GENERATIONS全国ツアー“開幕祭” EXILE・斎藤工ら16組64名サプライズ出演<3日間ライブレポ>
2022.03.14 15:12
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GENERATIONS from EXILE TRIBEの約2年ぶりとなる全国ツアー『GENERATIONS LIVE TOUR 2022 “WONDER SQUARE”』に先駆け、3月11日から13日まで、東京ドームでEXILEら総勢16組64名が出演し3DAYSの“開幕祭”が開催された。
“開幕祭”は、今月26日から長野よりスタートするアリーナツアーと何が違うのか。本編後のアンコールでメンバー自身が出演交渉をしたアーティストとのコラボ祭りが、「東京ドームスペシャルセットリスト」として日替わりで追加されるところだ。
続いて登場したのは、桜の花を胸につけたボーカルの片寄涼太。東日本大震災が起きた3月11日にLIVE初日を迎えるにあたり、俳優の斎藤工に共演をオファーし、片寄が主演を務めた短編映画『COYOTE』でカバーした斎藤の「サクライロ」を共に歌った。「サクライロ」は、2012年に震災復興に向けたプロジェクトのために斎藤がリリースした曲。斎藤は「僕は東京ドームの器じゃない」と笑ったが、「震災を経験した僕らは、人の手でいさかいを起こしてはいけないことを知っている。音楽が心の薬となって海の向こうまで届くと信じている」と遠い地へ想いを馳せた。
スペシャルのトリを飾ったのは、リーダーでもありEXILEのメンバーでもある白濱亜嵐がオファーしたEXILE。その登場に、歓声を上げられない中、静かなどよめきがおこった。EXILE20周年でGENERATIONSがトリビュートした「SUPER SHINE」から「Choo Choo TRAIN」まで5曲をコラボ。EXILEのリーダーである AKIRAは、「DREAMERS(GENERATIONSのファンネーム)の皆さん、最高です!」とファンを盛り上げると、EXILE SHOKICHIは「最高のツアーにしてください!」とエール。そんなEXILEメンバーたちに数原は、「このご恩はひとりずつプライベートで、一生かけてお返しします」と宣言して笑いを誘った。
1時間のスペシャルを含め、4時間という大ボリュームとなった“開幕祭”。待ちに待った2年ぶりのツアー初日、本番直前の気合入れでリーダーの白濱が言葉に詰まって涙したと語った数原は、「この日のために辛い日々があった。GENERATIONSの7人とスタッフでツアーを駆け抜ける。この2年で多くを学びました。皆さんにもっと楽しんで、もっと驚いてもらえるエンタテインメントを届けていきます。これからもついてきてください!」とツアーに向けての決意を最後に述べた。
次は3日間異なるゲストが登場する「スペシャルセットリスト」へ。この日、最初に登場したのはDEEP SQUAD。数原、片寄を含む8人で「空」「君じゃない誰かなんて~Tejina~」を歌い、美しいハーモニーを響かせた後に現れたのは、怜。数原とともに、YouTubeでも公開されていた「So Special」(AIのカバー)を披露し、力強くも透明感溢れる歌声を聞かせてくれた。
続いて、プロダンスリーグ『D.LEAGUE』で活躍するDリーガーたちが登場。まず、佐野玲於、関口メンディーとともにFULLCAST RAISERZがパフォーマンスすると、次は中務裕太とともにCyberAgent Legitが姿を現す。息の合ったパフォーマンスで観客を魅了すると、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣と与那嶺瑠唯も登場。サプライズに会場からは思わず声が漏れ出ていた。その後は小森隼とともに、SEGA SAMMY LUXが熱いダンスで会場を盛り上げていく。
続いてのゲストは、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。GENERATIONSと一緒に『BATTLE OF TOKYO 〜ENTER THE Jr.EXILE〜』に収録された「BREAK DOWN YA WALLS」で迫力満点のステージを見せつける。さらに「SUMMER HYPE」「Animal」などを立て続け、会場のボルテージを上げ続けた。
最後のゲストは松本利夫だ。「Lovers Again/GENERATIONS Ver.」に合わせて、貫禄のパフォーマンスを見せる。さらに「久々に自分に酔っています(笑)」と笑いながらも、「声を掛けてくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。さらに高みを目指して頑張っていってほしい」と、GENERATIONSへ激励の言葉をかけ、涙を浮かべるメンバーもいた。最後を飾ったのは「DREAMERS」。「ここにいる皆さんの夢が叶いますうように!」と全力でパフォーマンスし、ライブの幕を下ろした。
GENERATIONSによる本編終了後、ゲストコーナーのトップバッターとして登場したのは初日に出演したSPiCYSOL。「Beautiful Sunset」「Coral」を披露し、再び、数原とKENNYの透き通ったハーモニーを聴かせた。
白濱と劇団EXILE総出演JAMプロジェクトで青柳翔が演じる「横山田ヒロシ」がきらびやかなサンバ衣装で登場し、「ヒロシ・デ・アミーゴ」で明るく賑やかなステージを作る。同じく劇団EXILEの八木将康のソロプロジェクト・CRAZY四角形は、小澤雄太をパフォーマーに「WANAWANA」を披露。小澤がアクロバティックなパフォーマンスを披露し、重低音のビートに乗せて八木が歌い上げた。続いてCrazyBoyが登場すると、「PINK DIAMOND」をクールに歌い上げてステージを熱くする。GENERATIONSによって「Lovers Again」が1コーラス歌唱された後には、CrazyboyがRemixバージョンで引き継ぎ、この日ならではのコラボレーションを見せた。さらにCrazyboyがJP THE WAVYを呼び寄せ、共に「DoCoDeMoDooR」のリリックを紡ぐと、FULLCAST RAISERZと佐野、メンディーのパフォーマンスでJP THE WAVYの「I WANT ONE」へ。「WAVEBOY」では、畳みかけるようなリリックとパフォーマーのステップの融合で魅了した。
JP THE WAVYが歌った「GOOD VIBES ONLY」の中盤では、EXILE SHOKICHIが登場。続いてSHOKICHIと片寄、数原によって「Angel」が披露され、「Fly Away」「GOING ON」とEXILEの楽曲をともにパフォーマンスした。そして、しっとりと「LA・LA・LA・LOVE SONG」(久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL)、「THE ONE」(EXILE SHOKICHI)と続き、クライマックスへ。3人のボーカルの伸びやかな声が幻想的に溶けていった。
最後は、中央から四方に伸びたステージから大きく手を振り感謝を伝えながら、GENERATIONSのメンバーのみで「DREAMERS」をパフォーマンス。穏やかな幸福感に包まれながら、開幕祭を締め括った。超豪華ゲスト陣に囲まれ、そしてなによりファンに支えられた3日間となった。今年の11月にはデビュー10周年を迎えるGENERATIONSのさらなる活躍に期待したい。(modelpress編集部)
3月11日(金) 開場 14:30/開演17:00
3月12日(土) 開場 14:30/開演17:00
3月13日(日) 開場 13:30/開演16:00
■会場:東京ドーム
■ゲスト:
<3/11>
EXILE USA・EXILE(EXILE AKIRA/橘ケンチ/黒木啓司/EXILE TETSUYA/EXILE NESMITH/EXILE SHOKICHI/EXILE NAOTO/岩田剛典/世界/佐藤大樹)・SPiCYSOL・斎藤工
<3/12>
EXILE USA・松本利夫・BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE・DEEP SQUAD・怜・陣/与那嶺瑠唯・CyberAgent Legit・FULLCAST RAISERZ・SEGA SAMMY LUX
<3/13>
EXILE USA・EXILE SHOKICHI・CrazyBoy・劇団EXILE (青柳翔/小澤雄太/八木将康)・FULLCAST RAISERZ・SPiCYSOL・JP THE WAVY
DAY1
「スペシャルセットリスト」初日のトップバッターは、ボーカルの数原龍友がオファーしたSPiCYSOLが登場。ファンであることを公言し、数原が「THE FIRST TAKE」に出演した際にもSPiCYSOLのKENNYにギター&コーラスをオファーしている。そこでも共演した数原作詞の「Beautiful Sunset」をSPiCYSOLが奏でる多彩なアレンジで披露。SPiCYSOLの楽曲「Coral」では、数原とKENNYがアカペラでの美しいハーモニーを響かせた。続いて登場したのは、桜の花を胸につけたボーカルの片寄涼太。東日本大震災が起きた3月11日にLIVE初日を迎えるにあたり、俳優の斎藤工に共演をオファーし、片寄が主演を務めた短編映画『COYOTE』でカバーした斎藤の「サクライロ」を共に歌った。「サクライロ」は、2012年に震災復興に向けたプロジェクトのために斎藤がリリースした曲。斎藤は「僕は東京ドームの器じゃない」と笑ったが、「震災を経験した僕らは、人の手でいさかいを起こしてはいけないことを知っている。音楽が心の薬となって海の向こうまで届くと信じている」と遠い地へ想いを馳せた。
スペシャルのトリを飾ったのは、リーダーでもありEXILEのメンバーでもある白濱亜嵐がオファーしたEXILE。その登場に、歓声を上げられない中、静かなどよめきがおこった。EXILE20周年でGENERATIONSがトリビュートした「SUPER SHINE」から「Choo Choo TRAIN」まで5曲をコラボ。EXILEのリーダーである AKIRAは、「DREAMERS(GENERATIONSのファンネーム)の皆さん、最高です!」とファンを盛り上げると、EXILE SHOKICHIは「最高のツアーにしてください!」とエール。そんなEXILEメンバーたちに数原は、「このご恩はひとりずつプライベートで、一生かけてお返しします」と宣言して笑いを誘った。
1時間のスペシャルを含め、4時間という大ボリュームとなった“開幕祭”。待ちに待った2年ぶりのツアー初日、本番直前の気合入れでリーダーの白濱が言葉に詰まって涙したと語った数原は、「この日のために辛い日々があった。GENERATIONSの7人とスタッフでツアーを駆け抜ける。この2年で多くを学びました。皆さんにもっと楽しんで、もっと驚いてもらえるエンタテインメントを届けていきます。これからもついてきてください!」とツアーに向けての決意を最後に述べた。
DAY2
2日目となる3月12日公演、GENERATIONSのライブは「新しい世界」からスタートした。「Unchained World」「AGEHA」などの人気曲が続き、会場のフラッグも激しく揺れていく。その後もEXILE USAやEXILE TETSUYAを迎えて「HELLO! HALO!」を披露したり、 PKCZ(R)とのコーナーを盛り込んだりしながら一秒たりとも観客を飽きさせない。そして、最後は「Love is ?」で本編に幕を下ろす。次は3日間異なるゲストが登場する「スペシャルセットリスト」へ。この日、最初に登場したのはDEEP SQUAD。数原、片寄を含む8人で「空」「君じゃない誰かなんて~Tejina~」を歌い、美しいハーモニーを響かせた後に現れたのは、怜。数原とともに、YouTubeでも公開されていた「So Special」(AIのカバー)を披露し、力強くも透明感溢れる歌声を聞かせてくれた。
続いて、プロダンスリーグ『D.LEAGUE』で活躍するDリーガーたちが登場。まず、佐野玲於、関口メンディーとともにFULLCAST RAISERZがパフォーマンスすると、次は中務裕太とともにCyberAgent Legitが姿を現す。息の合ったパフォーマンスで観客を魅了すると、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣と与那嶺瑠唯も登場。サプライズに会場からは思わず声が漏れ出ていた。その後は小森隼とともに、SEGA SAMMY LUXが熱いダンスで会場を盛り上げていく。
続いてのゲストは、BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。GENERATIONSと一緒に『BATTLE OF TOKYO 〜ENTER THE Jr.EXILE〜』に収録された「BREAK DOWN YA WALLS」で迫力満点のステージを見せつける。さらに「SUMMER HYPE」「Animal」などを立て続け、会場のボルテージを上げ続けた。
最後のゲストは松本利夫だ。「Lovers Again/GENERATIONS Ver.」に合わせて、貫禄のパフォーマンスを見せる。さらに「久々に自分に酔っています(笑)」と笑いながらも、「声を掛けてくれてめちゃくちゃ嬉しかったです。さらに高みを目指して頑張っていってほしい」と、GENERATIONSへ激励の言葉をかけ、涙を浮かべるメンバーもいた。最後を飾ったのは「DREAMERS」。「ここにいる皆さんの夢が叶いますうように!」と全力でパフォーマンスし、ライブの幕を下ろした。
DAY3
最終日公演に先駆け、3月13日の昼間に行われた会見で、2年3カ月ぶりのツアーとその開幕祭となった3日間のドーム公演について、白濱、数原、片寄に話を聞いた。「ステージに立つことが生きがいなので、“やっと!”という気持ちがあります」と白濱、「ツアーを経てより力をつけていきたいですし、一つひとつの公演を大事にしていきたい」と片寄が語った。開幕祭をさらに豪華にしたのは、日替わりで登場した多くのゲストたちだが、これまで2日間のゲストを振り返って数原は「初日はEXILEの皆さんに来ていただいたんですけど、ずっと追いかけ続けている存在なので自分たちのショーに来てもらえて感慨深いです」、片寄は「2日目のMATSUさんとのコラボはすごく印象的でした。僕たち自身、デビューのときからずっと可愛がっていただいたので、お互いグッとくるものがありました」と口にする。最終日となるこの日も豪華ゲストが多数登場した。GENERATIONSによる本編終了後、ゲストコーナーのトップバッターとして登場したのは初日に出演したSPiCYSOL。「Beautiful Sunset」「Coral」を披露し、再び、数原とKENNYの透き通ったハーモニーを聴かせた。
白濱と劇団EXILE総出演JAMプロジェクトで青柳翔が演じる「横山田ヒロシ」がきらびやかなサンバ衣装で登場し、「ヒロシ・デ・アミーゴ」で明るく賑やかなステージを作る。同じく劇団EXILEの八木将康のソロプロジェクト・CRAZY四角形は、小澤雄太をパフォーマーに「WANAWANA」を披露。小澤がアクロバティックなパフォーマンスを披露し、重低音のビートに乗せて八木が歌い上げた。続いてCrazyBoyが登場すると、「PINK DIAMOND」をクールに歌い上げてステージを熱くする。GENERATIONSによって「Lovers Again」が1コーラス歌唱された後には、CrazyboyがRemixバージョンで引き継ぎ、この日ならではのコラボレーションを見せた。さらにCrazyboyがJP THE WAVYを呼び寄せ、共に「DoCoDeMoDooR」のリリックを紡ぐと、FULLCAST RAISERZと佐野、メンディーのパフォーマンスでJP THE WAVYの「I WANT ONE」へ。「WAVEBOY」では、畳みかけるようなリリックとパフォーマーのステップの融合で魅了した。
JP THE WAVYが歌った「GOOD VIBES ONLY」の中盤では、EXILE SHOKICHIが登場。続いてSHOKICHIと片寄、数原によって「Angel」が披露され、「Fly Away」「GOING ON」とEXILEの楽曲をともにパフォーマンスした。そして、しっとりと「LA・LA・LA・LOVE SONG」(久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL)、「THE ONE」(EXILE SHOKICHI)と続き、クライマックスへ。3人のボーカルの伸びやかな声が幻想的に溶けていった。
最後は、中央から四方に伸びたステージから大きく手を振り感謝を伝えながら、GENERATIONSのメンバーのみで「DREAMERS」をパフォーマンス。穏やかな幸福感に包まれながら、開幕祭を締め括った。超豪華ゲスト陣に囲まれ、そしてなによりファンに支えられた3日間となった。今年の11月にはデビュー10周年を迎えるGENERATIONSのさらなる活躍に期待したい。(modelpress編集部)
「GENERATIONS LIVE TOUR 2021 “WONDER SQUARE ” 〜開幕祭〜」
■日程:3月11日(金) 開場 14:30/開演17:00
3月12日(土) 開場 14:30/開演17:00
3月13日(日) 開場 13:30/開演16:00
■会場:東京ドーム
■ゲスト:
<3/11>
EXILE USA・EXILE(EXILE AKIRA/橘ケンチ/黒木啓司/EXILE TETSUYA/EXILE NESMITH/EXILE SHOKICHI/EXILE NAOTO/岩田剛典/世界/佐藤大樹)・SPiCYSOL・斎藤工
<3/12>
EXILE USA・松本利夫・BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE・DEEP SQUAD・怜・陣/与那嶺瑠唯・CyberAgent Legit・FULLCAST RAISERZ・SEGA SAMMY LUX
<3/13>
EXILE USA・EXILE SHOKICHI・CrazyBoy・劇団EXILE (青柳翔/小澤雄太/八木将康)・FULLCAST RAISERZ・SPiCYSOL・JP THE WAVY
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