＜約束破り＞旦那が「結婚前に家族全員で夕飯を食べると言ったのに」と怒った。子育て中だと難しくて…

旦那さんのお仕事が定時で終わって帰宅できると、夜は家族みんなで過ごせるという家庭もあることでしょう。一緒に夕飯を食べる幸せは何ものにも代えがたいですよね。そんななかママスタコミュニティには「これは私が悪い？　夫が悪い？」というタイトルで夫婦喧嘩に関するこんな投稿が寄せられています。投稿者さんの旦那さんは自宅から車で5分の場所にある会社で、8時から17時の勤務時間で働いています。
『結婚するときに旦那から「一つお願いがある」と言われました。それは……「家では夫婦揃って食事したいから待っててほしいし、俺も必ず待つ。そのために早く家に帰るように頑張る。子どもができたら難しいかもしれないけど」と。今は子どもが2歳。今まで5時半ぐらいにみんなで夜ご飯を食べていたけれど今日は子どもが眠そうだったので、5時に食べさせてしまったところで夫が帰宅。「たった15分も待てなかったの？」と言われ、そのまま夫は外に食べに行ってしまい、2時間経っても帰ってこないし連絡も無視されてる。LINEでは理由を説明して謝ったのだけど』
結婚した時の約束を守らなかったと、怒って一人で外食しに行ってしまったという旦那さん。「先に私と子どもがご飯食べている姿を見て、呆れて出て行った」と状況を綴っていました。投稿者さんとしては、お子さんが夕方、夜ご飯の前に寝てしまうことを避けるために早めに食べさせつつ、「子ども1人だけで食事はかわいそうだから」と投稿者さん自身も子どもと一緒に少量を食べていたのだとか。それぞれの言い分がぶつかり合う中で「どっちが悪いと思う？」とママたちに意見を求めていました。

2歳の子どもの夕飯を優先させるのは当然！旦那は怒り過ぎでは？

『「ううん、待たなかったの」って顔色変えずに淡々と返すよ。子ども優先に決まってる』
『「子どもが眠そうだったから」って理由でも納得しないって子どもより自分なんだね。大人の15分と眠い子どもの15分を同じに考えるなよって話』
『「子どもが夕飯食べなくても平気なの？　子どもがお腹空かせてることより自分のこだわりを優先するの？　それって親としてどうなの？」って聞いてみたら？』
投稿者さんは旦那さんの希望を叶えたいと思いつつも、お子さんの生活スケジュールやそのときのリズムを優先して自分も少し食べながら子どもに夕飯を食べさせていました。しかしママたちからは「子どもが眠そうだったから食べさせたのだからあなたは何も悪くない」、「旦那さんのこだわりが強すぎるし、それで怒るなんて心が狭い」といったコメントも見受けられました。2歳となるとイヤイヤ期も始まっていますし、夕飯を食べずに夕方に寝てしまうと夜中の変な時間に起きたり寝起きでグズグズになってしまったり。機嫌がよく、寝てしまわないうちに夕飯を食べさせたいと思うのは当然のことですよね。

「旦那を食事を待つ」以外に投稿者さんができたこともあるかも

『子どもだけ食べさせてあなたは後で食べたらよかったんじゃない？』
『何を言っても言い訳にしか捉えてもらえないだろうから「今後は私は待つようにするね」って謝るしかないよ』
「結婚前からの取り決めで旦那のこだわりを知っているんだから、あなたも事前に連絡しておけばよかったのでは？」という指摘もありました。旦那さんは家を出るほど怒っているので、今からお子さんの事情を説明したり謝罪したりしてもあまり効果はないかもしれません。これからはやむを得ない状況のときには事前に連絡するという手もあります。また、お子さんを優先しても自分だけは旦那さんの帰りを待って一緒に食べるなど、和解案を伝えてみるのもいいかもしれませんね。

「子どもができたら難しい」の解釈が違っていたのでは？

『「でも子どもができたら難しいことだよね」。この言葉の意味があいまいだよね。子どもができたら難しいことだけど「子どもにもパパの帰りを待てる子にしつけるよ」なのか「子どもができたら子どもの都合第一になるだろうけどそれは了解するよ」なのかで違うじゃん』
結婚前に「子どもができたら難しいことだよね」と、子どもができることによる生活環境の変化については、お互いに把握していたはずの投稿者さんと旦那さん。しかしこの点について「解釈の仕方が夫婦で違っていたのでは？」という意見がありました。子どもができたら難しくなるけれどもそれでも毎日家族みんなで夕飯を食べるように頑張るのか、子どもができたら一緒に夕飯をとることは難しくなるだろうから、それは仕方ないとなるのか。微妙なニュアンスの違いで夫婦ですれ違いが起こっている可能性はあるのではないでしょうか。

どっちが悪い、悪くないではなく、話し合いと譲り合いでお互いの和解案を考えては？

『どっちも悪くない。夫婦はこんないざこざがありつつ喧嘩したり話し合ったりして、平坦になって行く。どっちが悪いじゃなくて言い分を言い合って成長していくよ。初めての子育てなんでしょう？　子どもの成長と共に夫婦もよくも悪くも変わって行くよ』
『そんな縛りなんて長くは続かないよね？　絶対ではなく「できれば」くらいのゆるさにしないとお互いしんどいよ。ご主人だって残業や友達との付き合いもあるし、今日みたいな子どもの都合もある。お互い譲り合ってグレーの部分を許すことが大事』
今回の件で「私と旦那、どっちが悪い？」とママたちに意見を求めていた投稿者さん。しかしママたちからはどちらが悪いか悪くないかと白黒をつける問題ではないのでは？というコメントも寄せられていました。投稿者さん夫婦はお子さんもまだ小さいことから、結婚生活も子育てもまだまだ始まったばかりなのでしょう。今回の件は第三者から見ると些細なトラブルかもしれませんが、当事者からすると大きな問題。しかしこうした日常の小さなあれこれを解決したり乗り越えたりすることで夫婦は成長していくものです。ルールを決めたりルールを守ったりすることもですが、お互いに譲り合ったりグレーな部分を許したりすることもとても大事なこと。たしかに今回の、怒って家を出て行くという旦那さんの行動は少し幼稚には見えます。しかし投稿者さんも責めるのではなく、今後は事前連絡することやお子さんを優先しなければならないときもあることなどを説明して歩み寄ることが大切ではないでしょうか。

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文・AKI　編集・石井弥沙　イラスト・はなめがね