2NE1のプロフィール
【2NE1】
出身地 韓国•ソウル市
ジャンル K-POP、ヒップホップ、R&B、電子音楽、ダンス
活動期間 2009年5月17日 -
レーベル YGエンターテインメント、YGEX(エイベックスグループ)
事務所 YGエンターテインメント
共同作業者 BIGBANG、ウィル・アイ・アム
メンバー
CL
ダラ
ボム
ミンジ
2NE1(トゥエニィワン、発音:to anyoneまたはtwenty-one)は韓国のヒップホップ/ポップ女性グループ。
2009年にYGエンターテインメントによって結成された。グループ名は21の英語の発音を利用した変容体で、NEは「New Evolution」の略字で、「21世紀の新しい進化」を意味する。
2009年にBIGBANGとのデジタルシングル「Lollipop」で韓国の音楽シーンに登場した。同年5月6日、シングル「Fire」で公式にデビューした。
現在までに、「Fire」「I Don't Care」「Follow Me」「Go Away」「Can't Nobody」「Clap Your Hands」「I Am The Best」の7曲が韓国のチャートで1位を獲得している。
◆歴史
グループの結成は2008年後半にYGのプレスによって言及された。
同社代表のヤン・ヒョンソクは同年4月30日に、「早ければ7月頃に女性3人組グループを正式にデビューさせる」「新しいグループは、パク・ポムをはじめ韓国舞踊家コン・オクジンの孫娘であるコン・ミンジと大衆歌謡マニアの間ではすでに話題のCLの3人で構成される
予定」と述べた。また、既存の女性グループとは異なったイメージを押し出すとして、「女性版BIG BANG」を誕生させると宣言した。
後に同社はグループはパク・サンダラを加えた4人組で2009年5月頃にデビューすると発表した。
また、メンバーがデビューの為に4年間のレッスンをした事や、デビューアルバムはテディ・パクがプロデュースを担当することも同時に発表された。
グループ名は当初「21」と発表されていたが、同名の歌手がいることが発覚すると、すぐに「2NE1」に改められた。
・2009年:デビュー [編集]2009年3月27日、同じレーベルに所属するBIG BANGとのデジタルシングル「Lollipop」が発売された。
同シングルはLG電子の携帯電話のコマーシャルソングとして起用された。CMとミュージックビデオは同年3月28日に公開された。
シングルはプロモーションシングル(広告に起用された楽曲の為、ネットワークチャートへの適合に関する問題が浮上した)ではなかったが、様々なオンラインチャートで1位を獲得し、
音楽専門チャンネルのMネットオンラインチャートでは4週連続1位を記録した。
YGのCEOヤン・ヒョンソクはグループのデビューシングルはレゲエ/ヒップホップ調で、それが2009年5月9日にデジタルシングルとして発売されると発表した。
そのデビューシングル「Fire」はテディ・パクが作詞作曲し、プロデュースも手がけている。
同年5月1日に公式サイトでシングルのミュージックビデオが20秒だけ公開された。ミュージックビデオは"スペース編"と"ストリート編"の2つのヴァージョンがあり、どちらも5月6日に初公開された 。
ビデオは1日で100万回以上の再生を記録した。公開数日で国内の複数のオンラインチャートで1位を獲得し、最短期間1位独占記録を塗り替えた。
同年5月17日にSBSの番組『Inkigayo』でシングルを初披露した。そして、グループは活動を本格的に開始した。
デビューシングル「Fire」はMネットのオンラインチャートだけでなく、インターネット検索でも首位を獲得。
シングルとグループはオンラインを中心に人気を獲得するようになった[20]。Cyworld Digital Music Awardsで「Lollipop」「Fire」がSong of the Monthを獲得、グループは新人賞を受賞した。
同年6月14日放送回のSBSの番組『Inkigayo』に出演し、Mutizen賞を受賞。21日放送回で2度目のMutizen賞を受賞。その2日後に、スポーツ衣料ブランドFILAとの契約を結ぶ。
デビュー数ヶ月の新人が大手ブランドと契約を結ぶのは異例のことである。
同年7月1日に2枚目のシングル「I Don't Care」を発売。YGのCEOヤン・ヒョンソクは、歌がより優しく女性らしいイメージだと明かした。
同シングルのレゲエ版はSBSの番組『Inkigayo』で披露した。グループは年末の様々な音楽賞で、新人賞と楽曲賞を受賞した。
・2010年:グループ活動への復帰と『To Anyone』 [編集]2010年2月9日に、デジタル配信限定で「Follow Me」を発売。サムスンコービーフォルダのテーマ曲として起用された。
同年夏にカリフォルニア州ロサンゼルスで、アメリカデビューの為のレコーディングをした。ブラック・アイド・ピースのウィル・アイ・アムと全10曲をレコーディングした。
YGのCEOヤン・ヒョンソクはブラック・アイド・ピースの世界ツアーが終わった後と2NE1の韓国と日本での活動の後の2011年あたりにアメリカデビュー予定であると発表した。
同年9月9日、グループ初のスタジオアルバム『To Anyone』を発売し、商業的に大成功を収めた。アルバムには3曲のシングルとその他12曲が収録されている。アルバムの宣伝の為、グループは音楽番組に計11回出演した。
同年10月21日、「It Hurts (Slow)」を発売。SBSの番組『Inkigayo』で初めて披露された。シングルのミュージックビデオは過去にBIG BANGのG-DRAGONの「バタフライ」も手がけたキム・ヘジョンが監督を務めた。
ビデオは11月1日に公開され、ハロウィンをテーマにしていることが明かされた。
同年10月28日、日本での所属レーベルがエイベックスグループに決定したことや12月8日に『To Anyone』が日本で発売されることが発表された。しかし、発売は延期された。
そこで、タイで10月28日に発売された。グループは"タイのファンへの特別なプレゼント"として「Don't Stop the Music」をタイで発売した。
・2011年:国際的な活動と韓国音楽界復帰
当初、グループの日本デビューは2010年12月に予定されていたが、2011年春に延期された。
また、ブラック・アイド・ピーズ(以下BEP)のウィル・アイ・アムのプロデュースによってアメリカ進出する予定だが、BEPのアルバム『ザ・ビギニング』が発売される為、アメリカ進出の予定は若干変更される。
1月19日に「Can't Nobody(英語版)」の着うた、着信メロディ配信、2月2日にiTunesでの発売が開始された。 そして、2月22日にエイベックスが2NE1の日本デビューの詳細を発表し、デビュー・シングルとして「Go Away」が発売される事を明かした。
3月16日にグループ初のEP『2NE1』が発売され、オリコンチャートで初登場及び最高24位を記録した。
グループの日本公式デビュー・ライブとして3月11日に『ミュージックステーション』への出演が予定されていたが、当日に東日本大震災が発生し、放送が中止になった 。
グループは韓国に帰国後、他の韓国の有名人と同様に震災支援活動“Pray for Japanキャンペーン”に参加した。
4月18日、韓国音楽界復帰作となるミニ・アルバム『2nd Mini Album』による活動を発表。6月24日にパク・テディによってプロデュースされたシングル「I AM THE BEST(私が一番イケてる)」を発表した。
7月21日に、「HATE YOU」(当初の題名は「Fack You」だった)のアニメーションからなるミュージック・ビデオが公開された。ポップアーティストのマリ・キムとキム・グァンウンが監督を務めた。
日本バージョンは一部を修正して8月に公開された。 また、日本のネットユーザが、映像に登場する爆破場面が福島原発事故、怪物が日本を比喩し、侮辱したものだと指摘して物議をかもした。
その後、キム監督は自身のホームページに「独島は私たちの土地!キム・テヒ、ファイティン!」と反論した。
7月28日に、シングル「UGLY」とそのビデオを公開。アルバムから発表されたこの3曲は全て韓国の主要チャートで首位を獲得した。
9月19日から、初の日本ツアー「2NE1 1st Japan Tour "NOLZA in Japan"」に乗り出した。
神奈川・横浜アリーナを皮切りに兵庫、千葉と3箇所を回り、6公演を行う[43]。全公演で7万人を動員し、これは韓国人アーティストのデビュー・ツアーとしては最多となる。
10月19日から10月25日の5日間、オークション会社「(株)クラウンジュエル」にて、2NE1自身の韓国ツアーグッズTシャツ4枚それぞれに、メンバー直筆のサインを入れチャリティーオークションを開催した。
多数の参加者より447件の入札、最高額255500円にて落札された。また、売上金すべてが「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 東北関東大震災 被災者支援」に全額寄付された。
東北関東大震災の当日、日本で同じく地震の状況を経験したメンバーの"日本の皆さんの力になれれば"という想いから実現した。
◆音楽性とイメージ
音楽性
デビューEP『2NE1』の収録曲はそれぞれ音楽性が異なっている。例えば、「Lollipop」はストロングポップで「Fire」はヒップホップに分類される。「I Don't Care」はレゲエの要素を含む。
1枚目のスタジオアルバム『To Anyone』は電子音楽へのシフトを感じさせると批評された。最も成功したアルバムからのプロモーションシングル「Go Away」はダンスミュージックに分類される。
しかし、「It Hurts (Slow)」はEP『2NE1』に収録されたのと同じようなR&Bである。
2NE1の音楽の主題は"独立"と"女性の利権拡大"である。「Go Away」「I Don't Care」は、その2つのテーマがよく反映されている。
◆イメージ
YGエンターテインメントの代表ヤン・ヒョンソクは2NE1のデビュー前、「女性版BIG BANG」というイメージを提示した。これは、デビュー後もグループのイメージを表現するものとして、各メディアが使用している。
2NE1は「独特で、刺々しいスタイル」で知られている。デビューシングルが話題になっている間は典型的な"ヒップホップ・ウォリアー"で有名だったが、「I Don't Care」でそのイメージを"強い、女性らしい女性"に変えた。
「It Hurts (Slow)」のミュージックビデオでは、全員が黒い服装に変わった鬘を被って、ゴシックなイメージを押し出した。
メンバーはそれぞれ独特の女性らしさと可愛らしいイメージを持っている。
彼女らは、韓流の一部と考えられており、国際的なスターだと見なされている。グループの公式イメージカラーはホットピンク。グループの公式ファンクラブ名は「ブラックジャック」である。
◆影響
メンバーがそれぞれ違う人物から影響を受けたと公言している。リードボーカルを務めるパク・ボムはアメリカ合衆国の歌手ビヨンセとマライア・キャリーのボーカルと強力なパフォーマンスに大きな影響を受けたと述べた。
彼女はヒップホップとR&Bを大好きな音楽ジャンルとして挙げている。最年少のコン・ミンジはマイケル・ジャクソン、リーダーのCLは音楽プロデューサーのテディ・パク、マドンナ、ローリン・ヒルを手本としていると明かしている。
サンダラ・パクは歌手で女優のオム・ジョンファが自身のインスピレーションになっており、フィリピンの歌手リジン・ベラスケスを尊敬していると発言している。
◆ディスコグラフィー 詳細は「2NE1の作品」を参照
2NE1(EP)(2009年)
To Anyone(2010年)
Nolza(2011年)
メディア出演 [編集] CM・広告 [編集]Fila
LG Lollipop
Baskin Robbins
Samsung Corby F
Adidas
Nikon
11st
Etude House
CJ Corporation
Samsung Nori
Yamaha Fiore
Me2Day
Beanpole Jeans
Mabinogi
Cass
Sudden Attack
Nintendo Wii
◆テレビ番組
2NE1 TV(2009年 - 2011年)
◆受賞歴
デビューシングル「Fire」とそのパフォーマンスは型破りで印象的だった。同曲は音楽番組『ミュージックバンク』で毎週何らかの賞を受賞した。「Fire」は月間賞と2010年5月度新人賞を受賞した。
2枚目のシングル「I Don't Care」はMnet Asian Music Awardsの年間楽曲賞、Cyworld Digital Music Awardsのトップセールス・アーティスト賞、優秀新人グループ賞、Bonsang賞、優秀楽曲賞を受賞した。
グループは2009年ゴールデンディスク賞の人気賞、新人賞、デジタル音源本賞にノミネートされた。メロン・ミュージック・アワードでは韓国の最高新人賞し、ベストアーティスト10に入った唯一の新人グループだった。
GQ賞では、今年のステージ、今年のアルバム、今年の楽曲賞を獲得。2009年のリズマー賞で「I Don't Care」が年間新人賞、年間R&Bアーティスト賞、年間R&Bシングル賞、1枚目のミニアルバムが年間R&Bアルバム賞を受賞した。
2010年のMnet Asian Music Awardsで今年の歌手賞、女性グループ賞、『To Anyone』が今年のアルバム賞、「Can't Nobody」がミュージックビデオ作品賞を受賞した。彼女らはMAMAの歴史で初めてそれらの賞を受賞した女性歌手グループになった。