ACEes作間龍斗、“8回観に行った”人生に影響を与えた作品とは「考え方がおかしくなり始めて」【月夜行路インタビュー前編】
2026.04.28 18:00
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女優の波瑠と麻生久美子が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「月夜行路 ―答えは名作の中に―」(毎週水曜よる10時〜)に出演中のACEesの作間龍斗(さくま・りゅうと/23)が、モデルプレスらのインタビューに応じ、共演者とのエピソードや影響を受けた作品を語った。【前編】
「月夜行路 ―答えは名作の中に―」
本作は、謎解きを楽しみながら教科書でおなじみの名作文学から生きるヒントを学べる、痛快文学ロードミステリー。仕事漬けの夫と反抗期の子どもにないがしろにされる主婦・沢辻涼子(麻生)は、文学オタクの銀座のバーのママ・野宮ルナ(波瑠)に強引に大阪へ連れ出され、殺人事件に遭遇。ルナは、夏目漱石、太宰治、江戸川乱歩、谷崎潤一郎といった文学の知識をフルに生かして事件の真相と入り組んだ人間ドラマを紐解いていく。作間は、涼子の20年以上前の元カレで、ルナや涼子たちが大阪で探して回る謎に満ちた人物・カズトに加え、カズトと瓜二つの現代に生きる青年の2役を演じている。
作間龍斗、監督との信頼関係明かす「多くは語らずとも...」
― 台本を読んだときの感想をお聞かせください。作間:難しいなと思いました。文学がメインの話なので、自分が通ってきていなかった作品の名前があったり、少しミステリーチックなところがあったり、視聴者の方と同じように「どうなんだろう?」と思いながら読み進めています。映像だと分かりやすいものも、文字だとより読解力が必要なので、台本を理解するのにとても時間がかかりました。
― 役について丸谷俊平監督とお話はされましたか?
作間:意外と無かったです。あったことを忘れているのかもしれないのですが(笑)、組み立てていくようなことはしなかったです。丸谷俊平監督は「恋の病と野郎組 Season2」(日本テレビ/2022)や「コタツがない家」(日本テレビ/2023)など、いろいろな作品でお世話になっている方なので、多くは語らずとも、「多分監督にとってこれは違うな」ということをなんとなく察知して、監督も「これ多分さっきの方が…」くらいで、厳選した情報でコミュニケーションができたと思います。
― W主演を務める波瑠さんと麻生久美子さんをはじめ豪華キャスト陣が出演されていますが、他のキャストの方とは何かお話はされましたか?
作間:記者会見のときと番宣で出演させていただいた「日テレ系クイズフェスティバル2026春」でお話させていただきました。映像上では他のキャラクターとあまり絡みがなくて、記者会見のときがほとんど初対面でした。ココリコの田中(直樹)さんも、共演者さんというより、「面白いな」というファン目線になってしまって、もう少しちゃんと話してみたいです。ただ、皆さんいい方だなというのは、会っただけで分かりました。その人の考えていることや、現場での立ち振る舞いを見られることが、映像のお仕事の素敵なところなので、もっと長く見てみたいです。
― ドラマについてのお話はされましたか?
作間:クランクインしたときに、波瑠さんと麻生さんがいらっしゃっていて、「回想のシーン観たよ」と言っていただきました。カズトが回想でどのような状態だったのかを演じるための情報として観たとおっしゃってくださいました。でも、クランクインがプリクラの撮影で、プリクラをただ撮るというよりは、「架空の芥川賞をとった誰々の印象的なポーズ」のように監督が出したお題を大喜利スタイルでポーズにしていくというシーンで、結構長回ししていたんです。お二人はそのままのデータを観たらしく、「大変だったね」と言われて、恥ずかしかったです。
作間龍斗、影響を受けた作品とは「8回くらい劇場に観に行きました」
― ドラマの舞台は大阪がメインですが、作間さんが大阪で印象的だった思い出を教えてください。作間:ゲームのサウンドトラックをオーケストラで演奏する公演が大阪で開催されていたんです。高校生くらいのときに、なぜかそれに取り憑かれて、プライベートで昼過ぎに大阪に行って、公演だけ観て、たこ焼きも食べずに、すぐ帰るみたいなことをしていました。とても良かったことは覚えているのですが、なんでわざわざ大阪まで行ったのかは分からず…(笑)。
― 最近だといかがですか?
作間:ツアーです。あと、NHK大河ドラマ「どうする家康」(2023)に豊臣秀頼役で出演させていただいて、大阪城にいた人だったので「また大阪だ!嬉しい!」という気持ちです。
― 今作には様々な文学作品が登場しますが、作間さんにとって人生の指針になっているような名作はありますか?
作間:取り憑かれていたのは「君の名は。」(2016)です。8回くらい劇場に観に行きました。なぜそんなに観ていたのかは未だに分からないのですが、この間久しぶりに観たら、見方が変わっていました。DVDボックスも小説版も買いました。
― 「君の名は。」からどのような影響を受けましたか?
作間:観たときから、考え方がおかしくなり始めて「本当にありえちゃうかもな」と思っています。時空が歪むとか、「この人は記憶ないけど、実は前世でも同じ人が生きていたりする」みたいなパラレルワールドだとか、「誰か知らない人に操られていてプログラミングされてるんじゃないか」など、いろいろな可能性を考えるようになってしまって、困っています(笑)。
★後編では、演じる役の魅力や本作の見どころなどを話してくれた。
(modelpress編集部)
作間龍斗(さくま・りゅうと)プロフィール
2002年9月30日生まれ、神奈川県出身。5人組アイドルグループ・ACEesのメンバー。180cmの長身とモデル並みのスタイルを活かし、雑誌「FINEBOYS」(日之出出版)ではレギュラーモデルを務める。「恋の病と野郎組」(BS日テレ/2019)で俳優デビューを果たし、それ以降「どうする家康」、映画「うちの弟どもがすみません」(2024)、映画「山田くんとLv999の恋をする」(2025)など、話題作への出演が続く。高い演技力と凛としたビジュアルで、俳優としても注目を集めている。
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