ジュニア90人、全曲ユニットシャッフルで個性放つ マンション・球体フライング・ブレイキン…伝統継承した演出多数【SHOWbiz 2025】
2025.01.06 04:00
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HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、Lil かんさい、少年忍者、Go!Go!kidsら東西ジュニア総勢90人が出演する「SHOWbiz 2025」が、東京・有明アリーナにて開幕。ここでは、公演初日となった1月5日の様子をレポートする。<※一部楽曲・演出ネタバレあり>
「SHOWbiz 2025」
同公演は、有明アリーナにて1月5日~13日の全13公演で、計19万人を動員予定。JJAZZ、Hip Hop、Future、Universe、Rock&Dance、Sports、Japaneseなど、それぞれの個性弾けるエネルギッシュな演出の数々が見られる。今回は、所属しているグループでの歌唱は無く「SHOWbiz」のために作られたオリジナルの組み合わせでパフォーマンス。ジュニア1人1人がそれぞれの場所で最大限の魅力を放った。ジュニア、噴水上がる中央ステージから登場
冒頭「踊りたい 歌いたい みんなに会いたい この『SHOWbiz』の舞台で」という言葉がスクリーンに映し出され、出演者90人の名が連なる。白幕の裏にいたはずのジュニアたちが中央ステージから登場し、大きな噴水がふき上がる中、真っ白なタキシードを着用したジュニアたちが登場すると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。次に、美 少年・浮所飛貴の「僕たちが今できる、最高のパフォーマンスをお見せします!」という声を皮切りに、受け継がれる人気楽曲「NOT ENOUGH」がスタート。1人1人がカメラに抜かれるたびに黄色い歓声が飛び交った。また、東西ジュニアの交流も魅力の1つ。Lil かんさいの西村拓哉と美 少年の那須雄登が肩を組みながら同じパートを歌うなど、例年の帝国劇場公演では見られない珍しい組み合わせもあった。ファンの方を向き手拍子をしながら中央ステージからメインステージへ移動。間奏ではクラップも呼びかけ、会場を1つにした。
「See You Again…!」(少年隊)では、天井からカラフルなバルーンが降り注ぎ、ステージを華やかに彩る。少年忍者の織山尚大は「あけましておめでとうございます!去年の辛いことは全部忘れて、2025年も新しい未来に向かって、思いっきり楽しんでいきましょう!」と力強く呼びかけた。
新年の挨拶として、美 少年の岩崎大昇(※「崎」は正式には「たつさき」)は「この舞台で年が明けてからすぐ皆さんにお会いできることをとても嬉しく思います」と伝え、7 MEN 侍の菅田琳寧は「『SHOWbiz』の世界を、僕たちと皆さんにも伝えていきたい。それを1人でも多くの人に楽しんでもらえるように、着席での開催となりました」と説明。少年忍者の川崎皇輝(※「崎」は正式には「たつさき」)は「先輩方が残した多くの名曲を、いつもとは違ったテイストでお見せしたいと思います」と同公演への想いを語った。
ジュニア、継承を感じさせるダンスも
「STARTO ENTERTAINMENT」らしさが随所に詰め込まれていた同公演。「It’s SHOWBIZ!!」(少年隊)では、赤のライトアップの中でセクシーにダンスを披露し、曲後半では白の衣装から赤のジャケットと黒のパンツ衣装に早着替え。そのほか、白いポールをくぐりながらのダンスや、ステッキ・椅子を用いたパフォーマンスなど、数々の先輩たちがしてきた要素も残しつつ、オリジナリティも交えた演出となっていた。「DIRTY, SEXY, NIGHT」(KAT-TUN)では、ジャケットを肩にかけたり帽子を使ったりと、近藤真彦の「アンダルシアに憧れて」を彷彿とさせるような色気漂うパフォーマンスとなった。また、SixTONESの「こっから」、King & Princeの「ichiban」など、人気曲も披露。パフォーマンスへの熱量はそのままに、曲調にアレンジを加えたり、ダンスも本家のものとオリジナルの両方を交えたりと、楽曲・先輩へのリスペクトが感じられた。
次世代ジュニア、フレッシュなパフォーマンス披露
次世代ジュニアのパフォーマンスも見どころに。真虎、佐野斗真、岩崎楓士、染谷樹、馬場律樹は「PIKA☆NCHI」(嵐)をロックに披露。ラップパートも見事に歌い上げた。「空のスクリーン -rainbow in my soul-」(タッキー&翼)では、阿達慶と千井野空翔の通称“あだちいの”が背中合わせで爽やかに歌唱。竹村実悟は華麗にアクロバットを決めるなど、個性際立つパフォーマンスで観客にアピールしてみせた。MCコーナーでは次世代ジュニアを紹介。憧れの先輩について、真虎は中村嶺亜(7 MEN 侍)、佐野は永瀬廉(King & Prince)、アンダーソンフェニックスは岩崎大昇と回答。岩崎は名前を呼ばれるとは思わなかったようで「嘘!」と驚き。HiHi Jetsの井上瑞稀が「どんなところが好きなの?」と問いかけると、真虎は「歌が上手いところです」と回答した。岩崎は「嬉しい…」と喜びを噛み締めるも「ちょっと待って、1個前の廉くんの話無くしてもいい?」と、永瀬から服を貰ったと自慢していたことを後悔した。井上は先ほどの会話を踏まえ、アンダーソンに「おめでとうございます、大昇から高級バッグ贈呈です!」と告げ、笑いを誘った。
バスケ・ブレイキン・球体フライング…冬帝劇の演出再び
後半では、冬の帝国劇場公演・恒例のコーナーも多数登場。「Girl is mine」(Kis-My-Ft2)では、白いベールが垂れ下がった中央ステージの中に、宙に浮かぶ球体が出現。HiHi Jetsの猪狩蒼弥・浮所・菅田・少年忍者の檜山光成と長瀬結星が球体に乗り、フライングを披露した。バンドコーナーでは、7 MEN 侍の今野大輝がソロギターで盛り上げると、後ろからバンドメンバーが登場。同グループの矢花黎がベース、少年忍者の川崎星輝(※「崎」は正式には「たつさき」)がドラム、同グループの青木滉平がピアノ、瀧陽次朗がギター、稲葉通陽がバイオリンを担当し、会場を盛り上げた。バスケコーナーでは連続シュートに挑戦し、ラストはHiHi Jetsの作間龍斗が見事ゴール。そしてブレイキンではバク宙や組技をこなし、最後にはせり上がった中央ステージからバク転を披露。熱いステージに観客からは歓声と拍手が贈られた。
有明アリーナでも登場“ジュニアマンション”
クライマックス「ALL STARS IsLAND」と題したコーナーでは、メインステージに巨大な竜が。スタンド客席内には赤いライトに照らされた囲いが登場し、その中でジュニアがダンス。有明アリーナを360度埋め尽くす「ジュニアマンション」が現れた。続く楽曲「SUMMARY」では、ジュニアたちが客降り。井上が「近くにいたらハイタッチもしていただいて」と述べていたように、ハイタッチやファンサービスでファンと交流し、ステージとの距離を感じさせない演出となっていた。そして、「プリマヴェラ~灼熱の女神~」(少年隊)では、全ジュニアがメインステージに集合。スパークラーが打ち上がる中、一糸乱れぬユニゾンダンスを魅せ観客を釘付けに。紙吹雪が吹き上がる中、初日公演は幕を下ろした。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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