<親友の説教にモヤる>アドバイスなんていらないのに!子育ての「先輩」をきどる親友【第2話まんが】
前回からの続き。私はアミ、33歳です。私はアミ、33歳です。夫のケンタは高校の同級生。長い交際期間を経て2年前に結婚しました。私の親友ユウコも同じく高校の同級生サトルと結婚していますが、すでに子どもが3人います。最近ユウコは会うたびに、やたらとがった言い方をしてきます。子育てのストレスでもあるのかなと聞き流していましたが、ある日いきなり「いつ子どもつくるの?」と踏み込んできたので驚きました。
「いつって……授かりものだし」私はそう返すのが精いっぱいでした。ケンタと結婚してそろそろ2年経ちます。結婚当初から子どもが欲しいねと話してはいますが、いまだ授かる気配はありません。
もしかしたら自然な妊娠が難しいのかもしれないし、病院に行くことも考えはじめていたところでした。でももしよくない結果がでたらと想像をすると、怖くて躊躇していたのです。不安を悟られないよう「ケンタと相談して決めるから……」と言葉を濁しましたが、ユウコはさらに踏み込んできて……。
「あーダメダメ! 今すぐ電話しよ? そういうの後回しにすると子どもができるのも遅くなるんだって! 最近友達が行った病院、教えてあげるから」グイグイ迫るユウコを私は「いや自分でちゃんとするから大丈夫だよ?」と必死でかわします。しかしユウコは「私だって今でさえ子育てしんどいのに、体力落ちてから産むなんてムリムリ!」
「私はアミのために言ってあげてるのにー」呆れるように言うユウコ。3人の子どもを育ててきて大変さを知っているからこそ、私に忠告してくれているのかも……このときはそう思うようにしました。
それから1ヶ月後。私と夫ケンタはユウコとサトル夫婦の家に招かれ、4人で一緒にお酒を飲むことになったのです。
大人たちがお酒やおつまみを楽しむ周りで、ユウコとサトルの家の3人の子どもたちがわいわい遊んでいます。サトルは久しぶりの家飲みがかなり嬉しいらしく、早々に酔っぱらっていました。
「ねえねえ! 2人はまだ子どもできないの? ちゃんと夜がんばってるー?」ユウコの言葉に、私は思わず飲んでいたお酒を吹き出しそうになりました。いくら酔っているからといって、聞いていいことと悪いことの区別はつけてほしいんですけれど?
早くに結婚してしっかり子どもと向き合い育ててきたユウコを、私は心から尊敬しているつもりです。きっと私とは違う苦労の道も歩んできたのでしょう。でも先輩ヅラして夫婦のプライベートな話題にまで踏み込んでくるユウコは、やはりなんだか最近おかしいと思ってしまうのです。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・古川あさこ 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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