代交代を成功させられたのか
2月5日、乃木坂46が公式YouTube『乃木坂配信中』で6期生11人の合格を発表した。翌日から1人ずつ40秒ほどの紹介動画が順次初解禁され、大きな反響を呼んでいる。本稿ではあらためて、1~5期生の初披露時も振り返りつつ、世代交代成功の秘訣と、今後の展望を分析したい。
2011年8月、当時まだ数少ない秋元康氏総合プロデュースグループとして、大きな注目を集める中、乃木坂46は36人で結成。1期生は、集合して一挙に初お披露目となった。生駒里奈、生田絵梨花、白石麻衣らは初期楽曲からグループの中心にいたが、西野七瀬は3列目、齋藤飛鳥は選抜外が多かった。当時から原石達が、次々と花開いていく様を見ることが出来るグループだったとも言えるだろう。初期の握手会では中心メンバーでもほぼ待ち時間が無く、その後、数十分、数時間待ちになることなど想像も出来なかった。
2013年3月には、2期生14人が研究生として活動をスタートさせた。ファン向けのお披露目は、乃木坂46の劇場公演『16人のプリンシパル deux』。1公演につき1人ずつ登場する形だった。加入後まもなく、当時研究生だった堀未央奈が、同年発売の7thシングル『バレッタ』のセンターに大抜擢され、大きなニュースとなった。
発表当時はファンの衝撃も大きく、1期生も冠番組で戸惑いを隠せずにいた。だが、のちに堀はグループの主力メンバーとなり、期待に応えた。1・2期生の総力で人気、知名度を上げ、2015年には『NHK紅白歌合戦』に初出場した。
乃木坂46の人気をさらに加速させたのが、2016年9月の3期生加入だろう。LINE LIVEの『乃木坂46 第3期生 決定スペシャル!』で合格者12人が初披露され、乃木坂46は総勢47人の大所帯となった。3期生は、1期生時38,934人、2期生時16,302人を大きく上回る、48,986人という当時のグループ史上最多応募者から選ばれた。
2017年8月発売の18thシングル『逃げ水』で、大園桃子と与田祐希が3期生初のWセンターに抜擢された。3期生には他にも山下美月、久保史緒里、現在のキャプテンである梅澤美波など逸材揃いだった。大園は2021年に卒業したが、2024年5月に山下が卒業するまで、12人中11人が約8年活動を共にするなど、結束力が高い期でもある。
また3期生加入後は、CDシングル100万枚超え、東京ドーム公演開催、日本レコード大賞受賞など、グループとしてトップに君臨するようになった。選抜外のアンダーメンバーも増えてきたが、アンダーライブの全国ツアーも大盛況で、総合力を培った。
2018年11月には、『坂道合同オーディション』の合格者から、11人が乃木坂46に4期生として加入することが発表された。その後、現在の乃木坂46エース格である遠藤さくら、賀喜遥香などが、公式ニュースで3~4人ずつ、3日間に分けて画像付きで初公開された。また、2020年2月配信の『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』では、研修生から昇格し、新たに加入する5人の4期生が紹介された。
この頃には、創世記を支えた人気初期メンバーの卒業が相次いだ。2020年にはついに白石もグループを卒業することになるが、その卒業シングル収録の4期生楽曲『I see…』が大ブレイクを果たす。4期生だけで音楽番組やフェス出演をするなど、グループ本体とは別稼働するなどした。コロナ禍という難しいタイミングだったが、世代交代が一段と加速し、逆境を乗り切った時期でもあった。
2022年2月には、国内グループ単独オーディション史上最多の8万7852人の応募の中から、5期生として11人が加入した。初披露は『乃木坂配信中』で、毎日1人ずつ短い動画が公開された。これはほぼ現在の6期生紹介と同じ形だ。1人目に公開されたのは井上和で、完成された美少女として世間を驚かせた。井上はすでに2回表題曲センターを務め、グループの中心となりつつある。また、池田瑛紗、五百城茉央、副キャプテンとなった菅原咲月など個性的なタレント揃いだ。
乃木坂46は2023年に1・2期生全員が卒業し、3~5期生のみの新体制となったが、10年連続紅白に出場するなど、世代交代を成功させ、トップグループであり続けている。その理由はやはり、2期生・堀を皮切りに、新しい期からなるべく早い段階で、表題曲センターや選抜・フロントに抜擢し、成長と競争を促してきたからだろう。
新センターの周りのポジションは人気先輩メンバーが務め、常に安定感をもたらす。そして、その人気先輩メンバーも乃木坂46に愛着を持って、次世代がしっかり中心メンバーに育ってから卒業していくケースが多い。また、各期の応募者の母数が圧倒的に多いことも、乃木坂46に途切れることなくグループの顔となるようなメンバーが加入し続ける結果に繋がっている。
前述の通り、6期生の紹介動画の解禁も始まっており、それぞれ数十万~100万超えの再生数で大きな注目の的となっている。まもなく与田が卒業を控えているが、今後も3期生を先頭に、4~6期の豊かな顔ぶれで、まだまだガールズグループ界を牽引していきそうだ。
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