MAMAMOO・ファサ、2年ぶりソロリリースに心境告白 「自分自身を愛することで…」 ＜ニュー・シングル『I Love My Body』インタビュー＞

ファサ、ソロデビュー4年目の心境

― 2年ぶりのソロリリースおめでとうございます。2019年にソロデビューを果たしてから4年目となりますが、ソロデビュー当時の思いを振り返ってみていかがですか？

ファサ：最初にソロデビューをするときは、無謀で大胆で、何の不安もありませんでした。自分の感情を表現することが、心を削ることもありましたが、喜びと幸せに満ちていました。

― 今も当時と変わらない気持ちですか？

ファサ：時間が経つにつれて、幸せからは少し遠く感じるようになりました。楽曲に命を吹き込むことは今も楽しみですし、私を生かしてくれます。でも好きなことをするためには大変なことがたくさん待っていて、好きなことを失わないために必死に奮闘している感じです。ステージは私に癒しと、澄んだ心を与えてくれます。この大切なものを、私が健康でいる限り守りたいと思います。

― では、今回「I Love My Body」でカムバックが決まった時の心境はいかがでしたか？

ファサ：どうしても不安な気持ちでいっぱいでしたが、この曲を選んで気に入っていたので、その気持ちを忘れないようにしました。あまりにも幸せで一生懸命走り続けると、最後の方には疑心暗鬼になったり、心が揺らいだりもします。だからこそ、心から自分自身を祝福し、応援しました。

ファサ「この歌詞で曲の意味が確実に伝わる」

― 新曲「I Love My Body」はどのような楽曲になっていますか？

ファサ：文字通り、自分の身体を愛します。そして、自分自身を愛することで、すべてを愛することができる力を示す楽曲です。悲観的なときは果てしなく悲観的で、楽観的な時は更なるプラス思考を引き寄せます。誰かと比較することも嫉妬することも、自分を少しずつ蝕んでしまうので、その貴重で惜しい時間を自分に捧げて欲しいというメッセージ性があります。私自身もそう思います。

― 「I Love My Body」をレコーディングするときに意識したことはありますか？

ファサ：サビの部分はシンプルながら個性がはっきりとしていなければならないため、非常にたくさんの労力をかけました。

― お気に入りの歌詞はございますか？その理由も教えてください。

ファサ：個人的には、ブリッジ（Bメロ）の最後の歌詞「最後まで私自身を愛し続けるわ」が一番好きです。私の性格とよく似ていて、この一行でこの曲の意味が確実に伝わる気がします。それがこの曲を選んだ最大の理由でもあります。
― 「I Love My Body」のMVで印象的なシーンや注目してほしいシーンは？ダンスのポイントもあれば教えてください。

ファサ：最後の集団ダンスシーンです。以前は一人で何かを見せなければならないという不安感や恐怖感が強かったように思います。今ではみんなと息を合わせ、互いに刺激を与え、エネルギーを共有することが本当に楽しいです。それが映像に収められたとき、幸せで不安はあまり感じなかった気がします。

― 「I Love My Body」はどんな方に聴いてほしい楽曲となっていますか？

ファサ：重い考えに頭を悩ませている人…いや、みんなに！

ファサ、夢を叶える秘訣は「自分の能力を磨き続け…」

― モデルプレスの読者には、夢を追いかけている方もたくさんいます。そういった読者に向けて、ファサさんの「夢を叶える秘訣」を教えていただけますか？

ファサ：望むことがすぐに叶うことはありません。しかし、その時が来るのを静かに待ち、自分の能力を磨き続ける努力をすれば、チャンスがくると思います。孤独で寂しい時間も、いつかは私たちの力になってくれるはずです。

― 最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。

ファサ：チュッコ シッポ？（※）説明を聞かないと非常に誤解を招く言葉ですが、最近のファンとの愛情表現です！

※直訳は「死にたい？」。MAMAMOOのファンとのコールアンドレスポンス。

― ありがとうございました！
モデルプレス独占でセルフィ―もいただきました。ファサさん、ありがとうございました！

（modelpress編集部）［PR］提供元： 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

デジタルシングル「I Love My Body」

「I Love My Body」はリスナーに向けて、自分自身の美しい部分もユニークな個性もすべて受け入れよう、というメッセージが込められている。あらゆる年齢と外見を讃え、誰もが本当の自分を愛することを願った楽曲だ。

シングル：I Love My Body／アイ・ラブ・マイ・ボディ
リリース：2023年9月6日（水）18時

ファサ（HWASA）プロフィール

韓国のシンガー＆ラッパー。2014年に世界的ガールズグループ・MAMAMOOのメンバーとしてデビュー。グループ活動と並行して2019年にシングル「TWIT」でソロアーティストとしてデビューを果たす。そして翌年の2020年には、自身初のソロ・ミニアルバム「Maria」をリリース。タイトルトラックの「Maria」は1億回以上の再生回数を記録し、韓国の音楽チャートGaon Chartsからプラチナ認定を受ける。さらに2019年のGolden Disk Awardsでの年間アーティスト賞や、2020年のAsian Pop Music Awardsでの年間楽曲賞（海外部門）と輝かしい受賞歴を誇る。