

<母親の職業がハズかしい!>プロとして…「私は責任とプライドもって仕事してる!」【第9話まんが】
【第1話】から読む。
前回からの続き。私(リサ)は、娘のコハルと2人暮らし。職業は漫画家です。亡き夫も漫画家で、私は元々夫のアシスタントをしていました。とにかく絵を描くことが大好きな夫を、すぐそばで支えることが私の使命でした。しかしコハルが幼い頃に、夫は他界してしまったのです。女手ひとつでコハルを育てるため、私は必死に漫画を描いてきました。そんなコハルも今では大学3年生。順調に青春を謳歌しているようです! 一方で私は、まだコハルに言えていない秘密がありました。そう、実は私の職業はエロ漫画家なのです。ある日とうとうバレてしまい「気持ち悪い」「がっかりした」と軽蔑され、私はすっかり落ち込んでしまいました。そんな私を友人のハルカは励ましてくれたのでした。もう一度コハルと向き合いたいと思います。
父親がいない分、コハルに寂しい思いをさせないように、不自由を感じさせないようにっていう気持ちだけでここまでやってきたつもりです。
たしかに、ハルカの言う通り、みんなそれぞれいろいろ抱えながら生きている。もう少し、コハルを信じてもいいのかもしれない。
「コハルはいい子だよ。きっとあの子は大丈夫だよ」
ハルカにそう勇気づけてもらって私は帰路につくのでした。
家に着いて、リビングのドアを開けると、コハルもバイトから帰ってきていて、入学式の写真を手にとって、立っていたのです。
「私、本当に酷いことをママにたくさん言った。ちょっと驚いたとはいえ、言ってはいけない言葉をたくさん言ってしまった。本当にごめんなさい!」
自分の発言を悔いて、私に頭を下げてくれたコハル。だから、私の思いも正直に話すことにしました。私は、請け負った仕事を、最後まで責任を持ってこなしてきた。私はこの仕事に責任とプライドを持ってやっていると。
私は少し勘違いをしていたのかもしれません。
コハルのためにこの仕事を選んで、コハルのために頑張ってきたのに「ガッカリ」と言われて落ち込んでしまいました。
でも、この仕事は「私」が選び、「私」が責任をもって創り上げてきた作品たちなのです。
コハルに認めてもらう必要はどこにもなかったし、コハルの言葉で一喜一憂する必要もなかったのです。
コハルと生きていくために仕事はします。
けれどその「仕事」への責任とプライドは、コハルとは関係のないところにあったのです。
そして多くの人が仕事に誇りをもって生きていることを、コハルに伝えたのでした。
【第10話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙
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