【モデルプレス】HKT48が17日、AKB48グループ初の香港公演を行った。 同イベントは、昨年9月よりスタートした初の全国ツアー「HKT48全国ツアー ～全国統一終わっとらんけん～」の番外編として開催。

HKT48は空港に集まった多数の報道関係者やファンに迎えられ香港入り。しかし、あまりの歓迎ぶりに急遽安全面を考慮し別導線での移動となり、直接挨拶が出来なかったメンバーは、それぞれ残念な表情を浮かべていた。

リハーサル後は無事を祈るお祓いが行われ、さらに現地の報道関係者による囲み取材も実施。指原莉乃をはじめ、兒玉遥・田島芽瑠・田中美久・朝長美桜・宮脇咲良・矢吹奈子が出席した。指原は香港公演への意気込みを聞かれ「私たちのことをまだ知らない皆さんをHKT48のファンにしたいなと思っています」と話し、「これから海外にどんどん進出しますか？」との質問には「昨日秋元先生と連絡を取りまして…みんなにも言ってないんだけど…」と切り出し「HKTはアジアで活動するようなグループになってください」と言われたことを明かし「まだまだこれからアジアの国をたくさん訪れたい」と意気込んだ。今回の公演は、昨年12月の台湾公演以来の海外公演2回目。徐々にその版図を拡大している。

約1500人のファンの大歓声のなか始まった公演の1曲目は、博多の名物やスポットが歌詞に登場する「HKT48」を香港バージョンにアレンジした「香港48」でスタート。「愛しの香港…」との歌い出しに会場からは大歓声が上がった。香港名物の「焼売（シュウマイ）」や「菠蘿包（パイナップルパン）」などのワードが盛り込まれたこの曲で一気に会場が熱気に包まれた。

公演中のMCで宮脇は「ひとつだけ言わせてください。言葉は通じなくても心は通じる！！」と話すと温かい拍手が起こり、指原が「今日残念ながらチケットが取れなかった方のためにもっともっと大きな会場でコンサートをすることを約束します！」と話すと大歓声が沸き起こった。

また、覚えた広東語を各メンバーが披露したり、本編最後にはメンバーが猛練習してきた現地の人気バンド・五月天(メイデイ)の「戀愛ING」を披露。台湾で同じく披露した際も大きな盛り上がりをみせたが、今回の香港でもファンとの大合唱となった。

アンコールではHKT48で初の試み、撮影タイムが設けられ、指原が「今度は皆さんが私たちを撮ってください！！」と呼びかけ、観客は携帯電話やデジカメでステージ上のメンバーを撮影した。（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】