AKB48渡辺麻友、涙雨のなか全力疾走 “21世紀王道アイドルの象徴”ラストMV<新曲「11月のアンクレット」&卒業曲MV・アー写・ジャケ写>
2017.10.30 04:34
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AKB48の記念すべき50枚目のシングル『11月のアンクレット』(11月22日発売)のMV・アートワークと、カップリングに収録される卒業曲『サヨナラで終わるわけじゃない』の詳細が30日、公開された。
目次
11年間、AKB48の王道アイドルの象徴として輝き続けた渡辺。表題曲『11 月のアンクレット』MVは普段の彼女があまり見せることのない本来の天真爛漫な姿を、ソロ歌唱の卒業曲『サヨナラで終わるわけじゃない』では純情可憐な一面を切り取った。
「11月のアンクレット」MV
9月中旬、台風接近にともない、優れない天気での『11月のアンクレット』MVの撮影となった。この不思議な世界観のなかで平野文子監督のフィルターを通した渡辺の一側面、彼女の天真爛漫さが表現されている。王道アイドルの道を歩んできた彼女の可愛らしさが120%溢れている。ラストシーンは土砂降りのなか、メンバーが全力疾走。先頭の渡辺を追いかけるそれぞれのメンバー。まさに多くの苦難をメンバーとともに乗り越えながら AKB48グループを牽引してきた渡辺を象徴するラストシーンとなっている。
平野監督がこれまで手掛けてきた作品のファンだったという渡辺は「そんな平野さんにMVを撮っていただけることになり卒業祝いを頂いたみたいでとても嬉しかったです」とコメント。「メンバーもみな、透明感がありすごく綺麗で、儚くて、とにかく全体的な世界観が素敵でとても気に入っています」とアピールしている。
ジャケットも同時に公開され、通常盤はメンバーの眼差しが印象的な、初回盤はアートワーク同様、それぞれカラータイツのメンバーがポーズをとっている。
卒業曲は高橋栄樹監督
由緒正しき洋館にて撮影された、渡辺卒業ソング『サヨナラで終わるわけじゃない』MV。箱庭的な世界観のなかで生きてきた少女は、大人へと成長した。過去の自分を捨て、外の世界に旅立つという、まさに渡辺の成長記録を表現したMV。顔つき、仕草など、凛とした渡辺のもつ素晴らしい才能を十二分に引き出し、調度品や小道具などもアンティークにこだわるという、これまで幾多のAKB48のMVを撮影してきた高橋栄樹監督による渡辺への愛情がうかがえる。高橋監督は「彼女の持つ由緒正しさを表現するために、MVの撮影場所や小道具など全てを歴史ある本物で揃えました。テーマは『ゴシックホラー』です。古城や屋敷に潜む亡霊やドラキュラなどの物語を多く描いた、60年代のイタリアやイギリスの怪奇映画を参考にしました」と説明し、「後半に驚きの展開があるので、ぜひ最後までご覧ください」とアピール。
高橋監督を指名したという渡辺は「AKB48としての私の最後のミュージック・ビデオ撮影となりました。まだ『最後』という実感が無く、不思議な気持ちです。リリースの度にMV撮影に参加してきましたが、それが無くなって、ふと気づくときに『あーもうAKBじゃなくなったんだなぁ』と実感するのだろうと思います、寂しいです」と語っている。
渡辺麻友、31日に卒業コンサート
渡辺は28日に名古屋・ナゴヤドームにて最後の全国握手会に参加。31日にさいたまスーパーアリーナにて「渡辺麻友 卒業コンサート ~みんなの夢が叶いますように~」が開催される。AKB48劇場での卒業公演は日程未定。(modelpress編集部)
「11月のアンクレット」MV 監督 平野文子氏コメント
まゆゆの卒業曲になるので、まゆゆのもつ外側のかわいらしさはもちろん内側が少しでも垣間見えるものにしようと思いました。会ってみて、本当にシャイな子だということがわかりました。アーティストってちょっとシャイな方がおもしろいと思っています。シャイだからしゃべりすぎる人もいれば、逆に静かに笑っているタイプもいる。まゆゆは後者ですね。今回彼女を撮らせて頂いて思ったのは、アイドルを卒業して色んな殻を破って、これからどんどん本当の彼女が出てくるんだろうなということです。それがとても楽しみです。このMVで新しい表情の彼女がちょっとでもファンのみんなに届いていたら幸せです。台風の最中、土砂降りの雨の中、笑いながら走ってくれた皆にこの先の人生に虹色の素晴らしい事が待ってるようにって願っています。「サヨナラで終わるわけじゃない」MV 監督 高橋栄樹 コメント
渡辺麻友さんの卒業はAKB48からの卒業だけでなく、戦前から続く少女歌劇史の一つの大きな節目でもあると思っています。彼女の持つ由緒正しさを表現するために、MVの撮影場所や小道具など全てを歴史ある本物で揃えました。テーマは「ゴシックホラー」です。古城や屋敷に潜む亡霊やドラキュラなどの物語を多く描いた、60年代のイタリアやイギリスの怪奇映画を参考にしました。卒業MV としてはかなり大胆ですが、一つの終わりと再生を渡辺さんの品格とともに描く設定としては、これ以上のものはないと思っています。撮影は1カットずつゆっくりと丁寧に行われ、特にライティングはきめ細かいものとなっています。後半に驚きの展開があるので、ぜひ最後までご覧ください。怖くはないです(笑)。渡辺麻友コメント
・「11月のアンクレット」今作を手がけていただいたのはAKB48グループを初めて撮影・監督された平野文子さんです。実は、平野さんがこれまで手がけてこられた作品のどれもが大好きで尊敬するアート・ディレクターさんでした。そんな平野さんにMVを撮っていただけることになり卒業祝いを頂いたみたいでとても嬉しかったです。この曲で私は卒業にはなりますが、しんみりというよりも意外に楽しく、雨すらも楽しんで撮影にのぞめました。前作の「#好きなんだ」は王道アイドルミュージック・ビデオでしたが、今作は打って変わってアーティスティックな世界観に仕上がっています。メンバーもみな、透明感がありすごく綺麗で、儚くて、とにかく全体的な世界観が素敵でとても気に入っています。
・「サヨナラで終わるわけじゃない」
AKB48としての私の最後のミュージック・ビデオ撮影となりました。まだ「最後」という実感が無く、不思議な気持ちです。
リリースの度にMV撮影に参加してきましたが、それが無くなって、ふと気づくときに「あーもうAKBじゃなくなったんだなぁ」と実感するのだろうと思います、寂しいです。「監督は誰が良いか?」と尋ねられた際、「高橋栄樹さんを是非」とお願いをしました。多くのメンバーが卒業曲を高橋栄樹さんに撮っていただいていて、私自身も参加した作品の多くも高橋栄樹さんだったので、長年の信頼関係と言いますか、安心感がありました。とても良い作品になったと思います。
「11月のアンクレット」選抜メンバー
入山杏奈、岡田奈々、岡部麟、荻野由佳、小栗有以、小畑優奈、柏木由紀、加藤玲奈、北原里英、小嶋真子、兒玉遥、指原莉乃、白間美瑠、須田亜香里、高橋朱里、瀧野由美子、田中美久、中井りか、松岡はな、峯岸みなみ、宮脇咲良、向井地美音、山本彩加、山本彩、松井珠理奈、横山由依、吉田朱里、渡辺麻友
【Not Sponsored 記事】
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