＜自己責任＞留学4日前にテーマパークに行きたいという高校生。まだ準備もできていないのに！

2024.12.19 19:25

子どもが友達とテーマパークに行きたいと言えば楽しんできてほしい。そう思う親も少なくないでしょう。頻繁に行く場所ではないでしょうから、いい思い出作りになりますよね。でも予定している日程に問題がある場合は違ってきます。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『高校生の娘がテーマパークに行きたいとのこと。日帰りだし、それに関しては反対ではありません。でもそれが留学の4日前。さすがに留学準備もあるし、インフルエンザが流行っていきているから絶対ダメだと言いました。万全な状態で行けるように、この日まで予防接種をしたり、高額な留学費用も頑張って貯めたりしました。それでも反対を押し切って行くようです。皆さんならどうしますか？』
留学を控えている娘さんが、出発の4日前にテーマパークに行く予定なのだそう。一番の反対理由は、留学の準備が進んでいないこと。またインフルエンザなど感染症にかかったら、留学が予定通りにいかなくなる可能性もあります。もし子どもが反対を押し切ってテーマパークに行くとしたら、ほかのママたちはどうするのでしょうか。

投稿者さんと同じように反対する

『私が親なら反対するかも。準備もあって慌ただしいし、万全の備えをしてほしい。体調のことや感染予防を話し合ったうえで、それでも行くなら自己責任かなぁ』
『私はもっと厳しいことを言うかも。なぜやめたほうがいいのかの説明をして、それでも行く！　と言われたら、予定通りに進まなかったときの親の負担を全てあなたにかぶせるよと言っちゃうかも。私はやめなと言った。わかりやすくなぜだめなのかも説明した。それでもということなら、自己判断の結果がよくも悪くもあなたの責任と言うかな』
留学は旅行とは違って長期間になりますし、そろえるものもたくさんあるでしょう。準備には時間がかかるでしょうが、出発の4日前にテーマパークに行くと、万全の準備ができなくなるかもしれません。また万一病気になったら、これまでの計画やお金も無駄になってしまうでしょう。子どももある程度のリスクは知っているでしょうが、親が考えているリスクとは違うのかもしれません。もし何かあったら、全部自分の責任。そのことを伝えながら、リスクについて説明することも必要になりそうです。
『お金は無限にあると思っているのか、何の感謝もなくやりたい放題好き勝手しているのが気に食わない』
またもし留学ができなくなったら、そのために支払ったお金が無駄になってしまうこともあるでしょう。タイミングとして全額返金は難しい場合もあります。親のお金だからいいという考えが見え隠れしていることも、投稿者さんの苛立ちを強くしているのかもしれません。

テーマパークに行かせてもいい。その理由は？

『1週間2週間の旅行ならともかく、留学をしたらしばらく日本で遊べなくなるんだし、そのくらいいいかと思う』
『留学したら今より頼れる人や場所もグッと少なくなると思う。これが少しでも心の支えになるかもしれないから、思い出作りにもいいと思うんだけどな』
留学中は一定の期間日本から離れることになるので、その前の思い出づくりとしてテーマパークに行ってもいいのではないかという意見もあります。留学先では辛い思いをしたり、苦労したりすることもあるでしょうが、楽しい思い出があれば乗り越えられるかもしれませんね。

リスクが高い。条件付きでテーマパークに行かせては？

『・荷造りなどの準備はテーマパークに行く前に完全にすませておくこと
・マスク着用、手洗いうがいは徹底すること
・もし感染症などの病気になって留学できなかったら、留学費用は将来働き出してから分割で返還すること
この3点だけは絶対に守るよう条件つけたら？』
『行けなくなったときのリスク、かかる費用を出して、それでも行くと言うなら追加費用は支払うようにと書面に残す。こっちで無事でも向こうで発症するかもしれないし、その点も話す』
留学を前にテーマパークに行くとなれば、留学のための準備時間が削られることになります。なかなか準備を進めていない状況ですから、余計に腹立たしく感じてしまうのかもしれませんね。一方では思い出づくりにテーマパークに行ってもよいとの意見も見られました。ただ無条件でOKするのではなく、テーマパークに行くことの引き換えとして、準備を終わらせることや感染症対策をすること、そして万一留学ができなくなった場合のお金のことはきちんと説明をして約束させましょう。テーマパークに行くことを選んだのは子どもですから、そこには責任があります。おそらく子どもが考えている以上に大きな責任になってくるでしょうから、リスクをきちんと話して、子ども自身が納得したうえで判断するようにしたいですよね。もう高校生です。自分の行動が周りにどのような影響を与えるのかを考える、よい機会なのかもしれません。