卒業発表のAKB48柏木由紀“17年間で初の1位”に感極まる ドレス衣装に「もう卒業みたいじゃない?」
2023.10.22 10:46
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AKB48が20日から22日にかけて東京・日本武道館にて『MXまつり AKB48 62ndシングル「アイドルなんかじゃなかったら」発売記念コンサート』3公演を開催。2日目となる21日には、AKB48史上初となる劇場公演曲限定でのリクエストアワー『劇場公演曲リクエストアワーセットリストベスト30』が実施された。
柏木由紀、自身の卒業がニュース速報に「それってもう国レベルだよね?」
冒頭のMCでは、20日に卒業を発表した柏木が「なんかLINEニュースの速報みたいな通知が来たらしくて…それってもう国レベルだよね?」と回顧。「こんなに長くいたら卒業発表しただけでそんなことになるんだと思いました」と反響を振り返り、会場の笑いを誘った。柏木由紀、卒業前最後の“リクアワ”で1位獲得 白いドレス姿に「もう卒業みたいじゃない?」
その後、1曲ごとに歓声が大きくなる中、“リクアワ”もいよいよクライマックス。3位となったのはチームA 7th Stage『M.T.に捧ぐ』公演の楽曲『She’s gone』。オリジナルメンバーである佐々木優佳里、谷口めぐと本田仁美、村山彩希が椅子を使ったダンスパフォーマンスと妖艶な表情で魅せた。続く2位はチームA 3rd Stage『誰かのために』公演の楽曲『誕生日の夜』。意外な楽曲の2位ランクインにファンからも驚きの声があがり、向井地美音は「昔の劇場公演曲なんですけど、第2位ですよ、みなさん!びっくりですよねー!」と驚愕。小栗有以は「誰が入れてくださったんだろう」と首を傾げた。
そして、栄えある1位に輝いたのは、柏木のソロ曲『夜風の仕業』。柏木は喜びを噛み締めながら歌い上げ、“リクアワ”の歴史に新たな1ページを刻んだ。卒業前最後の“リクアワ”で自身のソロ曲が1位獲得という感動的な幕切れに、柏木も感極まった様子で「AKB48に入って初めていただいたソロ曲で、13年間大切に歌ってきた曲なんですけど、17年間のAKB48人生で総選挙とか他にもいっぱい順位がつくような場面があった中で、本当の本当に初めてファンのみなさんのおかげで1位という順位をいただけて感謝しています!ありがとうございます」と感謝を伝えると、大きな祝福の声が飛び交った。
また、白いドレス衣装に「もう卒業みたいじゃない?ちゃっかり花冠まで乗せちゃってなんか申し訳ない」と自らツッコミを入れると、向井地は「より一層(卒業コンサートを行う)3月のことを想像して泣けちゃいました」と少し寂しげに呟いた。
AKB48劇場、16人公演復活 “約7年ぶり”秋元康プロデュースの新公演
本編の最後では、向井地が“リクアワ”を振り返り「普段テレビとかメジャーな場所で歌うわけではない、劇場で毎日私たちが歌い繋いでいる曲を1個1個愛していただいて、この子がこの曲を歌っているのがいいねっていう風に思ってくださって、それを理解して投票してくださったみなさんがいたからこそ、今日の30曲も素晴らしい順位になったと思います」とコメント。「これからも劇場公演を大切に歌い繋いでいきたいと思います!」と誓った。するとここでスクリーンに「お知らせ」の文字が。“リクアワ”のランキング発表風に、AKB48劇場オープン18周年を迎える12月8日より16人公演が復活すること、AKB48劇場にてチームA・7th Stage『M.T.に捧ぐ』公演以来 約7年ぶりに秋元康氏プロデュースによる新公演がスタートすることがサプライズ発表された。
向井地が「本当に嬉しいお知らせなんですけど、『M.T.に捧ぐ』公演以来約7年ぶりとなる秋元康先生書き下ろしの完全オリジナル新公演です!」と発表すると、新公演を待ち望んでいたファンから盛大な拍手と歓声が沸き起こった。
現役メンバーのうちほぼ全員が初めて臨む新オリジナル公演。小栗は「私も初めてです!新体制になってチーム制はなくなってしまったんですけど、18周年をきっかけに秋元康さん書き下ろしの楽曲をいただけるということで、これから20周年とその先を繋いでいけるように、みんなで気持ちを一つにして頑張っていきたいと思います!みなさん楽しみにしててください!」とファンにメッセージを送り、本編を締めくくった。
「知ったかぶりのその下に」も初披露
アンコールでは、62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』にカップリング収録される『In any way』(Official Shop盤収録)、『君は僕を覚えてるかな?』(TYPE-C収録)、『知ったかぶりのその下に』(共通カップリング収録)をファンの前で初披露。『知ったかぶりのその下に』でセンターを務める18期研究生の新井彩永は「初センターの曲を日本武道館という素敵なステージで披露させていただけてとても嬉しいです!」と声を弾ませた。そしてラストは最新曲『アイドルなんかじゃなかったら』を披露。柏木のAKB48人生“初”の1位獲得、約7年ぶりの新公演実施の発表に会場の熱気が冷めやらぬまま、2023年の“リクアワ”は終幕となった。(modelpress編集部)
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