<Theワンオペ育児>旦那は単身赴任、誰にも頼れずなんとかしている状況。負担を減らすには?
2026.10.02 13:25
提供:ママスタセレクト

「ワンオペ育児」なる言葉が登場したとき、「まさに!」と膝を打ったママは多いでしょう。ママパパの一方が育児に非協力であったり、仕事が多忙で家庭を顧みる余裕がなかったりなど、結果的に育児の大半がもう一方の肩にのしかかる……。ひとりで育児に奮闘する、そんな状態を指す言葉です。
言葉が定着してからしばらく経ちますが、ワンオペからいまだに抜け出せない方も少なくないようです。
家族に頼れないワンオペ育児。体調不良でも頑張っているけど
『旦那は単身赴任、義親は実家依存の義姉の世話、実親は介護が必要。家族の助けがなく、私ひとりで子育てする環境です。「辛い」とも「大変」とも「助けて」とも思わない。でも……みんなはワンオペのときにどうやって負担を軽くしている?』
ママスタコミュニティには日々ワンオペで頑張るママからこんな投稿がありました。家族それぞれの事情があって周囲を頼れない環境のようですが、「私の体調が悪いときも迎えに行かなければいけないけど、まぁそれは一瞬のことで私が笑われるだけだし、どうにでもなる」といいます。お迎えが必要ということは、お子さんは園児でしょうか。体調不良のときにお迎えに行くとなぜ笑われるのかが謎ですが、「誰かを笑ってやろう」と待ち構えている意地悪な周囲でなければ、よほどボロボロの状態という意味でしょうか。一般的な感覚の人なら笑うより心配が先に立ちそうですが……。
『うちも旦那が単身赴任。車30分の距離に母親がひとり暮らしをしているので、通院や買い物の付き添いもしている。子どもが3人いてパートもしているけど、やるしかないから頑張るだけだよ』
投稿者さんと似たようなワンオペ状態の方は、他にもいるようです。夫が単身赴任・激務で協力を期待できない、死別や離婚でシングルマザーになった方など、コメントをくれたみなさんそれぞれの事情は違っても、ワンオペなのは同様です。
まずは優先順位を。頼れるものには頼る!
“ワンオペ育児サバイバー”の先輩ママたちから、負担を軽くするためのアドバイスも集まりました。
『必要なこと以外は切り捨てる。やらないと困ることを厳選して、最優先。次はやったほうがいいこと(迷ったら、除外)。その次がやりたいこと(なければそれでOK)。それ以外のことはやらない』
物事に優先順位をつけることをおすすめしてくれたママは、複数いました。なかでも最優先したいのは、食事です。「しんどいときは、子どもに食べさせることだけ」「最低限食事だけ」という声もありました。洗濯や掃除はしなくてもどうにかなりますが、食事だけはそういきません。
『食事は宅配サービス。離乳食は生協と市販品頼り』
コロナ禍で定着した宅配サービスですが、まだほとんどなかった時期に子育てしたママたちからは「当時はコンビニ飯」「レンチン飯で」というコメントも。さらに「あの頃はネットスーパーもあまりなかったから、週1の旦那の休日に爆買いしていた」という方もいました。以前も何らかの工夫はできていたものの、今なら家から出なくても食事を調達できるシステムが整っています。先輩ママたちからはうらやましがられる環境でしょう。
『ファミサポや家事代行サービスを利用するのが、一番いいのでは。私は気合いだけで頑張っていたけど、楽できる方法を考えたほうがいい』
ファミリー・サポート・センターの利用をすすめる声も目立ちました。育児のサポート組織としてママたちによく知られている「ファミサポ」。園への送迎や多忙なときの預かり保育など、日々ワンオペで頑張るママなら利用しない手はありません。「ファミサポを使って、なんとか中学生まで育てた」「かなり助かった」といったコメントも寄せられました。さらに少し前まではお金に余裕のある家庭が利用する印象があった、家事代行サービスについての声も。浸透しつつある今は、気軽に利用する一般家庭のママもいます。
『タクシーなども子育て支援をしている会社がある。友達は登録していたよ』
子育て支援がどんどん充実してきている、今。自治体のHPなどを確認してみてはどうでしょう。
参考:こども家庭庁|こども・子育て支援|ファミリー・サポート・センター
参考:国土交通省「タクシーで行う育児支援移送について ~全国子育てタクシー協会の取り組み~」p18~22
手抜きに罪悪感はいらない!自分を労ることを忘れずに
家事は最低限のことだけを厳選して、残りは手抜き。頼れるものには、すべて頼る。ただ、それでも困るのがママが体調を崩したときです。「自分が体調を崩したときはしんどかった」「体調不良に備えて薬や食品などを常備していた」「自分が動けないときは幼稚園を休ませていた」といった体験談も寄せられました。
『とりあえず体調管理を徹底』
子ども最優先で、つい自分のことは後回しになってしまうママは多いでしょう。でも無理をすると、どうしたってしわ寄せがきます。「子ども経由で感染することはあるのに、逆はない。いつも私ばかり感染する」という声もあったのですが、それはご自身が日々頑張りすぎているせいかもしれません。
『体調を考えると自分の睡眠が一番大事だと思っていたから、子どもと一緒に寝ていた。そして朝早起きして、日々の家事をしていた』
疲れたら、休みましょう。無理をしないのが一番です。罪悪感を抱いても「ここまで頑張ったのだからOK」と考えましょう。
『旦那の世話をしなくていい、親に口出しされずにラッキーと思ったほうがいいよ。投稿者さんの「体調が悪くても一瞬のことだから、なんとかなる」という気持ちが大事。一番ダメなのは、周囲と比べてしまうこと』
「辛い」とも「大変」とも思わないという、投稿者さん。たとえ強がりだったとしても、その心意気は立派です。ただ頭では「大変」と思わなくても、身体はダメージを受けている可能性があります。毎日やることが多いママたちですが、手抜き料理でも子どもは育つし、掃除や洗濯はほどほどでも家庭は回る。堂々とサボって、頼れるものには甘えましょう。日々頑張っているママには、その権利があります。頑張り屋さんほど、意識的に手抜きを! 心に刻んでおきましょう。
文・鈴木麻子 編集・有村実歩 イラスト・んぎまむ
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