<結局手伝わない?>お手伝いをしたらボーナスはダメ?小学生のお小遣いシステムに悩む…
2024.10.30 13:25
提供:ママスタ☆セレクト
子どもが小学生になるとお小遣い制を始めたという家庭も多いのではないでしょうか。毎月決まった額を渡すのか、不定期で必要なときに渡すのかなど、お小遣いのルールは各家庭さまざまでしょう。そんななかママスタコミュニティに寄せられたのは「小学生のお小遣いシステムを教えて」というタイトルのこんな投稿です。
『今は決まった額を渡していて、自分たちで決めたお手伝いをすればプラスという感じだったけど(お手伝いは友達の影響で子どもたちが自らルールを決めた)、その決めたお手伝いもしない。言えばするけど言わないとしない。スマホやゲームをしながらダラダラ過ごしているのに腹が立って、月々の決まったお小遣いシステムもやめようかなと思っているけど厳しい? 自分たちで決めたことぐらい責任を持ってしてほしい。勉強しているなら仕方ないと思って私もいろいろ言うつもりはないけど、そうではないから迷う』
母子家庭で育ったという投稿者さん。自身は「実母を少しでも休ませたい思いから、皿洗いや洗濯、米研ぎなど言われなくても家の手伝いはやっていた。プラスでお小遣いはもらったこともない」と当時を振り返っています。そのためお子さんたちが自分で決めたお手伝いのルールについて、ちゃんとやらないからイライラしているんだとか。「子どもと私は別人だから言わないようにしているけど、自分たちで決めたことはしてほしい。これは求めすぎ?」と悩みを吐露。他のママたちのお小遣いシステムを尋ねています。
テストの点数やお手伝いでお小遣いをあげるのはアリ?ナシ?
『テスト満点で100円。あとはお年玉』
『月1で1,000円、テスト90点以上で100円。お手伝いしたら30円~50円。お手伝いなんだから、するもしないも自由だからイラつくことはないけどな。その代わりお金がなくなったら友達とおでかけもできないし、好きなお菓子も買えないからってきちんと話しているよ』
テストでいい点を取った際に100円を渡し、それ以外を定額のお小遣いやお年玉でやりくりさせているという体験談がありました。また投稿者さんはお子さんたちの希望のもと、お手伝いをやったらお小遣いを渡すシステムを導入しました。しかしお手伝いをやろうとしない子どもたちの様子を見てイライラしてしまっています。この点については「お手伝いはやってもやらなくても自由」という意見が。お小遣いをせずにダラダラしていてもお小遣いが減るのは本人たちであり、投稿者さんは別に困らないでしょう。「お小遣いあげないからね」と伝えて、あとは好きなように過ごさせてもいいかもしれませんね。
『お手伝いやテストの点数でお金の取引はしないかな。ゲームしてようと動画ばっかり見てようと、お小遣いはお小遣いでそこに増減はなし。小1なら1,000円、小2なら2,000円、小6なら6,000円って感じで、学年ごとに1,000円増やしている』
一方でお手伝いやテストの点数によってお小遣いをプラスで渡すことに反対しているママもいました。「テストはお金のためではなく自分の進学先や将来のためだし、お手伝いは家事の基本だと教えている」と、キッパリとお小遣いと線引きしている人もいるようです。このママは学年ごとにお小遣いを1,000円増額することをあらかじめ子どもとも共有しているとのこと。そうすることで子ども自身も数か月先の手元のお金が想像できるので、やりくりしやすくなるかもしれませんね。
自分の口座を作って自分で管理!やりくりさせて金銭感覚を養わせる
『小5月1,000円でよくもらうお小遣いをやりくりさせている。郵便局に口座を作って渡したら、財布に2,000円以上あるときは自分で預金しに行っている。お手伝いはアイスとかグミとかを買い物のときに選んでもらって、現金にはしていないかな。勉強とご褒美は結びつけていない』
『小学生のうちは毎月年齢×100円。お年玉もあるから十分足りている。使い道はお友達と遊ぶときのお菓子』
小学生のときは毎月1,000円や、年齢×100円(6歳なら600円、10歳なら1000円)と、わかりやすい金額で定額制にしているママたちもいました。お小遣い帳の記帳だけでなく、自分の口座を管理することで金銭感覚を身に着けているお子さんもいるようですね。お手伝いについてはお金ではなく、お菓子を渡すといった工夫も見られました。親としてはお小遣いを渡して子どもが無駄遣いをしないのかが気になるところですよね。何にいくら、どの頻度で使っているかを把握することで、お小遣いの金額を決めやすくなるのではないでしょうか。
「お小遣いをもらわないとお手伝いをしないの?」と話し合ってみては
『あなたは割と厳しい環境で育ったみたいね。正解はないし、手伝わなければ0っていうやり方でも正解だと思う。でもあなたと同じように育てて、あなたみたいに他人に厳しい子に育てたいかどうかじゃない?』
『定額制だった。高学年になって友達と映画とかのイレギュラーな出費は、毎月少しずつ貯めている貯金箱からだったけど、足りないときは無条件に追加であげていた。子どもから「〇〇の家はテストのご褒美をもらえる」「〇〇の家はお風呂掃除でお小遣いをもらえる」と言われたこともあるけど、「対価がないとやらないの?」と話し合ったらすごく理解してくれて、お手伝いも「母親が大変だから手伝う」みたいにやってくれている。現在大学生だけど、バイトや部活がない日は食後の食器洗いと洗濯をしてくれるよ』
投稿者さんはしっかり親のお手伝いをしていたため、自分が育った環境と比べてしまって苛立ちを覚えてしまうのかもしれませんね。しかし大事なことはお手伝いをするかしないか、お小遣いを渡すかどうかではなく、投稿者さんがお子さんたちをどう育てたいかということでしょう。定額制のお小遣いを渡して自分でやりくりして金銭感覚を養わせるのもいいですし、お手伝いやテストの点数に応じてボーナスを渡してやる気を出させるのもいいでしょう。どれも正解ですし、他の家庭のマネをする必要もありません。いろいろと試してみて、お子さんや投稿者さんに合ったやり方を見つけていく大事な時期ではないでしょうか。
お手伝いに関しては子どもと話し合って「お金をもらわなくてもお手伝いをやる」という認識に改めさせたママもいました。いったん定額制をやめて、親子でお小遣いを渡す意味やお金の大切さなどを話し合う機会を設けてもよさそう。お子さんたちも理解してくれるかもしれませんね。投稿者さんはママたちから寄せられたアドバイスをぜひ参考にして、自分たちに合ったお小遣いのやり方を見つけてほしいですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・よしはな
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