＜もう察してちゃん？＞体調不良で学校に行きたくなさそうにする中2の娘。はっきり言って！

子どもにはいつも元気でいてほしいですが、体調不良になるのは仕方のないこと。体調次第で学校に行くのか行かないのかを決める必要がありますが、症状を言うだけでどうしたいのかを伝えてこないこともあるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな投稿がありました。
『中2の娘。熱はないけれど、生理でお腹が痛いし下痢をしていて気持ちが悪いと言う。それはわかったけれど、だからどうしたいかまでを言わない。休みたいんだろうけれど、自分がどうしたいかちゃんと言いなさいと思うのは厳しいかな』
中学2年生の娘さんは、生理痛や下痢などで体調が悪いときがあったそうです。それを投稿者さんに伝えますが、その先どうしたいのかまでは言わないのだとか。おそらく学校を休みたいのでしょうが、言葉にしてはっきりと言わないので、投稿者さんは対応に困っています。このような状況は他のママたちも経験しているようですよ。

「察して」は面倒。きちんと言葉で伝えてほしい

『わかりすぎる。うちも最終的に私が「じゃあどうするの？」と聞いている。こっちはその後の段取り（通院、昼ごはん、仕事をどうするかなど）も考えているから、どうしたいかまで言ってくれないと話が進まないんだよね』
『察してちゃんは嫌だよね。私なら本人から「休みたい」というワードが出ない限り送り出すよ』
娘さんの体調が悪いとなれば、学校を休むことも考えることになります。それはママたちもわかっていますが、本人の口から「休む」という言葉が出ない限り、休ませないという意見もありました。本人の希望を聞いてから、学校を休ませたり、病院に連れて行ったりするかどうかを決めていくのでしょう。とにかく自分の口から「休みたい」と言ってほしいというのがママたちの本音のようです。

ママから「休む？」と聞いてもいいのでは

『生理痛で休むのはダメだと本人は考えているのだろうね。だから親が「今日は休む？」と言ってくれるのを待っているんだよ』
『お子さん真面目なんだよ。行くのは当たり前、こんなことで休むなんて甘い、でも体調悪いし……と、真面目ゆえの葛藤があるんだと思うよ。そういうときは、「無理せず休もうか？」だけでいいと思う』
娘さんは熱はないようなので、学校を休むことに抵抗を感じているのかもしれません。また多少無理をすれば学校に行けるかもと悩んでいるからこそ、ママからの提案を待っているのではないでしょうか。投稿者さんも子どもが学校を休みたいと思っていることは薄々わかっているのですから、意地を張らずに「今日は休もうか？」と提案することもできそうですね。

労りや優しい言葉を待っているだけかも

『娘さんは学校を休みたいわけではなく、行きたいけれど痛い、辛いと伝えて、お母さんから「大丈夫？　無理しなくていいよ、頑張れるなら頑張れ」と言ってほしかったり、ただ辛いから弱音を吐きたかったりするだけかもよ』
娘さんは生理痛による体調不良ですが、学校を休むほど辛いと言っているのではなく、ただ母親に弱音を吐きたいだけなのかもしれません。体調が悪いときは大人でも弱気な発言が出るものですから、子どもも同じではないでしょうか。ここで母親からの寄り添いや優しい言葉があれば、頑張ろうと思えるのかもしれませんね。

もう中学生。どうしたいのかは自分で決めて言葉にしてもらおう

『「どうしたいのかはっきり言え」と言う。自分の身体は自分にしかわからないから、ちゃんと言わないとわからないよ、と』
『中学生なら、時間までに学校に連絡をしないといけないから、どうしたいか言ってくれないと困るよね。そういったこともきちんと学ぶべきだと思う』
『今回が初めてではないだろうし、体調不良に限らずいろいろなことで起きるんだよね。自分がしたいこと、して欲しいことをはっきり言わない。「こっちから〇〇する？　しようか？」と言うのを待っている。もう中学生なんだし「どうするかは自分で決めなさい」でいいと思う。厳しくないよ』
中学生にもなれば、自分で決断をすることも増えてくるでしょう。今回のように学校に行くかどうかもその一つかもしれません。おそらく娘さんは学校を休むことに罪悪感があったり、自分から「学校を休む」と言いにくかったりするのでしょう。そのことは投稿者さんもなんとなくわかっているはず。

「生理痛で休むのはいけないことではない」と一度伝えておき、その後は自分で休むか休まないかを決めて、伝えてほしいですね。いつまでも親からの提案を待っているだけではいけません。子どもからすれば一見冷たい態度のように感じるかもしれませんが、言いにくいことでもきちんと言葉にすることを学んでほしいですね。

文・こもも　編集・有村実歩　イラスト・マメ美