＜イヤな予感が…＞トラブルがあった子と再び同じクラスに。仲良くしてほしくないけれど口出しも変？

子どもの友達関係についてどこまで関与するかは、親としても判断が難しいところかもしれません。でも、トラブルになって子どもが傷つくのは避けたいですよね。ママスタコミュニティのあるママも、対応に悩んでいるようです。
『4年生女子の友達関係です。2年生のときに子ども同士でちょっとしたトラブルがあって離れた子と、今年同じクラスになりました。最初は距離を置いていたみたいですが、最近また仲良くなり、家が近いこともあって一緒に下校しています。私は、その子や親のことが苦手です。なんかもう、嫌な予感しかしなくて。でも子どもの友達関係に口出すのも違うし、できたらこれ以上仲良くならないようにとハラハラしています。家に呼ぶのはダメと言っていますが、神経質すぎますか？』
2年生のときに娘さんとトラブルがあった子と、4年生になって同じクラスになったそうです。今は距離が縮んできているので、投稿者さんとしては不安要素があるようですね。これ以上仲良くしてほしくなく、少なくとも家で遊ぶのは禁止にしているものの、一方では厳しいかもしれないという思いもあるようです。このような対応について、他のママたちはどう感じるのでしょうか。

子どもを守りたい気持ちは一緒！

『まだ小学生だし、子どもが悪影響を受けたりトラブルに巻き込まれたりするような感じの子は、遠ざけたいなと思うよね』
『これはたぶん親の勘が正しいよ。家遊びは禁止で正解』
過去にトラブルになった子とは距離を置いてほしいと思うのは、他のママたちも同じのようです。いくら時間が経過して2年生から4年生になったといっても、またトラブルが起きる可能性は残っていますよね。子どもよりも人生経験が長い投稿者さんも嫌な予感がしているわけですから、その勘は信じてもよいのではないでしょうか。家に入れないようにするのは、適切な判断だったとの意見も多く見られます。

他のママたちはどう対処している？

『わが家も同じ状況です。私は娘に「よく見極めなさい。お母さんはあのときのことを忘れていないからね」と圧をかけて、「距離をとりなさいオーラ」を出していた。後悔はない』
『同じ経験あり。なるべく接触させないようにするしかないよ。学校や下校は仕方ないけれど、習い事を入れて放課後や休日遊ぶのはダメとか』
同じような経験があるママは、子どもに注意を促しているようです。子ども同士は過去のことをそれほど重く考えていないとしても、親としては重大なことと認識してしまいますね。あまり仲良くしないように、直接話すこともあるようです。ただ、学校で同じクラスになれば下校が一緒になるのは仕方ないでしょうから、放課後の過ごし方を工夫するとよさそうですね。
『わかる！　離れてくれーと念を送っている（笑）』
そして、なかには念を送っているママも。ママの思いが相手に届くかもしれません。

子どもの友達関係に口を出してもいい？

『子どもの交友関係に口を出すのはなし』
『やっぱり友達関係に口は出さない方がいいよ。損得感情が身についてしまう気がするし、自信をなくす。私も嫌いな子はいるから気持ちはわかるけれど』
親が子どもの友達について口を出すことに関しては、慎重に考えた方がよい場合もありますね。友達は子どもが選ぶものですから、親が否定してしまうと、自分の気持ちを押し殺すようになるかもしれません。また今後付き合う友達も、自分にとってメリットがあるかどうかを基準にしてしまう恐れもあります。子どもを守りたいという投稿者さんの気持ちもわかりますが、ほどほどにする必要はありそうです。

親として気持ちを伝えておきたい

『正直な親の気持ちは言ってもいいんじゃない？　親が子どもの友達関係に口出しすべきでないのは、何もトラブルがなかった場合だけでは？　子どもが自分の経験だけで学ぶには限界があるから、自分と合わない人とどう付き合うか教えるのはむしろ親の役目ではないかと思っている』
過去にトラブルを起こした子との距離が縮んでいる状況では、親としても心配になってしまうものです。また同じようなことが起きて、子どもが傷つくのは避けたいと思うからこそ、仲良くするのはやめてほしいと考えてしまうこともありますよね。でも、「子どもの友達について親が口出しをする」ことには問題もあるのは事実。あまり干渉をしてしまうと、子どもは親に何も話さなくなる恐れもあるでしょう。付き合う友達に関しては、否定をするのではなく、どう付き合っていくのかを伝えるにとどめるのがよいのかもしれませんね。例えば、嫌なことを言われたらすぐに相談するように伝えることもできそうです。親としては、あれこれ注意をするというよりは、何かあったらすぐに話せるような関係性を作っておくとよいのかもしれません。

文・こもも　編集・海田あと　イラスト・Ponko