＜恐ろしい結果に＞旦那の悪口を子どもに話すのはNG？「父親の悪口」を母親から聞かされた子の思い

一緒に生活をしている以上、旦那さんに対してイラっとすることもあるでしょう。心のなかにとどめておけず、思わず口に出してしまう場合も。ママスタコミュニティのあるママもつい旦那さんの悪口を言ってしまうそうですが……。
『旦那がいないときに、子どもと一緒になって旦那の悪口を言うことが日常化してしまっています。よくないとはわかっているけれど、共感してくれるからやめられなくて……』
旦那さんにイライラを感じたときには、お子さんと一緒に悪口を言う投稿者さん。口に出すことで投稿者さんのストレスも解消されるのかもしれませんが、その頻度が高いようですね。また子どもも一緒になって父親の悪口を言うので、投稿者さん自身も子どもに悪影響があると感じています。ただ程度の違いはあるにせよ、ほかのママたちも旦那さんの不満を言うことはあるようです。

悪口ではなく愚痴を言うことはある

『高校生の娘と愚痴みたいな感じなら言うときはあるよ。「さっきのあの言い方ひどくない？」「ひどいよねー」という感じ』
『よくないとは思うけれど、理不尽なことを言われて後で、「あれどう思う？　ひどくない？」と言うことはある』
旦那さんの言動に納得ができない場合には、その気持ちをお子さんと共有するママもいます。ただその場合は、旦那さんの悪口ではなくて愚痴のような感じで話すようですね。お子さんも父親の言い分が間違っていると感じることもあるでしょうし、逆に父親の意見が正しいと言うこともあるのかもしれません。

旦那さんの悪口を言うのはよくない。その理由は？

子どもを傷つけることになる
『旦那の悪口は言わない。離婚する前も今も子どもに悪口は聞かせていない。子どものなかではよいパパの思い出だから、私的にはモヤっとするけれど、子どもにわざわざ悪いところを聞かせたくない』
旦那さんは子どもにとっては父親です。ママからするとイラっとする存在でも、子どもにとっては大切な人かもしれません。その人の悪口を聞いたら、子どももあまりよい気分ではないでしょう。それにママが悪口を言うような人の子どもなのかと、自分の存在を否定するようなことを思ってしまう可能性もありますね。
子どもに悪口を言ってもよいと教えてしまう
『悪口を教えることになる。人のことをバカにする子に育つから、やめた方がよいよ』
母親が父親の悪口を言っていたら、それを見ている子どもは悪口は言ってよいものと思ってしまうのではないでしょうか。そうなると家庭内だけではなく、学校でも友達の悪口を言うようになってしまうかもしれません。またママと一緒に父親の悪口を言うとなると、目上の人であろうと悪く言うようになる可能性も。身近な例でいえば先生のことを見下すようになってしまうかもしれません。
子どもは悪口を言う側の母親を嫌いになるかもしれない
『母親が父親の悪口ばかり言っていた。子どもの頃は母の言うことがすべてだったから全部信じていたけれど、今考えると一方だけの言い分を子どもに吹き込むなんてあり得ないわ。両親とも年を取って助けが必要だけれど、母親には優しくできない。いまだに父のことを悪く言っているもん』
『子どもをストレスの捌け口にしないでほしい。私は聞かされる子ども側だったから気持ちがわかる。悪口を言われる父親より、悪口を言う母親が嫌になっていった』
人の悪口を聞かされるとあまり良い気分ではありませんから、悪口を言う人を嫌ったり軽蔑したりすることも。母親に父親の悪口を聞かされていたママたちは、大人になった今、母親を好きになれないのだそうです。このまま子どもに父親の悪口を言い続けると、子どもはうんざりして、ママのことを嫌いになってしまうかもしれません。

旦那さんの悪口は全然関係ないところでぶつけて！

『旦那の悪口はママスタコミュニティに書きな。子どもに言うのはだめ』
旦那さんは子どもにとっては父親ですから、その人の悪口を言うのは好ましくないと考えるママたちは少なくないようです。子ども自身が嫌な思いをすることもありますし、将来的にママのことを軽蔑するようになるかもしれません。それはママにとっても悲しいことですよね。
もし旦那さんにイラっとしたら、子どもに言うのではなく、ママスタコミュニティに投稿してみてはいかがでしょうか。ほかのママたちの共感を得られることもありますし、イライラ解消法などを教えてくれるかもしれません。ときに厳しい意見もありますが、そういう考えもあると言う発見にもつながります。せっかくのママたちのコミュニティですから、ぜひ活用していきたいですね。

文・こもも　編集・みやび　イラスト・Ponko