浜崎あゆみ“聖地”ライブにピリオド 号泣で「最後のステージ作れたことに感謝」<セットリスト>
2017.01.02 09:16
views
アーティストの浜崎あゆみが12月29日~31日の3日間、東京・国立代々木競技場第一体育館にてカウントダウンライブayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2016-2017 A 『Just the beginning -20-』を開催。今回のライブは、モデルプレスが約一ヶ月間、リハーサルから本番まで密着取材を敢行してきた。会場の国立競技場第一体育館は、今年オリンピック前の改修工事に入るため、年末恒例の“聖地”代々木でのカウントダウンライブが、今回で1つのピリオドを打った。
フライングパフォーマンスからスタート
会場中にayuコールが鳴り響く中、VTRでこれまでの16年間分をまとめた“聖地”でのカウントダウンライブ映像が流れ始める。その後、中央ステージの空中を使ったフライングパフォーマンスを披露しながらの登場。煌びやかなスパンコールが施された黒いミニドレスを纏ったayuが1曲目に選んだのはこれまでライブで1度も披露されたことのない唯一の曲「kanariya」だった。可憐で儚いパフォーマンスで、すぐさまファンを魅了していった。この「kanariya」を、このタイミングで1曲目に選んだ理由がこの歌詞に隠されているとしたら…そう思うとなんとも言えない気持ちになるだろう。
2曲目では、会場の4つ角からダンサーも登場。「Last angel」で盛り上げた勢いのまま、「Fly high」へ。さらに会場を盛り上げ、サビではファンと一緒にフリを踊りながら歌う一幕も。続いて「UNITE!」では、キレキレのダンスを披露しアップテンポナンバーで熱狂させた。
王道な楽曲の数々
これまでのライブより、花道もステージも増えている豪華セットを設置した今回。1998年4月に発売されたデビュー曲「poker face」から始まるメドレーでは、ピンクのコートドレスでスタンドの中に設置されたステージから登場。間近にいるayuにファンの興奮が収まらない中、すぐさまドレスを脱ぎ捨て、チアダンスユニフォームに早着替え。そして「ANGEL’S SONG」で、PVのパロディ風のパフォーマンスを披露。可愛すぎるayuの姿にファンはメロメロだった。「Depend on you」「STEP you」など、当時の思い出が蘇るような名曲を続々と披露した。
名曲「M」ではウエディングドレス姿で、ロングベールを引っさげながら、しっとりと熱唱。「appears」「No way to say」と立て続けにバラード曲を披露し、会場を涙に包んだ。
ついにカウントダウンへ
オープニングとはまた違ったスパンコールとラインストーンのきらびやかなシルバーの衣装で登場したayu。カウントダウンへつながる前の1曲は「NEVER EVER」を披露。ステージ中央で1人スポットライトを浴びながら、時にはしゃがみ込み、感極まっている様子もみせた。そして、ついにカウントダウン。選んだ曲は「talkin’2 myself」だった。間奏でカウントダウンの為にスペシャルアレンジした音へ変わるとファンへ向けて「17年前の今日、私達はそれぞれの場所にいました。あの頃の自分に、今の自分はずっとずっと強く優しくなったよって伝えてあげて下さい」と話した。そして15秒前からファン&メンバーとともにカウントダウンをスタート。「2017年もよろしく!!!」と叫びながら“聖地”でのカウントダウンを噛み締めているようだった。
本編のラスト曲は「Voyage」。メインステージで再び一人スポットライトを浴び、圧倒的な高音を会場に響かせつつ、観客を魅了した。サビでは「あなた」の部分を「みんな(ファン)」と替えて歌うayuの想いにファンも涙を浮かべながら聞き入っていた。途中からダンサー&パフォーマンスも加わり、ayuに最後の華を添えた。「僕たちは幸せになるためこの旅路を行くんだ」そこにいる誰かの不安をかき消すように、強い気持ちをayuは歌ってくれていた。
アンコールではロングメドレー
アンコールは、今回のカウントダウンTシャツを着こなしたカジュアルスタイルで登場したayu。「TneShow Must Go On」から始まるなんと20分以上のロングメドレーを披露。「independent」「Trauma」などの懐かしのヒット曲からライブの定番「evolution」「Boys &Girls」などを笑顔で歌い、踊りながら会場中を駆け巡り、ファンと一体になっていた。
ラスト曲「Who...」
ラスト曲「Who...」のイントロが流れ始めると、一瞬会場が静寂に包まれる。ayuは「この3日間、なんだか上手に気持ちが整えられなくて、誰とも上手く話せないまま、ここまで着た気がしますが、今わかったことは、だから私は歌っているんだってことです。今日ここでみんなと最後のステージ作れたこと、本当に感謝しています」と、しみじみと自分での言葉でしっかりとファンに気持ちを伝えた。
サビ前、涙で歌えなくなるシーンも。ファンが声援を送ると、涙を堪えながらも“アーティスト浜崎あゆみ”として、しっかりとサビを歌い上げた。それでも、溢れる涙を隠すように顔を手で覆うも、最後まで涙は止まらず。会場全体が涙に包まれた瞬間だった。最後は、「2017年も私たち一座にたくさん会いに来てください」と前向きなメッセージを送った。
ayuらしいエンターテイメント性の高いライブで、年末恒例の“聖地”代々木でのカウントダウンライブに1つのピリオドを、そして17年連続という歴史を刻んだ。(modelpress編集部)
セットリスト
1.kanariya2.Last angel
3.Fly high
4.UNITE!
5.BAND INTRODUCTION
6.poker face ~ ANGEL'S SONG ~ Depend on you ~Beautiful Fighters ~ STEP you
7.Flying Medley
8.M
9.appears
10.No way to say
11.Because of You
12.NEVER EVER
13.talkin' 2 myself
14.Mirrorcle World
15.Voyage
アンコール
1.The Show Must Go On ~ Feel the love ~ You & Me ~ HONEY ~ everywhere nowhere ~ WE WISH ~independent ~ Trauma ~+ ~ Humming 7/4 ~evolution ~ SURREAL ~ Boys & Girls
2.Who...
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
【浜崎あゆみ独占インタビュー】“聖地”ラストライブへの思いを語る ファン&一座に伝えたいことは?モデルプレス
-
浜崎あゆみ、初の全体通しリハーサルでラストスパートへ【リハ密着レポpart.7】モデルプレス
-
浜崎あゆみ、体力の限界で挑んだ“たった1人”の通しリハーサル【リハ密着レポpart.6】モデルプレス
-
浜崎あゆみ、リハで見せた強い絆 ダンサーからは感謝の言葉「ayuを極限まで輝かせる」「華を添えられたら」【リハ密着レポpart.5】モデルプレス
-
浜崎あゆみ、何度も何度もトライ・仲間をフォロー…緊迫感のあるフライングリハ【リハ密着レポpart.4】モデルプレス
-
【フォトギャラリー】浜崎あゆみ、カウントダウンライブリハーサルに密着モデルプレス
「音楽」カテゴリーの最新記事
-
BE:FIRST、アジア・ヨーロッパ・北米の15都市を回る自身初のワールドツアー『BE:FIRST World Tour 2025 -Who is BE:FIRST?-』開催を発表。【メンバーコメント】WWS channel
-
GENIC、新曲「IT'S SHOWTIME」MV公開!90年代を彷彿させるJ-POPサウンドに注目!WWS channel
-
4都市9公演を回る全国4大ドームツアー開催中のBE:FIRST、2月3日(月)に最新曲「Spacecraft」の先行配信が決定!WWS channel
-
乃木坂46「12th YEAR BIRTHDAY LIVE」ティザー映像公開モデルプレス
-
Aぇ! group末澤誠也&正門良規、全国アリーナツアー前にファンへ呼びかけ「ほんまに自信あんねん」モデルプレス
-
SUPER★DRAGON グループ結成10周年へ全国ツアー開催!新曲発売も決定!WWS channel
-
Snow Man、1stスタジアムライブ発表 国立競技場&日産スタジアム 目黒蓮「僕たちとしても新しい景色を見れる場になる」WEBザテレビジョン
-
Snow Man、スタジアムライブ決定 “STARTO社初”新国立競技場で有観客公演【Snow Man 1st Stadium Live~Snow World~】モデルプレス
-
KID PHENOMENON アルバム「PHENOMENON」収録リード曲「Party Over There」のミュージックビデオを公開!WWS channel