「non-no」佐谷戸ミナが初挑戦「めっちゃモテる」恋愛をぶっちゃけ “癒やしの歌姫”丸本莉子と赤裸々トーク

佐谷戸は、新世代リアルボイス・シンガーソングライターとして注目を集める丸本の新曲『つなぐもの』で、ミュージックビデオに初出演し、初の主演に挑む。楽曲は、“言葉にしないと想いは伝わらないけれども、言葉にできない想いもある”という恋すればこその“不安”を歌ったラブソング。運命の糸を繫ぐ、目に見えないはずの赤い糸が見えてしまうストーリー仕立てのMVを、さりげなく、せつなく、みずみずしく演じている。

所属事務所が同じで、もともと親しい間柄でもあった『つなぐもの』を歌う丸本と、佐谷戸。その2人が“恋”をテーマにガールズトークを展開。2人の男前なキャラや思わぬ本音も飛び出した。

さすがモデルさん！の表現力

莉子：ミナちゃんおかげで、すごく素敵なミュージックビデオになって。曲はラブソングなんだけど、ミュージックビデオはもっともっと深い愛が表現されてるというか。大切な人と一緒に見てもらいたい作品になったなぁと。

ミナ：まさか、あんなに自分メインの映像になるとは思ってなくて。だいたいの設定は聞いてたんで、自分なりに人物像を解釈して自分のプライベートのような感じでやろうかなと。っていうか別の人を演じることは無理だから（笑）。

莉子：カメラが回ってるときって、あの…だいぶ、いつもとイメージが違うというか。さすがモデルさんだな、と。

ミナ：だいぶ包んで言ってくれてるよね（笑）。

莉子：バレた（笑）？いやでもミュージックビデオの撮影が初めてとは思えないくらい堂々としてて。あれは、さすがですよ～。本当にうまく曲を表現してくれてるなぁって思ったから。

「こういう気持ち、あるなぁ」の『つなぐもの』

ミナ：聴けば聴くほど「こういう気持ち、あるなぁ」と思って。

莉子：どの部分が？

ミナ：サビの部分とか。“信じると言ったはずなのに　ささいな事で不安になる”とか、超わかる。理屈じゃないんだよね。

莉子：そうそう。

ミナ：例えば「好き」みたいなポジティブなことは言えるけど、「不安なんだけど…」とかは言えない。

莉子：私はポジティブなことも言えないタイプ。「会いたい」とか言うと「えっ、また会うの？なんか重っ」って思われるかなって。

ミナ：そう自分で思い込んでるんじゃない？

莉子：そうかも。ミナちゃんはポジティブなことなら、重めの言葉でも言えるんでしょ？

ミナ：言えちゃう。「愛してる」「会いたい」は言える。だけど「寂しい」「会えなくて辛い」は言えないかな。

莉子：じゃ、「もしかして相手が冷めてる？」っていうときは？なんか自分の想いのほうが上なんじゃない？みたいなとき。

ミナ：あー、自分ばっか好き、みたいな。

莉子：そういうときもポジティブなこと、言える？

ミナ：そういうときは確認のために「好きだよ」って言ってみる。で、冷めてるなと思ったら、サーッとフェイドアウトする。

莉子：そこはサーッと。

ミナ：引く引く。恋愛に限らず、なんでもすぐ行動に移すほうだから。恋愛も、ダメかもって思うと、「もうヤメ！」って思っちゃう。

莉子：あんまり引きずらないほう？

ミナ：そんなこともないけど、半年や1年は、なんか気にしちゃうかも。莉子さんは？

莉子：引っ張るタイプ。1週間くらいは泣いてる。

ミナ：1週間って、短くない？

莉子：……短いか（笑）。

恋愛は初対面からの2ヵ月が勝負

ミナ：別れてから次に付き合うまでの間隔は、結構空けたほうがいいと思ってる。できたら恋愛の仕方を忘れるくらいまで空けるといいかなって。別れた→ちょっといいかも→付き合った→あ、ダメかも→別れた→ちょっといいかも、みたいになると、あんまりいい人に出会えなくなる気がする。

莉子：大人っ！でもミナちゃん、モテそうだけどなぁ。

ミナ：…モテるよ。

莉子：ははははっ。モテるか、やっぱり。めっちゃ告白されるの？

ミナ：そういう感じじゃないかもしれないけど、モテるよ。

莉子：まー、このルックスで、こんなキャラだったら絶対モテるでしょ。

ミナ：いやでも最初だけ。初対面から1ヵ月くらいまでは「この子、モデルやってんだ」って感じで。だけど2ヵ月までに付き合わないと、ずーっと友達になっちゃう。彼女とかじゃない…みたいな。

莉子：いや…。そうかもしれない（笑）。

ミナ：だから男友達がすーごく多いの。男友達しかいないレベル。

莉子：そんなに？

ミナ：うん。気がついたら男の輪の中で、そこにいる男の一人として、けっこうエグい下ネタも普通に話してる、みたいな。マドンナってわけじゃないところが、残念（笑）。

莉子：ははははっ、ミナちゃんらしい。私は男友達はそんなに多くないと思う。というか女友達も少ない（笑）。

ミナ：女友達は私も少ない、プライベートで遊ぶのは2～3人くらい。

莉子：それは意外。モデル仲間の女友達とか多いかと思ってた。

ミナ：楽屋で一緒になったりしたら仲よくするけど、プライベートでは会わないから。それは大学でも同じで。なんだろ、女子っぽい部分が苦手なタイプだから、かな（笑）。

莉子：男友達から彼氏になる人もいるの？

ミナ：ないない。友達になったら、もうない。

莉子：「こいつ、私のことわかってくれてるな」みたいな人、よくない？

ミナ：そういう人だったらダンナにする（笑）。よく知らない人を好きになるっていうか、付き合ってからいろいろ知るというか。

好みの男性…性格・年齢は？

莉子：どういう人が好き？

ミナ：…どういう人だろ。

莉子：見た目とか。

ミナ：見た目は別に…。雰囲気、かな。まぁ真面目に働く人なら。

莉子：……。ミナちゃん、10代だったよね？（笑）年は？

ミナ：上でも下でも。パパかよ、みたいな年上の人じゃなければ。でも下だと高校生になっちゃうから、それは申し訳ないし（笑）。

莉子：性格は？

ミナ：まぁ常識のある人なら。

莉子：常識があって真面目に働く人（笑）。

ミナ：まーまー、どこに出しても恥ずかしくない人。

莉子：落ち着きのある10代だ（笑）。

ミナ：そういう莉子さんは？どういう人がいいの？

莉子：自分に自信を持ってる人。そういう人って、自然とカッコよく見えたりするじゃない？

ミナ：そうだね。それ、前提だったわ。

好みの男性…顔・ファッションは？

ミナ：でも好きなタイプって言われるとボンヤリとしか言えないけど、イヤなタイプはけっこう言えるかも。ミナね、クラッチバッグ持ってる男の人はイヤ。

莉子：あ～、こうやって摘むように持ってる人でしょ？

ミナ：そうそうそうそう。なんか胡散臭いなって思っちゃう。

莉子：モデルさんから見ると、そう見えるんだ。

ミナ：モデルさんっていうより、ミナが極端に嫌悪してるんだと思う（笑）。

莉子：私、上着の袖を前にブラ～ンってさせて肩にかけてる男子…（笑）。

ミナ：わかる～。そういう人って、足首見せてローファーみたいなの履いてること多いよね？

莉子：いるっ！

ミナ：で、足首にミサンガつけてんの。

莉子：あの、俺、イケてるでしょ感（笑）。

ミナ：ホワイトデニムみたいなのを、ちょとロールアップしてローファーみたいな靴履いて、ジャケットを肩からかけてる、そのオレイチコーデがね。

莉子：そんな流行に乗りすぎなくても、と思うんだけど。

ミナ：そう、もっとナチュラルでいいのに。あとね、全然違うけど鼻の穴が真ん丸な人、好きじゃない。

莉子：鼻の穴が真ん丸？そんな人、いる？

ミナ：いる。うちのパパ、ちょっとそうだから。

莉子：えっ、私、大丈夫かな…。丸くない？

ミナ：それは莉子さんはいいんだって、丸くても。つきあう人のことだから。

莉子：よかった（笑）。鼻の穴が上を向いてなくてもダメ？　下向きならOKとか。

ミナ：ダメ。上でも下でも丸は丸。

莉子：そういうとこ、気にしたことがなかった。

ミナ：ミナ以外に、そんな事こと言う人、知らないからね（笑）。あ、でも今思いだしたけど、好きになる人の共通項、あったわ。カピバラみたいな顔の人が多い。カピバラみたいに目の細い人。一重まぶたとか、めっちゃ多い。

莉子：ミナちゃん、カピバラって鼻の穴、丸いよ……。

ミナ：えっ……。いやだから、雰囲気だけ雰囲気だけ。

浮気はダサい

莉子：だけど話は戻るけど、ミナちゃんって恋したらどうなるほう？のめり込んだりする？私はのめり込むほうなんだけど。

ミナ：最初はのめり込むけど。慣れてくると、男友達と遊びに行ってくるわ～って出かけちゃう感じ。

莉子：ヤキモチ焼かれない？

ミナ：焼かれることもあるけど。ミナのなかでは男も女も関係なく友達だから。なんで男だと遊びに行っちゃダメなの？ってなるよね。そこは信用してよって思う。

莉子：逆はどう？彼が女友達と遊びに行ったら。

ミナ：大丈夫。ちゃんと言ってくれれば。

莉子：信頼感があれば。

ミナ：そうそう。でも最初は不安になるよね。最初って、こっちの気持ちもだいぶ高いから、相手はどうなんだろって不安になるけど。お互いの気持ちを確認できれば不安もなくなってくるんで。

莉子：嫉妬深くないんだね。

ミナ：そうかも。何してるのかわからないのが心配だし不安。たとえ女の子と遊びに行っても、それを教えてくれるってことは信頼されてるってことだから。だけど浮気はダメ。わかった時点でレッドカードでしょ。

莉子：と思う半面、男の人って浮気するもんなんだろって気持ちもあって。なんかすっごい好きだったら、自分のとこに帰ってきてくれるなら許そうって思っちゃいそうな自分もいる。

ミナ：あ～、なるほど～。でも、浮気はダサいって思わない人がイヤ。たとえ魅力的な女の子がいても、浮気はダサいからしない、みたいな感覚を持ってる人がいいな。ミナね、理性を保てない人はイヤなんだと思う。

莉子：うん、それはそうだと思う。

ミナ：人間なんだから、そこのところ頼みますよって思うわ。

ダメ男メーカー？SNS禁止の夢？

莉子：にしても、しっかりしてるよね（笑）。

ミナ：だけどね、ダメ男メーカーってよく言われる（笑）。長女だからかな、けっこう面倒見がいいから甘やかしちゃう。

莉子：なんか今思ったけど、ミナちゃん、嫁向きじゃない？

ミナ：自分でもそう思う。彼女より嫁のほうが向いてると思う。

莉子：だよね。『つなぐもの』のミュージックビデオを見たときも思ったんだけど、なんかお母さんっぽい、奧さんっぽい瞬間があって。将来が見えた（笑）。

ミナ：でも、小っちゃいときから結婚願望はあって。やっぱ一人の人と安定した生活をしたほうがって。

莉子：安定した生活（笑）。すごいね、19歳。

ミナ：親を見てていいなぁと思ったのかな。母親も20歳とか21歳とかで結婚してるし。莉子さんは、結婚願望はある？

莉子：あるけど、子どもを産んだら、その子が生活のメインになるわけでしょ。そういう意味での覚悟はまだないから。でも結婚する夢は見るようになった（笑）。

ミナ：結婚式とか？

莉子：そう、白無垢着て。

ミナ：相手の顔、見た？

莉子：見る前に目が覚めた（笑）。その夢も、夢のなかで「事務所に内緒なんで、みなさん、ツイッターとかで呟かないでください！」って言ってるの。

ミナ：SNS禁止でーす！って（笑）。それ、ち超ウケるんですけど。

莉子：でしょ。でも今はリリースも続いてるし、夢のまた夢ですね。ってそんなに夢見てるわけでもないんだけど（笑）。

ミナ：ホントにね。その前にいろいろあるし。っていうか、LINE教えて。せっかくの女友達ゲットのチャンスなんで。それのほうが今は大事かも（笑）。

莉子：そうかも。数少ない女友達、取材でゲット！

ミナ：ゲット、ゲット！

（modelpress編集部）

丸本莉子　「つなぐもの」

2015年12月16日（水）発売

1. つなぐもの
2. がんばる乙女～Happy smile again～　※2016奥四万十博テーマソング
3. つなぐもの （Instrumental）
4. がんばる乙女～Happy smile again～ （Instrumental）
＜iTunes Store＞
https://itunes.apple.com/jp/album/id1063984328?app=itunes&ls=1

<レコチョク>
http://recochoku.jp/album/A1003362845/

丸本莉子（まるもと・りこ）プロフィール

“ココロの歌声” 新世代リアルボイス・シンガーソングライター 。広島出身。音楽好きの両親の影響で物心つく頃から大の歌好き。高校2年頃からギターの弾き語りを始め、オリジナル曲も作るようになる。

高校卒業後は約2年にわたる介護の仕事と音楽活動の二足のわらじ期間を経て、プロを目指して上京。インディーズ時代には全国300カ所以上を歌い歩き、地元・広島県安芸太田町から町のサポートソングを依頼されるなど、テレビ番組、CM、キャンペーンソングを数多く手掛けて注目を浴びる。

2015年6月、史上初のハイレゾ先行配信によるデビューシングル『ココロ予報』でメジャーデビュー。ハイレゾ配信3サイトのデイリーチャートで1位を獲得し、3冠達成。その後、2ndシングル『やさしいうた』、1stミニアルバム『こころココロ予報～雨のち晴れ～』を発表し、このほど3rd配信シングル『つなぐもの』-EPをリリース。

いつも見知っている景色を、親しみやすいメロディーと言い得て妙な歌詞に置き換え、一度耳にしただけで印象に残る個性的な声で歌う丸本莉子。特にデビュー以来、“癒しの歌声”としてマスコミ等でも大きく取り上げられ話題となっているその声は、日本音響研究所の音声分析によっても、“弦楽器のビオラに似た周波数を持つ、聴く人に音の厚みや暖かみを感じさせる音声”と分析されている。

最近は「見たい聴きたい」という音楽的な興味好奇心が一気に広がり、ロックやポップはもちろん、カントリーや民族音楽まで思いつくままに吸収中。

佐谷戸ミナプロフィール

1996年（平成8）年9月3日、 A型。身長170cm。インド系パキスタン人と日本人のハーフで、出身は千葉県松戸市。日本語、ウルドゥー語を話すことが出来、中国語も勉強中。趣味は陶芸、和太鼓、乗馬、料理など。出演は 映画「渇き。」。2015年6月号より雑誌 「non-no」専属モデルとして活躍する。