＜嫁いじめの結果＞娘と2人で、義母の悪口大会。娘のことを義実家嫌いにしてしまったかも

わが子が成長するにつれて、親子での話の内容は少しずつ変化していきますよね。子どもが大きくなって大人に近づいてくると、今までできなかったようなデリケートな話もできるかもしれません。今回の投稿者さんは、義実家に対しての悩みを娘さんに話したようです。
『娘と一緒に、義母の悪口で盛り上がってしまった。良くないよね。私が義実家を苦手に感じてるのは気づいてたと思うけど、娘にも義実家のことを嫌いにさせてしまったかも』
投稿者さんは今まで、義両親からいろいろな嫌がらせを受けてきたのだそう。どうやら娘さんはそんな状況に気づいていたのでしょう。投稿者さんと2人で義母の悪口を言い合ってしまったようです。しかも「ママは言い返しづらいだろうから、私がおばあちゃんに言い返してあげる」と味方宣言まで。投稿者さんとしても、娘さんが理解してくれたことには救われたのではないでしょうか。しかし後になってから「娘を悪口に巻き込んだのは良くなかったかも」とも反省してしまったのでした。

私も娘に気づいてもらえて嬉しかった！

『私、初めて娘が気づいてくれたとき、感動して泣きそうになったよ。もしかしたら前から気づいていたのかもだけど。それからは義母がしゃべればしゃべるほど、孫（娘）からの評価が落ちていくだけだし、むしろニマニマしてるよ。投稿者さん今までよく頑張ったね』
投稿者さんと同じように、わが子が状況に気づいてくれたママも。自分が義実家で肩身の狭い思いをしていることを理解してもらえたら、しかも気づいてくれた相手がわが子だったら……救われた気持ちになるかもしれませんね。

大人のゴタゴタに子どもを巻き込まないであげて

娘さんにとっては血のつながったおばあちゃんだよ
『娘さんはいくつなんだろう？　中学生くらいだと大人の事情もわかる年ごろだけど、自分の血がつながっている祖父母の悪口で盛り上がるって……普通はかなり精神的にきつくないかな？』
娘さんの年齢は明記されていないものの、いずれにしても「大人の人間関係に子どもを巻き込むべきではない」と考えたママも。義母は投稿者さんからすれば他人ですが、娘さんからしてみれば血のつながったおばあちゃんです。自分の身内を悪く言われるのは、嬉しいものではないでしょう。無闇に義母の批判をするのはNGだと考えられたのでしょうね。
子どものころ、親から悪口を聞かされていた
『うちの母も、父方の親戚の悪口を私に愚痴ってくる人だった。小学生のころから聞かされていて、やっぱりそのころってお母さん大好きだから、ムカついて一緒に悪口言ってたし、父方の親戚が大嫌いだった。結婚して子どもが産まれたら、ダメなことだったなと実感した。だから私は子どもたちに人の悪口は聞かせてない』
『うちは母方の祖父母が、父方の祖父母の悪口言うから嫌だった。父方の祖父母はちょっと変わってる人だけど、母方の悪口は一切言わなかった。どっちにも可愛がられてたからすごく嫌だったよ』
子ども時代、大人同士のゴタゴタをずっと聞かされていたと話したママたちもいました。少なくともこちらのママたちは、大人同士の事情を事細かに聞かされて嫌な気持ちになったようですね……。「嫌だったから、自分はわが子に悪口を吹き込まない」と反面教師にしているとのコメントも見受けられました。

子どもながらに思うところがあったんでしょ

投稿者さんの状況を咎めるようなコメントが寄せられる中、反論もわきあがったようですよ。
『でも娘さんの目から見てわかるぐらいに、母親が祖母から嫌な思いさせられてるからその発言なわけでしょ。子どもが言い返したくなるようなシチュエーションが今までの帰省であったのだと思うけど。自分の母親が嫌がらせされてたら腹立つでしょ』
『娘さんが言い返すって言ってるのは、義母が投稿者さんのことを攻撃してるのを聞いてるからでしょ。悪口聞いて嫌いになったんじゃなくて、義母が孫の前で攻撃するから、子どもながらにいろいろ察するんでしょ』
投稿者さんが一方的に娘さんに義母の悪口を吹き込んでいるなら、良いこととは言えないかもしれません。しかし娘さんも今までずっと状況を見ていて、子ども心に思うところがあったのではないでしょうか。「今までにいろいろあったんでしょ」という推測を受けて、こんなコメントも寄せられました。
『娘さん目線でも義実家に思うところあったんだろうね。むしろ応援したくなったよ』
最初は「人の悪口で盛り上がるなんて……」と眉をひそめていたママも、事情がわかり始めたら理解を示したようですね。

わが子と一緒に、義母の悪口で盛り上がってしまった投稿者さん。「嬉しかったけど、悪口を言うのは良くなかったな……」と反省しているところを見ると、きっと根は優しい人なのでしょう。だからこそ娘さんも自分のお母さんを守ろうと思うのではないでしょうか。これからは親子2人で、義母の嫌味をうまくかわせるといいですね。

文・motte　編集・いけがみもえ　イラスト・猫田カヨ