磯村勇斗、2PMオク・テギョンは“代弁者” 互いに観察して知った一面とは「助けられた」【「ソウルメイト」インタビュー】
2026.05.16 17:00
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【インタビュー後編】
Netflixシリーズ「ソウルメイト」でW主演を務める俳優の磯村勇斗(いそむら・はやと/33)と2PMのオク・テギョン(37)。日本と韓国、異なる場所で研鑽を積んできた2人の表現者が、1つの物語で交差した。「気づいたら自然とソウルメイトになっていた」――そう穏やかに笑い合う彼らの眼差しからは、互いへの深いリスペクトと、撮影期間を共に駆け抜けた戦友としての確かな信頼が溢れていた。
磯村勇斗&オク・テギョンW主演「ソウルメイト」
すべてを捨てて日本を去った鳴滝琉(磯村)が、見知らぬ国の教会で命を落としそうになったところを、ボクサーのファン・ヨハン(テギョン)が助けるところから始まる、10年に渡る魂と愛の物語。小説家・脚本家・監督・クリエイターとしてマルチな活躍を行う橋爪駿輝氏が脚本を書き下ろし、監督を務める。磯村勇斗&オク・テギョン「自然とソウルメイトに」
― 初めてお会いした時のお互いの印象を教えてください。磯村:最初にお会いしたのはクランクインの2週間前、カメラテストの時でした。僕は一方的にテギョンさんを知っていたので、お会いできるのを楽しみにしていました。最初は非常に落ち着いていて、クールな方なのかなという印象でしたが、いざお芝居のテストをすると、すでに自分の中にヨハンという人物を持っていて。本番の撮影が楽しみになるほどヨハンそのものだったので、これはいい作品が作れると確信しました。
テギョン:磯村さんと共演すると聞いてから、お会いする日を心待ちにしていました。カメラテストの日に初めてお会いして、期待以上の喜びを感じました。お芝居でも普段の会話でも、いつも僕のことを思いやってくれる方で、本当に嬉しかったです。そういう気持ちが積み重なって、2人の関係性がシリーズを通してちゃんと描かれていると思います。
― 先ほどからお二人の仲の良さが伝わってきますが、距離が縮まった出来事はありましたか?
磯村:これといった特定のきっかけがあったわけではないんです。日本パートの撮影段階でご飯に行ければ良かったのですが、お互いボクシングの減量や体作りをしていたので、それどころではなくて(笑)。撮影の合間の会話など、現場でどれだけ関係値を作れるかでした。その積み重ねが、琉とヨハンの素敵な空気感を作りました。お互いをちゃんと観察できていたので、気づいたら自然とソウルメイトになっていた感覚です。
― 観察して知った意外な一面はありますか?
磯村:テギョンさんは、せっかちです(笑)。
テギョン:うんうん(笑)。
― どういった時に感じましたか?
磯村:撮影が少し滞っていると「はい、行くよ!」と声をかけてくれるんです。それで士気が上がるんです。日本の現場ではなかなか誰も言わないことですが、テギョンさんがいることで現場の空気が一段階上がりました。せっかちとは言いましたが、非常に助けられた部分ですし、ストレートに言ってくれるのが気持ちいいです。
テギョン:磯村さんがおっしゃった通り、僕が減量期でなければもっと早くにご飯に行って、さらに関係を深められたかもしれないという心残りは少しあります。ですが、現場でふざけ合ったりおしゃべりしたりする時間の中で、2人の関係性はきちんと築けましたし、それが「ソウルメイト」という作品に繋がったと思っています。
― 磯村さんに対する印象の変化はありましたか?
テギョン:最初から今まで、印象が変わることなく本当に温かくて優しい方です。親切ですし面白くて、色々な魅力が詰まった多面性を持っているなと感じています。
磯村勇斗&オク・テギョン、支え合った撮影期間
― 琉とヨハンが支え合う関係性のように、撮影中に相手に助けられたと感じた場面があれば教えてください。磯村:常に助け合っていた気がします。エモーショナルで難しいシーンが多かったので悩むこともありましたが、テギョンさんは「やってみよう!」と背中を押してくれるんです。僕と監督が悩んでいても、テギョンさんは「大丈夫!」と絶対に応えてくれる。その振り切り方には僕自身も助けられましたし、「悩んでいる場合じゃないな、まずは行動してみよう」と思わせてくれました。
テギョン:僕はせっかちなので、急ぎすぎて取りこぼしてしまうこともあるのですが、感情の表現などで磯村さんが僕を落ち着かせてくれました。そこはすごく助けられました。主人公2人のたわいないやり取りも、磯村さんのおかげで関係性が見える良い雰囲気のシーンになったと思います。
― 磯村さんはせっかちではない?
磯村:実は僕もせっかちなのですが、現場では静かなんです。テギョンさんが僕の心の中を全部代弁してくれました(笑)。
磯村勇斗&オク・テギョンが悲しみを乗り越えた方法
― 本作では主人公たちが葛藤を抱え悩みながらも、前を向いて生きていく姿が描かれています。現実世界でも、ネガティブな感情が芽生えることもあると思いますが、お二人の悲しみを乗り越える方法を教えてください。磯村:僕は基本的に寝たら次の日には復活するタイプなのですが、そうもいかない問題のときは、焦らないようにしています。今すぐ動かなきゃと思うと空回りしてしまうので、一度冷静に自分の中に落とし込む時間を作るようにしています。そうすることで、また別の道が見つかることもあると思います。
テギョン:僕は単純な人間なので、悲しいことがあっても複雑には考えません。その問題が「行動して修正できるかどうか」をまず考えます。修正できるならすぐに行動しますし、自分の力ではどうにもできない問題なら、すぐに諦めます。早く忘れるか、早く行動して直すか。その二択です。…これだと僕、ずっとせっかちな人みたいですけど、大丈夫ですか(笑)?
磯村:ハハハ(笑)。
― 貴重なお話、ありがとうございました!
(modelpress編集部)
<磯村勇斗>
スタイリスト:笠井時夢
ヘアメイク:佐藤友勝
<オク・テギョン>
スタイリスト:LEE HANWOOG
ヘアメイク:星野加奈子
磯村勇斗(いそむら・はやと)プロフィール
1992年9月11日生まれ、静岡県出身。2015年『仮面ライダーゴースト』で注目を集め、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』では幅広い層からの支持を獲得。近年の主な出演作はドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS)、『今際の国のアリス』(Netflix)、『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ・フジテレビ系)、映画『月』、『正欲』など。主演映画『mentor』が2026年10月16日公開。オク・テギョン プロフィール
1988年12月27日生まれ、韓国出身。2008年に2PMのメンバーとしてデビューし、2010年に『シンデレラお姉さん』で本格的に俳優活動を開始。以降、ドラマ『ヴィンチェンツォ』(Netflix)、『ブラインド』(tvN)、映画『グランメゾン・パリ』など話題作への出演が相次ぐ。
【Not Sponsored 記事】
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