中島健人「セクシー」の裏にあった葛藤 “切っても切れない宿命”受け入れ見極める時代へ【「ラブ≠コメディ」インタビュー】
2026.07.03 08:00
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映画「ラブ≠コメディ」(7月3日公開)で主演を務める中島健人(なかじま・けんと/32)と、ヒロインを務める長濱ねる(ながはま・ねる/27)。インタビューでは、中島が代名詞でもある「セクシー」の裏にあった葛藤と現在の思いを語った。【インタビュー全3回の2回目】
映画「ラブ≠コメディ」
“360度全方位イケメン”と称され、数々のラブコメ作品で主演を務めてきた人気俳優・神崎麗司。30歳を目前に、重厚なドラマで評価されたいという思いを抱えていた中、またもや届いたのは王道ラブコメの出演オファーで、相手役はアイドル・南風美里。“本当の恋”と“エンターテインメントが持つ意味”を見つめ直していく、完全オリジナルのラブコメストーリーとなっている。中島が神崎、長濱が南風を演じるほか、板谷由夏、塩野瑛久、光石研、財前直見ら豪華俳優陣が出演。中島が書き下ろした新曲「Fiction Love」が主題歌となっている。
中島健人「セクシー」の裏にあった葛藤
― 本作で描かれているように、自分が思い描いているものと、周りから求められることの違いというのは、お仕事をしているとどんな人でも発生するのかなという風に思うのですが、中島さんはそういった境遇になった時にどのように乗り越えていましたか?中島:年齢によりますが、20代はたくさん失敗したほうが良いと思うので、とりあえずやってみるというのが1番大切な気がしています。30代は選別の年代に入ってくるので、選択をしないといけないけれど、20代だったらどんどん当たって、砕けて、組み直すということができると思うので。
― キャリアの段階によって選択をしていく。
中島:選択をしていく。それを繰り返して本当の自分が仕上がっていく感じがします。
― 中島さんが「20代とりあえずやってみたこと」と「30代になって選択したこと」はなんでしたか?
中島:何を言われようが「セクシー」は貫き通しました。その結果、逆に今では「セクシー」という言葉を振られることも多くなったので。元々「セクシー」という言葉は、グループの知名度が広がればいい」という気持ちの中で言葉を作って発信していたのですが、いつの間にかそれが自分の代名詞みたいになっていったので、20代の10年間はとにかく貫き通しました。
「JMK 中島健人ラブホリ王子様」(2013/日本テレビ系)というカメラ目線のバーチャルドラマを3ヶ月やってから“ラブホリ王子様”と呼ばれるようになったのですが、それ以来恋愛ドラマをやると笑われる時期があったんです。胸キュンセリフを言うと「キャー!」よりも笑いが先行して…黄色い歓声を狙ったつもりだったのに「あれ?」と自分の中でわけわかんなくなっちゃって。「これはまずいな…」という葛藤を抱えていた中で、どの番組でも「甘い言葉を言ってください」とお願いされることが続いていましたね。
―やってみて貫き通した「セクシー」の裏には、葛藤もあったのですね。
中島:はい。当時「中島さんは握手会の時にヒールが脱げたお客様に『気をつけて、シンデレラ』と言ったんですよね?」というくだりがあったのですが、32歳になった今でも、番宣で出た番組でフリップで出たのがやっぱり「気をつけて、シンデレラ」だったんです。その時に、これは俺から切っても切れない宿命のようなキャラクターなんだなと思いました。なので、今は選択はしているけれど、自分が20代で貫き通したものを1本の軸として、ありとあらゆるものに挑戦しつつ「これは違うよね」「これはそうかもね」とちゃんと見極める時代に入りました。
― 今では「セクシー」は中島さんにしかない代名詞として確立していると感じます。
中島:そうですね。「セクシー」と発言してクスクスと笑われる時代はもう超えた感覚があります。前のグループでの東京ドーム公演で「セクシーサンキュー!」と言ったら「キャー!」と来て、「あー来た。これだ!」と思って嬉しかったんです。新たな活動を迎えた時に、ライブでちゃんとお客さんが熱狂してくれるというところは、今までやってきたことが間違ってなかったということの表れな気がします。
(modelpress編集部)
★【インタビュー全3回の3回目】では、長濱が悩んでいた過去や、乗り越えた先に見えた未来像に迫る。
中島健人プロフィール
1994年3月13日生まれ、東京都出身。2011年11月にSexy Zoneのメンバーとしてデビュー。2024年3月にグループを卒業し、ソロアーティストとしての活動をスタート。その後、キタニタツヤとのユニットGEMNを結成、7月にテレビアニメ「【推しの子】」第2期のオープニング主題歌「ファタール」を配信リリース。2024年12月25日にはソロデビューアルバム「N / bias」をリリース。俳優としても活動し、近年の主な出演作に、映画「ラーゲリより愛を込めて」(2022)、主演映画「おまえの罪を自白しろ」(2023)、海外ドラマデビューとなるHuluオリジナル「コンコルディア/Concordia」(Huluにて独占配信中/全6話)、「ちるらん 新撰組鎮魂歌」(2026)、Netflixシリーズ「SとX」(2026年 世界独占配信予定)などがある。
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