陣痛がこないのに破水? 陣痛がこない原因と対処方法
2016.09.15 17:58
提供:マイナビウーマン
臨月が近づき、お腹が大きくなってくると、いつ陣痛がくるのかとドキドキ・ソワソワする反面、いつ頃、どんなふうに痛みがくるのか、先に破水したらどうなってしまうのかと不安もいっぱい……。
そんな妊婦さんたちのために、今回は、出産予定日や破水のこと、陣痛の原因と来ない場合の対処方法などについて、幅広くまとめてみました。
出産予定日とは
始めに、出産予定日が、どのように決められているかをご説明します。
まず、妊娠週数は、最終月経初日を妊娠0週0日とし、出産まで満日数で数えていくことと決められています。本来は受精あるいは着床した時点から数え始めるように思えますが、前回の月経も妊娠しているとして考えるのがポイントです。
そして、妊娠週数の計算のための目安として「月経周期がもともと順調に28日であり、排卵が14日目に起こって妊娠した場合」の出産予定日を計算します。このときの出産予定日は妊娠40週0日となります。もちろん、排卵には個人差があるため、生理周期が28日周期でない方は、この計算方法が当てはまらないこともあります。
出産予定日に陣痛はくるの?
分娩予定日は先ほどの計算方法で人為的に計算されたものであり、その日に必ず赤ちゃんが生まれるということではありません。
妊娠15週くらいまでの胎児の大きさには個人差が少ないことを利用して、経腟または経腹エコーで胎児の大きさを測定し、その大きさから正しい妊娠週数に修正されることもあります。
正常範囲の出産期間はいつ?
「臨月」とは、妊娠10カ月(妊娠36週0日~)のことをいい、赤ちゃんが生まれるとちょうどよい時期とされる「正期産」は、分娩予定日の3週間前(妊娠37週0日)から2週間後(妊娠41週6日)までを指します。予定日に陣痛がこないからといって、すぐ悪影響があると考える必要はありませんので、しばらく自然に陣痛が起こるのを待ちましょう。
妊娠36週6日までに生まれた場合「早期産」や「早産」、妊娠42週0日以降に生まれた場合「過期産」と呼ばれます。
早産になると、赤ちゃんの呼吸機能が未熟だったり、障害を持って生まれてくることがあるので、NICU(新生児集中治療室)に入る必要が出てきます。
逆に過期産になると、赤ちゃんが大きくなりすぎて、経腟分娩困難になる場合があります。
陣痛がこない原因
陣痛がこない原因は、不明だそうです。
出産予定日に生まれてくるわけではないといっても、予定日が近づいても体に何の変化が起こらないでいると、イライラしてしまうもの。特に、初孫を迎える祖父母のみなさんなどはとても楽しみにしているため、様子をうかがってくることがプレッシャーになり、ママは陣痛がこないことに焦ってしまいがちです。
初産に過期産で生まれると、次も過期産で生まれてくることが多いとか、初産は予定日を過ぎることが多いと言われることがありますが、必ずしもそうではありません。
こればかりは、赤ちゃんのタイミング次第なので、子宮の居心地が良すぎて、赤ちゃんがまだ出たくないと感じていると、陣痛が遅れるのかもしれません。
出産予定日が過ぎてから、いつまで陣痛待ちするもの?
予定日を過ぎても、母体や胎児にトラブルがない限りは、自然に陣痛が起きるのを待ちます。しかし、妊娠42週に入ると、胎盤の機能低下や羊水の量が減るなどで胎児に悪影響を与える可能性が高まるので、妊娠41週に入ったらトラブルがなくても入院するのが一般的です。これはあくまでも目安で、母体と胎児の状態を見ながら、医師が対処の内容と時期を判断します。
赤ちゃんの異常はNST(ノンストレステスト)で確認できます。NSTなどで赤ちゃんの様子を見つつ、陣痛誘発剤などを使って人工的にお産を起こすことになります。なかには陣痛が弱かったり赤ちゃんの回旋異常があったりして、うまくお産が進まずに長時間かかる人や、正期産に比べて帝王切開になる可能性も高くなります。
陣痛がこないときの対処方法
陣痛は、赤ちゃんのタイミングが整ったときに出てくるというのは分かりましたが、それでも陣痛がこないと焦ってしまいますよね。
37週に入り、赤ちゃんがいつ生まれてもよい状態になると、子宮収縮を抑制するホルモンは減少していきます。そのため、運動やマッサージ、アロマなど、積極的に外部から刺激を与えることによって、陣痛をおこさせるホルモンを促すことができます。
こちらでは陣痛を起こしやすくするという方法を、いくつかご紹介したいと思います。
1)適度な運動をする
お散歩やウインドウショッピングをする
陣痛を促すためには、ウォーキングが有効です。
気分展開に近所の景色の良い所や公園に、ふらっと行ってみてはいかがでしょうか。
あまり遠出をすると腰痛や疲労の原因になりますが、ご主人さまと一緒なら、休憩を挟みながら、少し遠出をしてみるのもいいかもしれません。
ただ歩くだけだと義務的になりがちなので、産後しばらく行けなくなるウインドウショッピングを楽しみましょう。好きな洋服やアクセサリーを見て回るだけでも、よい運動になります。
階段を使うようにしてみる
陣痛待ちのママさんたちの話を聞くと、特に階段の上り下りをやっている人が多くいます。立った姿勢や歩くことは赤ちゃんが子宮におりてきやすくなりますが、階段の上り下りは、赤ちゃんが回って降りてくる手助けをしてくれます。
これは、重力の助けを借りることで赤ちゃんが下におりる力で子宮口が開きやすくなるからです。ただし、臨月を迎えたお腹は前に出ているため足元が見えませんで、転倒や落下には十分に注意しましよう。落ちてしまうと危険なので、階段の上り下りをするときには、しっかり手すりを持つか、パートナーに手を借りるなど工夫をして行いましょう。
スクワット・床拭きを頑張ってみる
スクワットは、出産に向けて骨盤が開いてくる際に起こりやすい腰痛改善とともに、陣痛促進効果が期待できます。スクワットをする時には、ふらついたりしないよう、床や椅子につかまった状態、かつ、リラックスした状態で行うことで、効果がよりアップするといわれています。スクワットは階段を上り下りするよりも簡単で効果があるため、膝が痛い人や臨月になり階段の上り下りが不安な人にもおススメです。
また、四つんばいの姿勢も、赤ちゃんが回りながらおりてくる手助けをしてくれます。
そのため、床拭きは陣痛促進につながるといわれています。床ふきやスクワットを行うと骨盤が広がり赤ちゃんが降りてきやすくなるため、その刺激で陣痛を促します。
2)マッサージやツボ押しをする
おっぱいマッサージをする
おっぱいマッサージ(乳房マッサージ・乳頭マッサージ)は、母乳育児をすすめる産婦人科であれば、紹介されている方が多いと思います。おっぱいケアをすると、オキシトシンというホルモンが分泌されるので子宮の収縮を促します。
マッサージをする時は、100%天然の植物性のオイル(カレンデュラオイル、グレープシードオイル、オリーブオイルなど)を塗って行うとよいでしょう。
乳頭を刺激する基底部のマッサージと、乳首周辺の乳首のマッサージがありますが、入浴時や寝る前のリラックスできる時間帯に1日1回行います。長時間行う必要はなく、乳首のマッサージは2~3分間、基底部のマッサージは1クール行います。
会陰マッサージをする
会陰マッサージは、その動作自体が刺激となり、陣痛を促すきっかけになります。
さらに、オイルを使って会陰マッサージをおこなうと、柔らかくしっとりなり、分娩時に裂傷がおきても、ひどくならずにすみます。カレンデュラオイルが1本あれば、会陰、おっぱいのマッサージに加え、赤ちゃんのあせもやオムツかぶれにも使えるので、おススメです。
ツボを押す
陣痛促進に効果が期待できるツボは「三陰交」や「大衝」です。
三陰交は、内くるぶしの頂点から指4本分上に上がったところで、骨と筋肉の境目です。
大衝は、足の甲にあるツボで、親指とひと指し指の間を、骨の谷間にそって足首側になぞると、骨の合流点のくぼみがあり、そのくぼみの場所が大衝です。
ツボの押し方は、ゆっくりと息を吐きながら痛すぎないように控えめに刺激しましょう。
目安はゆっくり息を吐きながら3回押すといいとされています。
足湯や湯船につかって血流をよくしながら刺激するとより効果的です。
3)アロマやドリンクでリラックス
ラズベリーリーフティーを飲む
欧米では「出産準備のためのお茶」と呼ばれるほど、出産にはオススメのハーブティーとして知られています。ラズベリーリーフティーを毎日飲んだ結果、子宮口が前回になってから赤ちゃんが出てくるまでの時間が普通の人と比べると9.6分も早かったという報告もあるくらいです。子宮収縮作用があり、体を温めてくれるので陣痛促進にも効果的です。
ただし、妊娠初期~妊娠中期の人、切迫早産や流産の危険がある人は飲まないようにしましょう。それ以外でも気になるようであれば医師に相談してから飲むようにしましょう。
陣痛がこないのに破水してしまったら
破水とは
赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、中に入っている羊水が外へ出てきてしまうことです。
羊水は赤ちゃんの「おしっこ」や羊膜からの分泌液で成り立っており、赤ちゃんが飲み込んで消化器から吸収されることによって均衡が保たれています。
通常、赤ちゃんが出てくるときには破水が起こるものですが、早期に破水してしまったり、破水が起こっても陣痛がこないときには、注意が必要と言われています。
どういった処置がなされるのか
通常破水したら、陣痛が始まって出産が始まりますが、稀に陣痛が起こらないことがあります。
赤ちゃんがいる胎内は無菌状態にありますが、卵膜が破れてしまうと赤ちゃんは菌に感染する危険があります。羊水には殺菌作用があり、赤ちゃん自身にもある程度免疫力はあるのですぐに感染が起こるというわけではありませんが、破水後24時間以上経過すると危険と言われています。
その場合には感染を防ぐために抗生物質の点滴を行います。その後は、お医者さんの判断によって、誘発分娩か帝王切開に切り替えられることがあります。
まとめ
いかがでしたか? なかなか陣痛が来なくて、赤ちゃんが生まれてくれないと心配になるものですよね。でも今は赤ちゃんの準備が整っていないだけかもしれません。赤ちゃんの様子や自身の体調に気をつけながら、できるだけリラックスして待ちましょう。いざ陣痛が始まったら、いつでも迎えてあげられるように、準備だけは万全にしておいて下さいね。
そんな妊婦さんたちのために、今回は、出産予定日や破水のこと、陣痛の原因と来ない場合の対処方法などについて、幅広くまとめてみました。
出産予定日とは
始めに、出産予定日が、どのように決められているかをご説明します。
まず、妊娠週数は、最終月経初日を妊娠0週0日とし、出産まで満日数で数えていくことと決められています。本来は受精あるいは着床した時点から数え始めるように思えますが、前回の月経も妊娠しているとして考えるのがポイントです。
そして、妊娠週数の計算のための目安として「月経周期がもともと順調に28日であり、排卵が14日目に起こって妊娠した場合」の出産予定日を計算します。このときの出産予定日は妊娠40週0日となります。もちろん、排卵には個人差があるため、生理周期が28日周期でない方は、この計算方法が当てはまらないこともあります。
出産予定日に陣痛はくるの?
分娩予定日は先ほどの計算方法で人為的に計算されたものであり、その日に必ず赤ちゃんが生まれるということではありません。
妊娠15週くらいまでの胎児の大きさには個人差が少ないことを利用して、経腟または経腹エコーで胎児の大きさを測定し、その大きさから正しい妊娠週数に修正されることもあります。
正常範囲の出産期間はいつ?
「臨月」とは、妊娠10カ月(妊娠36週0日~)のことをいい、赤ちゃんが生まれるとちょうどよい時期とされる「正期産」は、分娩予定日の3週間前(妊娠37週0日)から2週間後(妊娠41週6日)までを指します。予定日に陣痛がこないからといって、すぐ悪影響があると考える必要はありませんので、しばらく自然に陣痛が起こるのを待ちましょう。
妊娠36週6日までに生まれた場合「早期産」や「早産」、妊娠42週0日以降に生まれた場合「過期産」と呼ばれます。
早産になると、赤ちゃんの呼吸機能が未熟だったり、障害を持って生まれてくることがあるので、NICU(新生児集中治療室)に入る必要が出てきます。
逆に過期産になると、赤ちゃんが大きくなりすぎて、経腟分娩困難になる場合があります。
陣痛がこない原因
陣痛がこない原因は、不明だそうです。
出産予定日に生まれてくるわけではないといっても、予定日が近づいても体に何の変化が起こらないでいると、イライラしてしまうもの。特に、初孫を迎える祖父母のみなさんなどはとても楽しみにしているため、様子をうかがってくることがプレッシャーになり、ママは陣痛がこないことに焦ってしまいがちです。
初産に過期産で生まれると、次も過期産で生まれてくることが多いとか、初産は予定日を過ぎることが多いと言われることがありますが、必ずしもそうではありません。
こればかりは、赤ちゃんのタイミング次第なので、子宮の居心地が良すぎて、赤ちゃんがまだ出たくないと感じていると、陣痛が遅れるのかもしれません。
出産予定日が過ぎてから、いつまで陣痛待ちするもの?
予定日を過ぎても、母体や胎児にトラブルがない限りは、自然に陣痛が起きるのを待ちます。しかし、妊娠42週に入ると、胎盤の機能低下や羊水の量が減るなどで胎児に悪影響を与える可能性が高まるので、妊娠41週に入ったらトラブルがなくても入院するのが一般的です。これはあくまでも目安で、母体と胎児の状態を見ながら、医師が対処の内容と時期を判断します。
赤ちゃんの異常はNST(ノンストレステスト)で確認できます。NSTなどで赤ちゃんの様子を見つつ、陣痛誘発剤などを使って人工的にお産を起こすことになります。なかには陣痛が弱かったり赤ちゃんの回旋異常があったりして、うまくお産が進まずに長時間かかる人や、正期産に比べて帝王切開になる可能性も高くなります。
陣痛がこないときの対処方法
陣痛は、赤ちゃんのタイミングが整ったときに出てくるというのは分かりましたが、それでも陣痛がこないと焦ってしまいますよね。
37週に入り、赤ちゃんがいつ生まれてもよい状態になると、子宮収縮を抑制するホルモンは減少していきます。そのため、運動やマッサージ、アロマなど、積極的に外部から刺激を与えることによって、陣痛をおこさせるホルモンを促すことができます。
こちらでは陣痛を起こしやすくするという方法を、いくつかご紹介したいと思います。
1)適度な運動をする
お散歩やウインドウショッピングをする
陣痛を促すためには、ウォーキングが有効です。
気分展開に近所の景色の良い所や公園に、ふらっと行ってみてはいかがでしょうか。
あまり遠出をすると腰痛や疲労の原因になりますが、ご主人さまと一緒なら、休憩を挟みながら、少し遠出をしてみるのもいいかもしれません。
ただ歩くだけだと義務的になりがちなので、産後しばらく行けなくなるウインドウショッピングを楽しみましょう。好きな洋服やアクセサリーを見て回るだけでも、よい運動になります。
階段を使うようにしてみる
陣痛待ちのママさんたちの話を聞くと、特に階段の上り下りをやっている人が多くいます。立った姿勢や歩くことは赤ちゃんが子宮におりてきやすくなりますが、階段の上り下りは、赤ちゃんが回って降りてくる手助けをしてくれます。
これは、重力の助けを借りることで赤ちゃんが下におりる力で子宮口が開きやすくなるからです。ただし、臨月を迎えたお腹は前に出ているため足元が見えませんで、転倒や落下には十分に注意しましよう。落ちてしまうと危険なので、階段の上り下りをするときには、しっかり手すりを持つか、パートナーに手を借りるなど工夫をして行いましょう。
スクワット・床拭きを頑張ってみる
スクワットは、出産に向けて骨盤が開いてくる際に起こりやすい腰痛改善とともに、陣痛促進効果が期待できます。スクワットをする時には、ふらついたりしないよう、床や椅子につかまった状態、かつ、リラックスした状態で行うことで、効果がよりアップするといわれています。スクワットは階段を上り下りするよりも簡単で効果があるため、膝が痛い人や臨月になり階段の上り下りが不安な人にもおススメです。
また、四つんばいの姿勢も、赤ちゃんが回りながらおりてくる手助けをしてくれます。
そのため、床拭きは陣痛促進につながるといわれています。床ふきやスクワットを行うと骨盤が広がり赤ちゃんが降りてきやすくなるため、その刺激で陣痛を促します。
2)マッサージやツボ押しをする
おっぱいマッサージをする
おっぱいマッサージ(乳房マッサージ・乳頭マッサージ)は、母乳育児をすすめる産婦人科であれば、紹介されている方が多いと思います。おっぱいケアをすると、オキシトシンというホルモンが分泌されるので子宮の収縮を促します。
マッサージをする時は、100%天然の植物性のオイル(カレンデュラオイル、グレープシードオイル、オリーブオイルなど)を塗って行うとよいでしょう。
乳頭を刺激する基底部のマッサージと、乳首周辺の乳首のマッサージがありますが、入浴時や寝る前のリラックスできる時間帯に1日1回行います。長時間行う必要はなく、乳首のマッサージは2~3分間、基底部のマッサージは1クール行います。
会陰マッサージをする
会陰マッサージは、その動作自体が刺激となり、陣痛を促すきっかけになります。
さらに、オイルを使って会陰マッサージをおこなうと、柔らかくしっとりなり、分娩時に裂傷がおきても、ひどくならずにすみます。カレンデュラオイルが1本あれば、会陰、おっぱいのマッサージに加え、赤ちゃんのあせもやオムツかぶれにも使えるので、おススメです。
ツボを押す
陣痛促進に効果が期待できるツボは「三陰交」や「大衝」です。
三陰交は、内くるぶしの頂点から指4本分上に上がったところで、骨と筋肉の境目です。
大衝は、足の甲にあるツボで、親指とひと指し指の間を、骨の谷間にそって足首側になぞると、骨の合流点のくぼみがあり、そのくぼみの場所が大衝です。
ツボの押し方は、ゆっくりと息を吐きながら痛すぎないように控えめに刺激しましょう。
目安はゆっくり息を吐きながら3回押すといいとされています。
足湯や湯船につかって血流をよくしながら刺激するとより効果的です。
3)アロマやドリンクでリラックス
ラズベリーリーフティーを飲む
欧米では「出産準備のためのお茶」と呼ばれるほど、出産にはオススメのハーブティーとして知られています。ラズベリーリーフティーを毎日飲んだ結果、子宮口が前回になってから赤ちゃんが出てくるまでの時間が普通の人と比べると9.6分も早かったという報告もあるくらいです。子宮収縮作用があり、体を温めてくれるので陣痛促進にも効果的です。
ただし、妊娠初期~妊娠中期の人、切迫早産や流産の危険がある人は飲まないようにしましょう。それ以外でも気になるようであれば医師に相談してから飲むようにしましょう。
陣痛がこないのに破水してしまったら
破水とは
赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、中に入っている羊水が外へ出てきてしまうことです。
羊水は赤ちゃんの「おしっこ」や羊膜からの分泌液で成り立っており、赤ちゃんが飲み込んで消化器から吸収されることによって均衡が保たれています。
通常、赤ちゃんが出てくるときには破水が起こるものですが、早期に破水してしまったり、破水が起こっても陣痛がこないときには、注意が必要と言われています。
どういった処置がなされるのか
通常破水したら、陣痛が始まって出産が始まりますが、稀に陣痛が起こらないことがあります。
赤ちゃんがいる胎内は無菌状態にありますが、卵膜が破れてしまうと赤ちゃんは菌に感染する危険があります。羊水には殺菌作用があり、赤ちゃん自身にもある程度免疫力はあるのですぐに感染が起こるというわけではありませんが、破水後24時間以上経過すると危険と言われています。
その場合には感染を防ぐために抗生物質の点滴を行います。その後は、お医者さんの判断によって、誘発分娩か帝王切開に切り替えられることがあります。
まとめ
いかがでしたか? なかなか陣痛が来なくて、赤ちゃんが生まれてくれないと心配になるものですよね。でも今は赤ちゃんの準備が整っていないだけかもしれません。赤ちゃんの様子や自身の体調に気をつけながら、できるだけリラックスして待ちましょう。いざ陣痛が始まったら、いつでも迎えてあげられるように、準備だけは万全にしておいて下さいね。
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