<最終回目前!>『銀河の一票』最後だけでも見る価値ありのポイント3つ みんなの感想を添えて
2026.06.28 12:00
提供:ママスタ☆セレクト

フジテレビ系で毎週月曜よる10時から放送の『銀河の一票』。与党ナンバー2の政治家の娘、星野茉莉(黒木華)がスナックのママ・月岡あかり(野呂佳代)をスカウトし、参謀として都知事を目指す物語。選挙戦も後半となり、残すところあと1話。すでに寂しい気持ちになっている方もいるのではないでしょうか。今回は、これまでのママたちのコメントとともに推しポイントをまとめてみました。
1.それでも「きれいなこと」を実行する茉莉とあかり
茉莉とあかりは、「誰も取りこぼさない」ことを目標に、丁寧に人の話を聞き、一人ひとりに向き合ってきました。第10話で、茉莉の継母で車椅子ユーザーの桃花(小雪)が支援をしたいと事務所にやってきたときも、まず頭を下げて困り事を聞かせてもらうのです。さらに課題がわかれば、選挙戦を横に置いてでもその解決のために向き合います。
また離島に選挙演説に来た夜、茉莉とあかりは星空を見ながらこんな会話をします。
『あかり「泣きそう」 茉莉「え?」 あかり「ならない? きれいなものを見ると」 茉莉「なりますね」』
あぁ、このドラマを見ていると泣きそうになるのは、「きれいなもの」を見ているからなのか、ととても腑に落ちるセリフでした。
もともと父・鷹臣(坂東彌十郎)を告発する手紙を受け取った茉莉は、民政党推薦候補の日山流星(松下洸平)を追い込むために利用しようと考えていました。でも「使うのをやめない?」と提案するあかり。「そのままいかない? 夢中で、楽しくて、きれいなまま、最後まで」。そんな夢みたいなことは許されるんでしょうか、と問いかける茉莉に、あかりは「許されないよね。だから、変えるんだよね、私たち」と話すのです。
嘘や相手を蹴落とすような行動がまかり通ってしまったり、「きれいごと」が笑われてしまったりする世界で、それでも自分たちの目指す方向にまっすぐ向かう姿に「現実にもこんな政治家がいたら」と感じた人も少なくなかったのではないでしょうか。ママたちからもコメントが寄せられていました。
『あかりさんの言うことって、いつもまっすぐだから正しい』
『こんなふうに寄り添ってくれる政治家が本当にいてほしいなぁ』
『野呂ちゃんみたいな政治家、本当にいてほしい。予算を使い切るための箱物っていまだにあるもんね。だから政治家は信じられないんだよ』
2.それぞれの矜持を持った、周りを固める人物たち
そしてこのドラマのもうひとつの魅力は、脇を固める人物たちです。
『関わった人がみんな仲間になって何かの形で協力してくれて、世知辛い世の中だけど、心がほっこりする』
『桃花さんが参戦してきてさらに面白くなっちゃう』
『ひとりじゃないって心強いね』
もともと鷹臣の秘書をしていたけれど切られた、ガラさんこと五十嵐(岩谷健司)。市長になったにもかかわらず、鷹臣に辞めるように仕向けられた蛍。視覚障害のある相棒を亡くしたYouTuberの透(渡邊圭祐)。さらに選挙ボランティアには、あかりがスナックをしていた頃のお客さんやそのつながりの声優・白鳥さん(日髙のり子)、とし子ママ(木野花)の施設の介護士・大樹(伊能昌幸)などが参加します。たくさんの人があかり陣営の方針に共感し、得意分野を生かしながら手を貸すことで、ゼロから大きく形になっていくのです。
さらに、だんだんと敵陣営の魅力にも気付かされます。流星は民政党に担がれていますが、「出馬するときに出した条件」を叶えること(=茉莉を副知事にすること?)にこだわっている様子。また、組織票集めの「オールド」なやり方は受け入れつつも、相手の弱みを握り足を引っ張ろうとする雫石(山口馬木也)の考え方はさらっと否定してみせます。
一方、AI企業の社長である風間藍生(梶裕貴)は、ガラさんの作戦で民政党の票を割るために擁立された人物。当初は覚悟もないまま煽られて立候補してしまいますが、自分を担ぐ周りの人々の様子に、次第に心を動かされていきます。そして選挙戦では本業のAI技術を生かし、自陣営だけでなく、他の立候補者の作業効率化もはかり、「バリアフリーの設備が調べられるサイトを作ってほしい」というあかりと茉莉の依頼にもすぐに応えてみせるのです。
リアルではなかなかあり得ないかもしれないけれど、己の目先の利益の追求だけではない姿勢に、現実もこうだったらいいのになと思わずにはいられませんでした。
3.なぜか選挙に詳しくなる…ポスター掲示板、順番はこう決まる
『銀河の一票』は、投票日までの戦い方を細かく描いているので、ドラマを見ているだけで選挙のルールや裏側のあれこれを知ることができます。
『選挙のノウハウが面白いね』
『出馬までの流れとかがわかりやすくて勉強になった。知らないことも多かった。選挙に行こうと思わせてくれるドラマ』
たとえば都知事に立候補するには、「供託金」300万円が必要であること。この供託金は、当選する気のない人が売名行為などで立候補しないようにするための仕組みです。なんと、得票数が有効投票数の1/10未満だと、没収されてしまうそうです。(選挙の種類によって、供託金の金額や割合は異なります。)
また選挙ポスター掲示板の位置は、基本的に届出順。受付日の朝8時半に集まっていたメンバーでくじを引き、届出順が決まるそう。さらに届出順のくじ引きの前に、くじを引く順番を決めるくじ引きがあるのだとか。こういった豆知識が随所にちりばめられているんです。
実際の選挙でも、こんな過程を経て一つひとつ決まっているんだなと考えると、いつもの選挙の風景がまた違って見えそうです。
参考:総務省|立候補を目指す方へ|3 供託
銀河がきれいなのはなぜ?
第10話に、茉莉が小さい頃に父と母と流星と旅行に出かけた先で、4人並んで星空を見ながら、鷹臣がクイズを出すシーンがあります。「銀河がきれいなのはなぜだ?」悩む茉莉と流星に対して、母親の瑠璃(本庄まなみ)の答えは「一つひとつの星がきれいだから」。これは、まさにこのドラマの世界線を表す言葉のように感じました。
そんななかで、唯一(?)権力に目が眩んでいるように見える現在の鷹臣。「人が変わってしまった」と振り返る茉莉に、あかりは「何かあるのかな、総理になってやりたいこと」と問います。果たして鷹臣の真意とは。選挙戦が行き着く先は。そして、その後の世界は変わるのか。早く結末を知りたいような、でも、終わってしまうことがもったいないような、と思いつつ。
最終回は6月29日夜10時~です。
文・佐藤さとな 編集・編集部 イラスト・神谷もち
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