「2NE1解散」「WINNERナム・テヒョン脱退」同時発表に衝撃広がる＜主なYGアーティストの最新トピック＞

2NE1＜略歴＞

▼グローバルに支持された音楽＆ファッション性

2NE1はBOM、DARA、CL、MINZYの4人で結成。グループ名の「2NE1」は数字の「21」に「New Evolution（新しい進化）」をミックスさせた造語で＜21世紀の新しい進化＞という意味を持つ。2009年にBIGBANGとのコラボ曲「LOLLIPOP」で鮮烈に韓国音楽シーンに現れ、その後デビュー曲「FIRE」をはじめ「I DON'T CARE」「GO AWAY」「CAN’T NOBODY」などで韓国音楽チャートの1位を総なめ。国内に留まらず、ブラック・アイド・ピーズのウィル・アイ・アムや、世界的デザイナーのジェレミー・スコットなど、世界のセレブリティ達もその音楽性・ファッション性を支持した。

▼「ネガ チェイル チャラガ」CMが日本でも話題に

2011年9月にミニアルバム『NOLZA』で正式に日本デビュー。「2NE1 1st Japan Tour “NOLZA in Japan”」では韓国アーティストのデビュー公演としては当時最大規模となる全国7万人を動員した。2012年には韓国ガールズグループ初となるグローバルツアー「2NE1 2012 1st Global Tour - NEW EVOLUTION」を開催し、日本でも全国12万人を動員。2014年には「I AM THE BEST」（2011）がMicrosoft「Surface Pro 3」のCMソングに起用され、「ネガ チェイル チャラガ（＝私が一番イケてる）」という中毒性のあるフレーズは日本でも話題となった。

▼「TGC」でCL×ローラのコラボパフォーマンス

個性あふれるメンバーのソロ活動も活発で、今年9月にはCLが「第23回 東京ガールズコレクション2016 AUTUMN／WINTER」で約1年9ヶ月ぶりの来日。モデルのローラとのコラボレーションでオープニングを華やかに飾り注目を集めていた。

▼MINZY脱退⇒グループ解散

今年4月にメンバーのMINZYの脱退を発表。グループ解散を正式決定したことに伴い、YGはCL、DARAとのソロ契約を締結、BOMとは再契約を行わなかったことを発表している。

WINNER＜略歴＞

▼BIGBANGに続く第2のボーイズグループ

WINNERはYG所属の練習生11名によるデビュープロジェクト「WIN:Who Is Next」でデビューを勝ち取ったカン・スンユン、ナム・テヒョン、イ・スンフン、キム・ジヌ、ソン・ミンホの5人で結成。

YGがBIGBANG以来、約8年ぶりに放った第2のボーイズグループとして、2014年8月にアルバム『2014 S／S』でデビュー。同年9月『2014 S／S -Japan Collection-』で日本デビュー、同作を引っ提げて行った初のジャパンツアー「WINNER 1st JAPAN TOUR 2014」は全5都市11公演で2万5000人を動員した。

▼2016年「EXIT MOVEMENT」でカムバック

2016年は1年5ヶ月ぶりのカムバックとなるプロジェクト「EXIT MOVEMENT」が始動。同年3月には「第22回 東京ガールズコレクション2016 SPRING／SUMMER」で大トリのパフォーマンスを披露。

6月・7月に行った3度目のジャパンツアー「2016 WINNER EXIT TOUR IN JAPAN」では全4都市9公演、3万6000人を動員している。

▼ナム・テヒョン脱退、4人体制で活動続行

10月、メンバーのナム・テヒョンが心理的な健康問題により活動休止を発表。ナム・テヒョンの脱退に伴い、WINNERはスンユン、ジヌ、ミノ、スンフンの4人体制で活動を続行する。

主なYGアーティストの最新トピック

▼BIGBANG

今月5日・6日、海外アーティスト史上初4年連続となる日本ドームツアー「BIGBANG10 THE CONCERT：0.TO.10 -THE FINAL-」の東京公演を開催。今月4日に29歳の誕生日を迎えた最年長のT.O.P（トップ）は来年にも入隊する可能性が高く「私はもしかしたら今回の東京ドームが最後の東京になるかもしれません。なので私にとっての皆さんは一人ひとりが意味のある想い出となります」と示唆した。

▼EPIK HIGH

今年6月にリパッケージベストアルバム『THE BEST OF EPIK HIGH ～SHOW MUST GO ON & ON～』を日本でリリース。10月、東京・代々木第一体育館で開催された「スポーツ・オブ・ハート・ミュージックフェス2016」に出演。

▼iKON

今年1月にアルバム『WELCOME BACK』で日本デビューして以降、2度のアリーナツアーを決行。今年デビューの新人アーティストとしては最多となる年間32万2000人動員を記録。「第58回 輝く！日本レコード大賞」にて「新人賞」を受賞。

▼BLACKPINK

2NE1以降、約7年ぶりとなるYGガールズグループとして今年8月にデビュー。JISOO（ジス）、JENNIE（ジェニ）、LISA（リサ）、ROSE（ロゼ）の4人。11月現在、MVは5000万ビューを越え、28日発売の雑誌『NYLON JAPAN』2017年1月号で表紙を飾る。メンバーが「本当に早く日本に行きたいです！！日本でのBLACKPINKの活動を楽しみにしていてください」（LISA）と日本活動を示唆。

YG公式コメント全文

― 2NE1公式解散の宣言

2016年5月 2NE1の専属契約が満了し、MINZYが一緒にできない状況の中でYGは他のメンバーと長く議論した上で、2NE1の公式解散を決定することになりました。

2NE1は去る7年間YGを代表するガールズグループだったため、YGもその寂しさと残念な気持ちでいっぱいですが、活動を持続していくのは無理があると判断。約束できない2NE1の活動を期待するよりはメンバーのソロ活動に邁進することを決定しました。

今まで2NE1の音楽と彼女たちを愛してくれた韓国国内外の多くのファンの皆さんに心より感謝申し上げます。

YGは去る5月以降、CLとDARAのソロ契約を締結し、残念ながらBOMは再契約を締結していないことを公式的にお知らせ致します。

― WINNERメンバー、ナム・テヒョンの脱退について

今年、活発な活動を予告したWINNERが残念ながらメンバーナム・テヒョンの心理的な健康問題でこの数か月間すべての活動を中断した状態でした。

YGと他のメンバーはナム・テヒョンの健康回復を最優先的に考え、好転を期待してきました。

しかし、幼い頃から抱えてきた心理的な問題であり、回復と復帰時期を予測できない状況であったため、ナム・テヒョン側と長い相談の結果、WINNERとしての活動を持続することは不可能だと判断し、11月18日付けナム・テヒョンとの専属契約を終了することになりました。

自分のせいでチーム活動に支障をきたすナム・テヒョンのプレッシャーとデビュー2年目のWINNERの活動をこれ以上中断してはならないと判断したためです。

ナム・テヒョンがWINNERと一緒にいることはできなくなりましたが、今後各自の音楽活動を支持し応援する同僚になることを祈ります。

YGは新しいメンバーを入れることなく、4人体制のWINNER活動を本格的に準備して行こうと思います。新しいスタート地点に立っている4人のWINNERメンバーとナム・テヒョンにファンの皆様の大きな応援をお願い致します。

2016. 11. 25.

（modelpress編集部）