倖田來未、初の故郷凱旋ライブ「“京都に帰る”決心は時間がかかった」市長も見守る感動のステージ
2016.06.30 13:37
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初の全国47都道府県ツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2016 ~Best Single Collection~」を開催中の倖田來未が29日、ロームシアター京都にて、自身初となる故郷・京都凱旋公演を行った。
倖田來未「胸を張って帰る」という決心
デビューから約16年。多くのファンを魅了し、アーティストとして確固たる地位を築いた倖田だが、地元・京都に帰ることには、相当な勇気と覚悟が必要だったとステージで語る。「高校卒業まで京都で過ごし、上京した時のことがついこの間のように感じます。それからの歩みは決して平坦な道ではなかったからこそ、『胸を張って京都に帰る』という決心をつけるには時間がかかってしまいました」と胸の内を告白。続けて倖田は「16年目を迎えた今、“人への愛”を届けられる歌手になりたいと強く願った京都の普通の女の子が、やっと音楽でその思いを伝えられています。なにより、こうして京都の皆さんに温かく迎えてもらい、ようやく自信を持つことができました。誰でも新しいことをやる時には怖さも伴うと思います。それでも怖いと思うときほど飛び込んでほしい。つらい時こそ笑顔で立ち向かってほしい。そんなときに、倖田來未の音楽を通して皆の背中を押すことができるような、誰かの心に残る歌をこれからも届けていきたいと思います」と決意の凱旋公演を達成し、胸に抱いた素直なメッセージをファンに届けた。
倖田來未、京都を熱狂の渦に巻き込む圧巻のパフォーマンス
そんな故郷でのステージには、倖田と縁のある人々だけでなく、門川大作京都市長も来場。念願叶った喜びのパフォーマンスで、京都を熱狂の渦に巻き込んだ。16年前にリリースしたデビュー曲「TAKE BACK」はもちろん、「Moon Crying」「愛のうた」などヒット曲満載のアンコールを含む、全33曲を披露。
今回のステージのテーマは“Jukebox”。曲を聴いていた当時の記憶が色鮮やかに甦り、15年前から今に続く時間を、2時間半に凝縮させた極上のエンタテイメントライブで魅了。圧倒的な歌唱力、ヘルシーでしなやかなボディが繰り出すクールで激しいダンス、命綱なしの体を張った美しいエアリアルティシューなど、目の前で繰り広げられる圧巻のパフォーマンスで京都会場を魅了。
衣装の趣向もこれまでとは異なり大人の魅力を醸し出す黒を基調とした衣装から、女性が憧れる洗練されたシックなドレスまで、誰もが知る名曲にそっと花を添えるかのような衣装を披露。全てが絶妙に絡み合い、強い個性をもつシングル曲を見事に一つにまとめあげた倖田。
故郷・京都を揺り動かす感動のステージに、ファンは熱い感謝のコールを倖田へ贈った。
京都市長「最高のステージをありがとう」
門川市長は「今回自身ツアー初めての京都凱旋公演を拝見して、改めてアーティスト“倖田來未”を間近で感じることができました。完成したばかりのロームシアター京都で最高のステージを有難うございます。今後も“京都“を国内外に向けて発信していけるよう、ご一緒できるのを楽しみにしております」と温かな言葉を贈った。また公演前日には、歌手になることを夢見た彼女を支え、道しるべを作った中学の恩師とも再会を果たした倖田。これまでのツアーでも圧巻のパフォーマンスとエンタテインメントで観客を魅了してきた彼女だが、今回の京都での凱旋公演を経て、輝きはさらに増すはず。ツアーはまもなく後半戦。残り36公演、ファイナルは、彼女自身の誕生日でもある11月13日だ。(modelpress編集部)
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