SBSアナウンサー、飲酒運転を謝罪「母の涙に胸張り裂ける思い」

2021.03.04 04:51

飲酒運転容疑で警察に立件され、すべての出演番組から降板した韓国のSBSアナウンサーのキム・ユンサン（33）が謝罪文を公開した。

アナウンサーのキム・ユンサンは4日、自身のSNSに「弁解の余地のない私の過ちだ。失望された方にも申し訳ない。母が泣くのを見て胸が張り裂ける思いだ。みにくい人間だ。どのような批判も甘受して胸に刻む」と謝罪文を公開した。

続いてファンにも直接謝罪した。彼はファンのコミュニティサイトに「とても失望したでしょう。私も自分にとても失望した」とし「みんないつも応援くれるのに、こんなみにくい姿を見せて本当にごめんなさい」と伝えた。

ソウル龍山警察署によるとアナウンサーのキム・ユンサンはこの日午前3時頃、ソウル市龍山区のビルにある駐車場で酒気帯び状態で乗用車を運転していて壁に追突する事故を起こした。事故によるけが人は発生しなかったが駐車場の壁にある消火栓が破損した。

当時、血中アルコール濃度が免許取り消し基準を超える0.08％以上と測定されたが、キム・ユンサンが採血検査を求めたことにより血液を採取、国立科学捜査研究院に分析が依頼された。

採血検査分析には約3週間かかる見通しだ。

SBSの関係者はキム・ユンサンアナウンサーの飲酒運転と関連して「深刻な事案であるだけに出演番組からすべて降板することを決めた。懲戒に関しては現在議論している」と明らかにした。

一方、SBSに公開採用20期で入社したキム・ユンサンアナウンサーは『SBS 8ニュース』で平日のスポーツニュースの進行を務めていた。

SBSアナウンサー、飲酒運転を謝罪「母の涙に胸張り裂ける思い」

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