「ファーストクライ」横溝菜帆、虐待された経験持つ妊婦役に責任感「考えて考えて考え続けました」共演者からの刺激も「こんな存在になりたい」
2026.09.09 20:00
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女優の横溝菜帆(よこみぞ・なほ/18)が日本テレビ系水曜ドラマ「ファーストクライ 母子救命救急班」(毎週水曜よる10時〜)の第9話・10話に、若き妊婦役として出演。モデルプレスでは横溝にインタビューを実施し、役についての印象や共演者との撮影秘話について聞いた。
比嘉愛未主演「ファーストクライ 母子救命救急班」
少子化や医師不足で産科が危機に瀕する中、都内のセレブ病院にワケあり妊婦を無償で救うチーム「母子救命救急班」が秘密裏に結成。片耳に難聴を抱える天才産婦人科医・光井明希(比嘉)率いるチームが、新たな命を救うため奮闘するメディカル・エンターテインメントとなっている。横溝菜帆、初の妊婦役に感じた責任感
― 「ファーストクライ」への出演が決まった際の心境を教えてください。また、台本を読まれてどのような印象を持たれましたか?横溝:実は、ファーストクライは第1話からいち視聴者として拝見していました。命の重みや尊さ、健康に産まれてこられたことの奇跡、両親への感謝。当たり前に思われがちだけど決して忘れてはいけない大切なことを再確認させられるような素敵なドラマだなと思っていました。同時に、私も出たかったなと、密かに思っていました。そんな中ドラマに出演させていただけることになり光栄ですし、純粋に物凄く嬉しかったです。台本をいただく前からワクワクが止まりませんでした。ですが、実際に台本を読み沢田希美という人物を知っていく中で、こんなに難しい役が果たして自分に務まるのだろうかという、大きな不安とプレッシャーにも駆られました。撮影中でさえ、心の中では不安でパニックになっていましたが、上田監督・大谷監督をはじめたくさんの方々の支えがあり、なんとか演じることができたのではと思います。
― 実際に役を演じていく中で、ご自身と似ていると感じた部分はありましたか?また、凄惨な過去を持つ19歳の妊婦という難しい役どころだと思いますが、演じる上で意識されたことや大切にされたことがあれば教えてください。
横溝:私が演じる沢田希美は、幼い頃から植え付けられた父親への恐怖心を抱え、とても繊細で傷付きやすい弱さを持った子です。その反面、大切なものを守り抜きたいという意志や、そのためなら何事にも立ち向かえるという内に秘めた強さも持ち合わせた子だと感じています。私自身も、何か自分の中で大切なものを貫く意志の強さは人一倍あると思うので、そういった場面では共感しやすい部分も多々ありました。
虐待や妊娠出産を経験する役も初めてでしたし、辛く重い過去を持ったとても繊細な子なので、とにかく読み込みました。一つ一つのセリフの裏に隠された希美の思いであったり葛藤であったり、本当に細かいところまで考えて、考えて、考え続けました。未知の連続でしたが、神経を張り巡らせて演じました。私はこの役を通して、全く知らなかった人生を想像して演じることへの重たい責任を感じました。自分自身が経験したことではないからこそ、簡単に「こういうことだ」と決めつけず、ただひたすら寄り添おうと考え続ける。想像力はもちろんのことですが、役へ敬意を持つこともとても大切なのだと改めて痛感しました。
横溝菜帆、徳永えりから受けた刺激
― 今作には比嘉愛未さん、徳永えりさんをはじめ、さまざまな方が出演されていますが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?共演者の方とのやり取りで印象に残っているエピソードや、演技面で刺激を受けた方がいれば教えてください。横溝:重たいテーマの作品ですし、暗い雰囲気のシーンも多いのですが、現場は常に明るくて笑顔が絶えないんです。それはきっと座長である比嘉さんの、分け隔てなく皆さんに明るくお話しされている姿や、現場を包み込むハッピーオーラが作用して、素敵な雰囲気の現場が出来上がっているのだろうなと思います。母子救命救急班の皆さんはとても仲が良くて、ボケとツッコミが飛び交う和気藹々としたチームです。少しの間ですが、私もその空間にご一緒出来たことがとても嬉しいです。
そして、希美が大きな信頼をおける羽鳥さんを演じる徳永えりさんからたくさんの刺激を受けました。いつお会いしてもお話しても、愛と優しさに溢れた本当に素敵な方です。徳永さんとお話していると希美としてはもちろんのこと、私自身も物凄く心に響くものがありました。現場での立ち振舞いも気配りと優しさにあふれていて、私も俳優として、1人の人間として、こんな存在になりたいなと強く思いました。またいつか共演させていただけるように精進します!
― 今回演じられる希美は、葛藤を抱えながらも自らの置かれた状況に向き合っていく役柄だと思いますが、横溝さん自身が葛藤や悩みを抱えた際は、どのように自分の気持ちと向き合い、乗り越えてきましたか?
横溝:一旦その気持ちに真正面から向き合って、感じたままに感情を剥き出しにする。自分の中で生まれたマイナスな感情からも、絶対に逃げないようにしています。私は負けず嫌いな性格なので自分の弱さを感じた時にはすぐ否定したくなりますが、それは逆効果だなと最近ようやく気付きました。しっかり自分の弱みや悪い所に一回向き合ってみることで、今後どうしていけばいいか分かるかもしれません。分からなかったら分からなかったで、悩み続けるで、いいんだと思います。私も、特にお芝居に関しては、未だ全く分からない事だらけです。本当に難しいです。生涯をかけて勉強して研究して向き合っていきたいなと思っています。
横溝菜帆の夢を叶える秘訣
― 子役時代から俳優として活動しながら、船舶免許1級の取得や海外留学など、数多くの夢を実現させてきた横溝さんが考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。横溝:「絶対に満足しないこと」だと思います。お芝居はもちろんのこと、何事に対しても絶対に「完璧だ」と思わず、どこまでもどこまでも高みを目指していく、それは昔から大切にしていますし、今後も一生忘れずにいたいことです。私はとにかく負けず嫌いな性格だし、こだわりが強すぎるところがあるので、たまに1人で突っ走りすぎて疲れてしまったり、おかしな方向にいったことももちろんあります。ですが、そういう失敗も後々必ず原動力になって、将来の自分に他の人にはない唯一無二の深みが出てくれたらな、と、とにかくポジティブに考えるようにしています。
― 素敵なお話をありがとうございました!
(modelpress編集部)
横溝菜帆プロフィール
2008年3月27日生まれ、神奈川県出身。2018年、ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)で主人公の娘・宮本みゆき役で注目を集める。最新作は「時光代理人」(東海テレビ・フジテレビ系/2026年)、「タイムトラベルダディ」(テレビ朝日系/2026年)、映画「ハローマイフレンド」(2026年)など。現在は「めざましテレビ」(フジテレビ系/)内「イマドキ」にも“イマドキガール”として出演中だ。Instagram:https://www.instagram.com/y_naho_te/
TikTok:https://www.tiktok.com/@naho_yokomizo_mg
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