ジャニーズWEST『ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-』東京公演(提供写真)

ジャニーズWEST、初東京ドーム公演「立ちたくて、立ちたくて、たまらんかった」<ライブレポ>

2022.08.11 09:48

8月10日、ジャニーズWESTが初ドームツアーのファイナルの地・東京で『ジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-』(読み:ジャニーズウエスト ファーストドームツアー ニセンニジュウニ トゥービーカンサイカラー トベカンサイカラ)公演を行った。


ジャニーズWEST、念願の東京ドーム公演

ツアータイトルは、“関西色に染める”という意味とともに、“関西出身のグループとして誇りを持って翔んでいく”との思いを込めたダブルミーニング。京セラドーム大阪から始まったツアーは、まさに関西から高く翔び立ち、バンテリンドーム ナゴヤ、東京ドームへと繋げてきた。

グループ初公演となる東京ドームは、彼らがずっと目指してきた場所。7人の夢がかなう瞬間を見届けようと、ドームの隅から隅までを観客が埋め尽くす。ステージのはるか頭上、ゴンドラに乗った7人が会場に姿を現すと、重岡大毅の「さぁいこうぜー」という叫びに応えるように虹色のペンライトが大きく揺れ、会場に熱気が充満した。

そして、セカンドシングル『ジパング・おおきに大作戦/夢を抱きしめて』カップリング曲『for now and forever』でライブは幕を開けた。この曲はまだ見ぬ未来を思い描き、ファンと同じ思いで、同じ夢を追いかける思いを歌った楽曲。7人とファンが、歌詞にもある“同じ場所(ドームツアー)”で歌うという感動的なシーンが実現した。小瀧望が「俺たちの夢とあこがれがパンパンに詰まった東京ドーム。立ちたくて、立ちたくて、たまらんかった東京ドーム。熱くいこう!」と客席に呼びかけると、『Big Shot!!』、『one chance』など勢いある楽曲で畳みかけ、オープニングを盛り上げた。

『W trouble』は、ライブ演出を担当した藤井流星が特別な思いでセレクトした楽曲だ。2年前、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、無観客ライブとなった『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2020 W trouble』。直接目にすることができなかったファンへ、当時のアルバムコンセプトを彷彿させる映像と共にリード曲を届けた。また、2022年3月20日~6月12日にかけて行われた『ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice』で見せた、今のジャニーズWESTらしいポップな世界観も踏襲しながら、BEST OF ジャニーズWESTとも言うべきセットリストを作り上げた。

ジャニーズWEST、最新シングル「星の雨」で観客を異世界へ

メンバーの多彩な力もライブに彩りを添える。手話を取り入れたキャッチーな『微笑み一つ咲かせましょう』の振りつけは、神山智洋が担当。会場中が一体となって踊り、ドームにやさしい空気が流れた。神山と藤井がW主演を務めたドラマ『正しいロックバンドの作り方』のインスパイアソングとして作られた『ANS』(作詞:神山智洋・藤井流星 作曲:神山智洋)も披露。東京ドーム公演には後輩のAぇ! groupが駆けつけ、バックバンドで参加。音を通して先輩、後輩が競演するというスペシャルな1曲に、会場中が沸いた。また、重岡が「ドームでどうしてもやりたかった」という自身作詞・作曲の『間違っちゃいない。』では、これまでの自分たちの軌跡を抱きしめるように歌う、メンバーの熱い思いが滲みる歌声が観客の心を揺さぶった。

そして、東京公演前日に、自己最高の初週売上を達成した最新シングル『星の雨』では、ドームの天井にレーザーで星空を映し出し、観客を異世界へ誘う。幻想的な世界の中、切なくも強さを感じる歌詞と、美しいメロディを感情たっぷりに歌い上げるメンバーの声がドームに響き渡った。

ライブ終盤にはアーティストとして着実に経験を積み、幅を広げてきたジャニーズWESTの現在地とも言える、EDMとバンドという2つの柱で畳みかける。『PARTY MANIACS』『PUSH』など4つ打ちの重低音が効いたクールなEDM曲では炎の特効の中、ガシガシとワイルドに踊り歌う。

ラストスパートは生バンドを背負い、『証拠』『ムーンライト』などを熱唱した。ありったけの思いを乗せて、気迫あふれる歌を届ける姿に呼応して、ドーム中のペンライトが激しく揺れる。全員が全員、“この人にしか歌えない”という歌声を持つのは彼らの武器と言えるだろう。まさに「歌う理由はひとつだ。あなたの心の支えになりたい」という重岡の言葉のとおり、観客の心に届けとばかりに熱く歌い上げた。

ラストは、デビュー曲『ええじゃないか』。和太鼓のパフォーマンスを取り入れた、お祭り感満載の演出で、無数の花火とともにジャニーズWESTらしい底抜けに明るく前向きなイブを終えた。(modelpress編集部)
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