GENERATIONSらJr.EXILE世代が活躍 「BATTLE OF TOKYO」始動で新たな歴史の幕開け【2019年末特集】

Jr.EXILE世代の新プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」始動

Jr.EXILEは、来年デビュー20周年を迎えるEXILEに憧れてダンスを始めた世代の総称。多くのメンバーが、LDHの展開する総合エンタテインメントスクール「EXPG STUDIO」の出身で、幼い頃からEXILEのエンタテインメトを学び、EXILEの想いを継承する新世代アーティスト。4月には、Jr.EXILE世代による新たな総合エンタテインメント・プロジェクト「BATTLE OF TOKYO」が始動した。

それぞれの組み合わせによる楽曲を制作し、7月3日には4組によるアルバムをリリース。翌日の7月4日からは、千葉・幕張メッセで“総当りコラボバトル”という形式の新感覚ライブ「BATTLE OF TOKYO ～ENTER THE Jr.EXILE～」を4日間連続で開催し、Jr.EXILE世代による新たな歴史の幕が開けた。

紅白初出場で勢い増すGENERATIONS

Jr.EXILE世代の筆頭となるのが、GENERATIONS（片寄涼太、数原龍友、白濱亜嵐、小森隼、佐野玲於、関口メンディー、中務裕太）。先に触れたが、グループの目標のひとつとして掲げてきた「NHK紅白歌合戦」に初出場することも決まり、初の5大ドームツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2019 “少年クロニクル”」を開催するなど、今年はステップアップの年に。

個人活動もより活発化し、片寄は話題となったドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」（日本テレビ系）に出演、2018年から始動したプリンスバトルプロジェクト「PRINCE OF LEGEND」の劇場版が公開、アニメーション映画「きみと、波にのれたら」で声優初挑戦と年間を通して活躍。

さらに、12月に公開となった橋本環奈とW主演を務める映画「午前0時、キスしに来てよ」では、“王子キャラ”を存分に活かし国民的スター役を好演。2020年は、1月17日スタートの新ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」（TBS系）に出演することが決定し、同作では自身初の医療ドラマで研修医役を演じる。

「PRINCE OF LEGEND」には、佐野・メンディーも参加。ほかにも佐野はEXILE HIRO、SSFF＆ASIA・代表の別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出されたシネマファイターズプロジェクトの第三弾であるオムニバス映画「その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-」でも存在感を発揮。

メンディーは特撮番組「ひみつ×戦士 ファントミラージュ！」（テレビ東京系）やドラマ「モトカレマニア」（フジテレビ系）に出演し、「モトカレマニア」では王道の胸キュンシーンも披露。かねてより「学園もののキラキラ映画に出る」ことが夢だと公言しており、学園ものや映画ではななかったもののラブストーリーへの出演が実現した。

中務、小森は「HiGH＆LOW」シリーズと不良漫画の金字塔「クローズ」「WORST」（原作・高橋ヒロシ※「高」は正式には「はしごだか」）がコラボレーションした映画「HiGH＆LOW THE WORST」で俳優デビュー。

グループ内で最も俳優としての活動歴が長い白濱は、「小説王」（フジテレビ系）、「貴族誕生　-PRINCE OF LEGEND-」（日本テレビ系）に主演。「貴族誕生」は「PRINCE OF LEGEND」の続編で、2020年3月13日公開の映画「貴族降臨－PRINCE OF LEGEND－」では、前作で“王子”を演じた片寄らと“伝説”の称号を巡ってバトルを繰り広げる。

そして、数原は「HiGH＆LOW THE WORST」の劇中歌で自身初のソロバラード曲「Nostalgie」を発表。優しく心に響く曲調とその美声で映画を彩った。

結成5周年迎え“進化”THE RAMPAGE

2017年にメジャーデビューしたTHE RAMPAGE（RIKU、川村壱馬、吉野北人、LIKIYA、陣、神谷健太、与那嶺瑠唯、山本彰吾、岩谷翔吾、浦川翔平、藤原樹、武知海青、長谷川慎、龍、鈴木昂秀、後藤拓磨）は、9月に結成5周年を迎えますます進化。

2019年はイベント「【HiGH＆LOW THE WORST】VS【THE RAMPAGE from EXILE TRIBE】完成披露試写会＆PREMIUM LIVE SHOW」のほか、2月から5月にかけ自身初のアリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2019“THROW YA FIST”」を開催し、アリーナツアーでは13会場28公演で全24万人を動員。また、10月には2ndアルバム「THE RIOT」をリリースした。

個人活動として今年目立ったのは、「PRINCE OF LEGEND」「HiGH＆LOW THE WORST」に出演した川村と吉野。特に「HiGH＆LOW THE WORST」では中心的な役どころを演じ、俳優として今後のさらなる可能性を示した。

12月31日放送の「SASUKE2019大晦日」（TBS系）に陣、浦川、武知の3人が出場することも発表済み。5月にメンバー全員が個人のInstagramを開設するなど、各方面でファンを楽しませている。

初のホールツアー開催のFANTASTICS

FANTASTICS（世界、佐藤大樹、澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人、八木勇征、中島颯太）は、「GirlsAward 2019 SPRING／SUMMER」をはじめイベントに多数出演したほか、自身初のホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」を開催。

俳優としては佐藤が出演ラッシュの1年に。福原遥とW主演を務めた映画「4月の君、スピカ。」が公開、増田俊樹とW主演と務めた舞台「錆色のアーマ」の新作「『錆色のアーマ』-繋ぐ−」が上演、オムニバス映画「その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-」に出演…と経験を積んだ。

2020年には25歳の誕生日を迎える1月25日にファースト写真集「STEP BY STEP」を発売、橋本環奈とW主演を務める映画「小説の神様」（2020年5月22日公開）の公開も控えている。

2019年デビューのBALLISTIK BOYZ

2019年5月22日、アルバム「BALLISTIK BOYZ」でメジャーデビューを果たしたBALLISTIK BOYZ（日高竜太（※「高」は正式には「はしごだか」）、加納嘉将、海沼流星、深堀未来、奥田力也、松井利樹、砂田将宏）。

2018年4月に結成された彼らは、ダンス、ボーカル、MCで構成され、メンバー7人全員がマイクを持つEXILE TRIBE史上初の7マイク・フリースタイルグループ。

深堀・奥田・砂田はニューヨークで3年間に渡り実力を磨いた経験があり、海沼は日本とブラジルのハーフでポルトガル語がネイティブという国際派。国内に留まらず、海外展開を視野に、リアルな音楽、ライブパフォーマンスで活動の場を広げていく「心技体」三位一体を兼ね備えた実力派グループで、全国を回る「武者修行」を行い、そのファイナル公演でメジャーデビューが発表された。

デビューアルバムにも収録された「テンハネ-1000％-」は、メジャーデビュー前にも関わらずドラマ「小説王」の主題歌に起用。年間の優れたミュージックビデオを表彰する音楽アワード「MTV VMAJ 2019 -THE LIVE-」では、今後躍進が期待されるアーティストに贈られる賞「Rising Star Award」を受賞するなど、華々しいデビュー年となった。

「LDH PERFECT YEAR 2020」も全力疾走

LDH、6年に一度の総合エンタテインメントの祭典「LDH PERFECT YEAR」となる2020年。

GENERATIONSはドームツアー「GENERATIONS PERFECT LIVE 2012→2020」を開催、 THE RAMPAGEは1月15日にシングル「FULLMETAL TRIGGER」をリリース・アリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 “RMPG”」を開催、FANTASTICSは2月12日にファーストアルバム「FANTASTIC 9」をリリース・アリーナツアー「FANTASTICS LIVE TOUR 2020 “FNT”」を開催、BALLISTIK BOYZは初ツアー「BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020“BBZ”」を開催…とそれぞれ“PERFECT YEAR”を盛り上げる。

このほか、福岡ヤフオク！ドームで開催されるLDHによる初カウントダウンライブ「LDH PERFECT YEAR 2020 COUNTDOWN LIVE 2019→2020 “RISING”」にはTHE RAMPAGE・FANTASTICS・BALLISTIK BOYZが出演、2月5日からはJr.EXILE世代も多数参加する朗読劇「BOOK ACT」がスタートする。

2020年にも「BATTLE OF TOKYO」のライブが開催されることが発表されており、Jr.EXILE世代の勢いはまだまだ増していきそうだ。（modelpress編集部）