

<血の気が引くとは>わずかな油断が命取りに。子どもが迷子になるタイミングと対策を考える
2025.04.20 13:25
提供:ママスタ☆セレクト

ショッピングモールなどで聞こえてくる、迷子のアナウンス。混雑している週末なら、何度も耳にすることがありそうです。ママスタコミュニティで見つけたのは「子どもが迷子になった経験がないママって、いるの?」という投稿。つまり、投稿者さんは「子どもは迷子になるのが当たり前」と考えているようです。
意外?多数派は子どもを迷子にさせた経験の「ない」ママ
『「子どもを放置する親」と怒られそうだけど、一瞬目を離しただけなのにいなくなること、あるよね?』
お祭りに行き手をつないで歩いていたら、落とし物をした投稿者さん。拾うために手を緩めた瞬間、お子さんがひとりで先に行ってしまったとか。子どもは小さいので人混みをすり抜けられても、大人は前に進むことができなかったといいます。再会後に聞いたところ、お子さんはクジ引きをしたかったのだそう。
アンケート機能を使い質問しましたが、投稿者さんの予想に反して「経験がある」と回答したのは全体の1/4ほど。「一度もない」と答えたママが残り3/4という結果でした。
『ない。車など乗り物から降りたらすぐに手をつなぎ、離さない子たちだった』
『ないよ。経験があって当たり前という考え方に、びっくり』
お出かけするときは、ママパパなど大人と手をつないで離さないこと。幼い頃から繰り返し教えている家庭もあるでしょう。子どもがしっかり守っていれば、迷子になる可能性は格段に低くなります。
『目を離さない親と慎重派の子どもの組み合わせなら、迷子になるわけがない』
「ない」と回答したなかで目についたのが、お子さんが慎重派だったという声でした。「親の足元から絶対に離れないタイプ」「怖がりで、私から少しでも離れると不安がった」といった声も散見しました。
油断は大敵!ほんの一瞬で、子どもはいなくなる
『迷子になるのは、子どもか親がぼんやりしているからじゃない?』
批判も一部ありましたが、「迷子になりやすいのは親の不注意よりも、子どもの性格」という意見も多数。「追いかけても追いかけても逃げていく子を見かけることはある」「うちは面白そうなものを見つけると、駆け出すタイプ」といった声もありました。好奇心旺盛、じっとしていることが苦手な子はやはり迷子になりやすいようです。
わが子がひとりなら注視できても、子どもが複数いると難しいことはあります。ヒヤッとした瞬間として挙がったのが、「下の子のオムツ替えをしているとき」「上の子とオモチャを見るため、抱っこしていた下の子を床に下ろした一瞬」といったものでした。
『ひとりなら買い物中もおとなしく側にいるのに、ふたり揃うとすぐに消えてしまう』
こんなパターンもあります。きょうだい一緒にいることの安心感が、災いしてしまうのでしょうか。
『日頃から、走り出したら止まらない息子。気をつけていたつもりだったけど、買い物中に姿を消した。夫婦とも相手が一緒にいると思い込んでいた』
ママとパパが揃っているとき、おじいちゃんおばあちゃんも一緒など、大人が複数人いるときも油断しがちです。「ダンナも上の子もそばにいたのに、どちらも下の子を見ていなかった」などの声もありました。目が離せない時期の子どもが複数いる場合は、それぞれに担当の大人を決めておいてはどうでしょう。また、子どもがどんな行動パターンを取るか、熟知していない大人とお出かけする場合も要注意です。わが子はもちろん、大人側にもよくよく説明しておく必要がありそうですね。
子どもから目を、手を、離さない。普段から予防策を万全に
「迷子の経験がある」と答えたママたちからは、詳しい状況が綴られたコメントも目立ちました。それだけ忘れられない経験だったのでしょう。
『3歳くらいの頃。地下の食材売り場でソフトクリームのお会計しているとき、「トイレ行きたい」と言い出した。「ガマンできない」と言うしトイレが目の前だったからひとりで行かせたら、出入り口で待つように言ったのにいない。探し回ったら、4階にいた』
このように、見失ったのが「レジ会計のタイミング」という声はいくつもありました。「靴ひもを締め直した一瞬」といった声もあったのですが、ほんのわずかの油断が命取りとなります。
発見した場所も「ショッピングセンターの別建物の本屋」など、想像もよらないところである場合も。「あの年齢の子どもが短時間で行けるわけがない場所にいた」といった声もありました。もちろん「隣のオモチャ売り場にいた」「たいていカプセルトイのあるところ」といった声もあったのですが、「多分、あそこにいるだろう」という油断は危険です。
対策法として真っ先に挙げたいのは、やはりこの「目を離さない」。とはいえほんの一瞬、それが難しいときはどうしたってあるものです。投稿者さんの場合もそうでした。「子どもを抱えて動けなくしてから、物を拾えばよかったのでは」という助言も届きました。念には念を、ということです。
『やさしそうな女性に頼んで私のケータイにかけてもらい、合流できた。電話番号を覚えさせておいてよかった』
ある程度の年齢になったら、わが子にママの電話番号を暗記させておくとよさそうです。まだ幼いなら迷子防止のリストバンドなど、身に着けるものの中に親の名前と電話番号を書いた紙を入れておくのもおすすめ。
『ショッピングモール内のよく行く店の店員さんに話しかけて、自分から迷子放送してもらっていた』
迷子になった場所として目立ったのはショッピングモール以外に、子どものテンションが上がるテーマパークや動物園などでした。困ったら「お店の洋服を着ている人に言う」と教えておくのも大事です。また人の多い場所に行くときは目立つ色の洋服を着せておくのも、ひとつの予防策になるでしょう。
迷子になった経験のあるママたちからは「血の気が引くとは、このことだと思った」といった声がいくつも寄せられました。そんな思いをしないためにも、できる限りの対策を講じておきましょう。
文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・んぎまむ
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