インタビューに応じた森愁斗/写真:野間憲治(提供写真)

BUDDiiS森愁斗、ホラー初挑戦での役作り 髭にもこだわり「堕ちていく過程を表現」【「口に関するアンケート」インタビュー】

2026.07.03 12:00

7月3日公開の映画「口に関するアンケート」でホラー作品に初挑戦したBUDDiiSの森愁斗(もり・しゅうと/23)にインタビュー。約60ページの薄さと巻末のアンケートで話題を呼んだ同名小説の実写版で、TAGRIGHTの西山智樹演じる川瀬とともに、面白半分で墓地へ肝試しに向かう堀田を演じる。本作を通して「ナチュラルな演技の難しさと大切さを学んだ」という森に、撮影の裏側や俳優としての学びを聞いた。

「近畿地方のある場所について」で知られる作家・背筋による話題作を映画化。心霊スポットとして知られる墓地に肝試しに向かった大学生たちの“不可解な証言”を手がかりに、怪奇現象の裏に隠された真相へ迫っていくホラーミステリーだ。主演の板垣李光人をはじめ、綱啓永、吉川愛、MOMONA(ME:I)、森、西山ら旬のキャストが集結する。

森愁斗、髭も役作りの一部に「表情を細部まで意識した」

森愁斗/写真:野間憲治(提供写真)
森愁斗/写真:野間憲治(提供写真)
― 話題のホラー小説の映画化ということですが、原作や脚本を読まれた印象を教えてください。

僕はどちらかというと読書が苦手なタイプなんですけど、この作品は手に取りやすいページ数とサイズ感で、スッと物語のなかに入り込めました。その後脚本を読んで、「原作の60ページというボリュームをこんなふうに膨らませるんだ」「ここはどうやって映像化するんだろう?」とワクワクしながら読み進めていましたね。

― 原作がコンパクトなだけに、想像できないですよね。

そうなんですよ。情報解禁後にはSNSでファンの方から「どういうふうに膨らませるの?」というコメントも届いていたんですが、僕も同じ気持ちで(笑)。実際に撮影に入ってからも、「完成したらどんな映像になるんだろう?」とずっと楽しみでした。

― 森さんが演じた堀田についておうかがいします。西山智樹さん演じる川瀬と肝試しに行くシーンでは終始強気でしたが、怪異を目撃してから“証言”をするシーンでは雰囲気が一変します。こだわった点や、清水崇監督と話し合ったことはありますか?

堀田は強気に振る舞っていますが、実は怖がりな一面もあるんです。肝試しで訪れた墓地で怪異と遭遇してからは、徐々に自分を保てなくなっていく。その過程では、無理に強気な部分を残さなくていいかなと考えて。「本当に怖かった…」という感情を素直に出したほうが、普段とのギャップも際立つと思ったんです。

― 特に証言のシーンでは顔のアップが続きます。表情は意識していましたか?

表情は細部まで意識していました。今回は僕の髭を生かしていただいたんですが、それだけで印象がかなり変わるんですよね。怪異に遭遇してからやつれていったんだろうなとか、それだけの時間が経過したんだろうなとか、髭ひとつで想像が広がって。少し汚らしいというか、堕ちていく過程も表現できたんじゃないかと思います。

― 森さんの髭にも注目ですね。

はい。細かいですけど、ポイントです(笑)。

森愁斗、ホラー初挑戦で実感「ナチュラルな演技の難しさと大切さ」

― 初挑戦となったホラー作品。吸収できたことはありましたか?

これまでもさまざまな作品に出演させていただきましたが、ホラーならではと感じる部分がありました。驚くシーンが多いので、普段は使わない表情や声も難しさのひとつなんですが、それと同じくらい自然な芝居も大切なんですよね。何でもない日常のシーンをリアルに演じることで、怪異の恐怖や不気味さがより際立つというか。観ている方に「自分たちの日常でも起こりそう…」と思ってもらうための、ナチュラルな演技の難しさと大切さを学びました。

― 最後に、皆さんへメッセージをお願いします。

予告映像を見て「怖そう」というコメントもたくさんいただくんですが(笑)、考察しがいのあるミステリーでもあります。単なるホラーにとどまらず、観た後にみんなでいろいろ話したくなる作品だと思うので、ぜひ最後まで目を離さず楽しんでいただけたら嬉しいです。

(modelpress編集部)

作品情報

映画「口に関するアンケート」
2026年7月3日公開
出演:板垣李光人/綱啓永 吉川愛 MOMONA (ME:I) 森愁斗 西山智樹 (TAGRIGHT)
原作:背筋「口に関するアンケート」(ポプラ社)
監督:清水崇 脚本:山浦雅大 音楽:大間々昴
企画・配給:松竹
(C)2026映画「口に関するアンケート」製作委員会

森愁斗(もり・しゅうと)プロフィール

2002年9月18日生まれ、東京都出身。2020年9月16日にダンスボーカルグループBUDDiiSのメンバーとして活動を開始。兄・森英寿とのユニット“もーりーしゅーと”としてTikTokやYouTubeで人気を集め、SNSを中心に幅広く活躍する。2022年、TBSドラマ「君の花になる」で俳優デビューを果たす。以降、「Maybe 恋が聴こえる」「ぼさにまる」「シンデレラ・コンプレックス」「御上先生」「MISS KING / ミス・キング」など話題作に出演し、俳優としても注目を集めている。現在は、アーティスト活動・俳優業・モデルなど多岐にわたり活動中。

撮影/野間憲治
文/豊泉彩乃(t-press)
ヘアメイク/KANANE(PUNCH)
スタイリスト/井上亮(PUNCH)
衣装協力/CULLNI(CULLNI FLAGSHIP STORE TEL:03-6416-1056)
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