モデルプレスのインタビューに応じたアロハ、カイ、タカシ(C)モデルプレス

超特急カイ・タカシ・アロハ、新曲選択はメンバー満場一致 ツアータイトルに込められた三者三様の解釈とは【「NINE LIVES」インタビュー3ショット編】

2025.10.05 19:00

超特急が、9月24日に22枚目シングル「NINE LIVES」をリリース。モデルプレスでは、カイ(31)、タカシ(29)、アロハ(24)にインタビューを実施し、ソロ&3ショットインタビューの計4本を配信。メンバーの新たな一面を見つけたTikTokショートドラマについてや、それぞれの解釈で「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025『EVE』」を振り返る言葉には、今を全力で駆け抜けるグループの熱が力強く宿っていた。

超特急、22枚目シングル「NINE LIVES」

カイ、アロハ、タカシ(C)モデルプレス
カイ、アロハ、タカシ(C)モデルプレス
今作のテーマは“Cat has NINE LIVES.”「猫に九生あり」という、困難な状況を何度も乗り越えてしぶとく生き抜く力を表すことわざと、“9人組グループ”超特急を重ねた楽曲になっている。クールでグルーヴィーなダンスミュージックに、超特急らしいユーモアや遊び心を散りばめた「NINE LIVES」のほか、超特急が得意とするダンスチューン「ウインクキラー」、ボーカル2人の声が映えるミディアムバラード「スピカ」が収録されている。さらにTikTokでは、それぞれの人生の一部を描いたショートドラマが配信中だ。

カイ・タカシ・アロハ「NINE LIVES」振り付けポイント「バズりそうな予感」

カイ、タカシ(C)モデルプレス
カイ、タカシ(C)モデルプレス
― まず最初に「猫に九生あり」というテーマを聞いた際の心境はいかがでしたか?

カイ:よくもこんな“9”と22枚目の“にゃんにゃん”と掛け合わせたものを見つけてきたなという印象です(笑)。

タカシ:僕は説明を受けるより前に、確かカイから最初に聞いたのかな。

カイ:そうかもしれない!僕は衣装のこともあって、先に聞かせてもらったんです。

タカシカイから、今回のテーマは猫だと聞いたので、それはそれは、俺得だなと。

アロハ:確かにね。

カイタカシが猫好きなので、「タカシ絶対嬉しいじゃん」と思って先に伝えました。

― 曲を作り上げていく中で、メンバー同士ではどのようなやり取りがありましたか?

タカシ:主に「NINE LIVES」の振り付けに関してだと思います。

カイ:最初にみんなで聞いて曲を選ぶとき、満場一致で「NINE LIVES」だったよね。

アロハ、タカシ(C)モデルプレス
アロハ、タカシ(C)モデルプレス
― 振り付けのポイントを教えてください。

アロハ:サビの爪研ゲダンスは、すごくキャッチーで真似しやすいですし、SNSでもバズりそうな予感がします。みなさん真似してください。お願いします。(ボイスレコーダーに向かって強めにお願い)

― 練習で大変だったことはありますか?

アロハ:今回振り付けは、KAITAくん、カズキくん(KAZtheFIRE)、GENTA YAMAGUCHIさんの3人にお願いしました。KAITAくんとカズキくんは、なんとなくニュアンスが分かっていたのですが、GENTAくんは初めてで少し難しかったです!

カイ:GENTAくんは、HANAさんの振り付けをしている方でもあるので、今までの超特急らしさも少しありつつ、今っぽさも入れた良いとこ取りで超特急に落とし込んでくださりました。

カイ・タカシ・アロハ、印象に残ったメンバーのショートドラマ

アロハ、カイ(C)モデルプレス
アロハ、カイ(C)モデルプレス
― 「NINE LIVES」に収録されるショートドラマの中で、ご自身以外のエピソードで一番印象に残っているメンバーはいらっしゃいますか?

カイ:リョウガさんかな。普段芝居の現場が多いタクヤ、アロハ、ハルが一人芝居をするのは分かりますが、事前にリョウガが、ほぼ一人芝居だと聞いたときは「あいつが!?」と思いました。怖さとシュールさの絶妙なバランスがリョウガっぽくてすごく好きです。

アロハ:シューヤは、ギャルでチャラチャラで結構キャラクターが強いですが、みんなの脚本を見せてもらったときに、シューヤの演じるキャラが真逆だったんです。シューヤ自身も芝居経験が少ない方だと思いますし、どう芝居するんだろうと楽しみでした。

タカシ:僕はマーくんかな。“ごはん担当”のマーくんにしかできない役だなと思いました。

カイ:確かにあいつしかできないよ(笑)。

タカシ:ハイテンポではなく、間があって喋る。空気を感じながら喋るのを見るのが好きで、マーくんの良さもありますし、見ていてほのぼのとした気持ちにもなりました。このショートドラマで、それぞれの良さ、新しい一面、魅力が引き出されたと思うのですが、特にそれを感じたのは、マーくんの「ごはんだけの関係」だったのではないかなと思います。

カイ・タカシ・アロハ、ツアータイトル「EVE」に込められたそれぞれの解釈

アロハ、カイ、タカシ(C)モデルプレス
アロハ、カイ、タカシ(C)モデルプレス
― 8月8日に終えた「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025『EVE』」について、「EVE」には様々な意味が込められていると思いますが、3人それぞれの解釈を教えてください。

カイ:アダムとイブの「EVE」でもあるので、最初の人類という部分もあり、アダムとイブが禁断の果実を口にして、感情を手にしたという意味も込められていて、「楽しい」「感動の涙」といったあらゆる感情を思いっきりさらけ出せるようなライブだったのではないかなと思います。

タカシ:アダムとイブという神話の流れもあるとは思うのですが、超特急にとっても、生まれてから死ぬまでを描いたり、そこからもう一回輪廻転生を繰り返して、また超特急というものを1からたどっていく、追体験をする描写があったりもしました。何度生まれ変わったとしても、8号車(超特急のファンネーム)や応援してくださる方の声があるからこそ、僕たちが存在できていますし、改めてこれからも超特急は8号車の笑顔を大切にしていこうと再確認させてもらえたライブでもあったので、「EVE」を通して新しい超特急を見ることができたような気がします。

アロハ:2人とも言ってくれたのですが、人生やスタートからゴールまでを描いたところがあって、今回のアリーナツアーで初めて乗車する方も、最近推し始めてくれた8号車もたくさんいると思うので、改めて超特急の初めから今に至るまでを作品にできたと思います。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

取材こぼれ話

アロハ、タカシ(C)モデルプレス
アロハ、タカシ(C)モデルプレス
カイ、タカシ(C)モデルプレス
カイ、タカシ(C)モデルプレス
決め顔チャレンジ動画の撮影では、話す順番を軽く確認しただけで、すぐに撮影スタート。メンバーの息はぴったりで、見事なチームワークで一発OKの完璧な動画を完成させた。また、インタビューの最中には、記者の隣に置かれたチェキを見て、そっと手に取りサインを書き始めてくれた。メンバー間でチェキを回し、限られた時間での気遣いに助けられた瞬間だった。

アロハ、カイ(C)モデルプレス
アロハ、カイ(C)モデルプレス
スチール撮影では、3人の抜群の表現力が光る瞬間が続いた。クールな表情から、わちゃわちゃと楽しげなシーンまで、カメラマンの要望に即座に応え、プロフェッショナルな姿を見せてくれた。カイがアドリブでアロハをお姫様抱っこしながら屈伸する一幕もあり、現場の雰囲気を一気に盛り上げていた。

超特急(ちょうとっきゅう)プロフィール

カイ、アロハ、タカシ(C)モデルプレス
カイ、アロハ、タカシ(C)モデルプレス
2011年12月25日に結成された9人組メインダンサー&バックボーカルグループ。2012年6月10日に「TRAIN」でCDデビュー。2022年に開催された新メンバーオーディション「超特急募」を経て同年8月8日、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルが加入し新体制となった。11月からは、BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026「REAL?」の開催が控えている。

カイ(小笠原海/おがさわら・かい)
2号車/MAIN DANCER/神秘担当/1994年9月27日生まれ/神奈川県出身

タカシ(松尾太陽/まつお・たかし)
7号車/BACK VOCAL/末っ子担当/1996年9月23日生まれ/大阪府出身

アロハ(高松アロハ※「高」は正式には「はしごだか」/たかまつ・あろは)
13号車/MAIN DANCER/真っ直ぐ担当/2000年10月26日生まれ/神奈川県出身
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 超特急アロハ「エビライ」“湘南コンビ”大倉空人とのラップリレー裏側「僕の人生に路線変更はない」真っ直ぐ進んできた夢路【「NINE LIVES」インタビューソロ編】
    超特急アロハ「エビライ」“湘南コンビ”大倉空人とのラップリレー裏側「僕の人生に路線変更はない」真っ直ぐ進んできた夢路【「NINE LIVES」インタビューソロ編】
    モデルプレス
  2. 超特急リョウガ、母親から「顔がひどいな」と送られてきたSNS投稿とは
    超特急リョウガ、母親から「顔がひどいな」と送られてきたSNS投稿とは
    モデルプレス
  3. 超特急タカシ、後輩に1時間マンツーマンレッスン 接し方で浮かび上がった慕われる理由【「NINE LIVES」インタビューソロ編】
    超特急タカシ、後輩に1時間マンツーマンレッスン 接し方で浮かび上がった慕われる理由【「NINE LIVES」インタビューソロ編】
    モデルプレス
  4. 超特急カイ、ユーキらとの打ち合わせで生まれたツアー衣装の視覚的こだわり「センターが変わった形で初披露できたことは…」【「NINE LIVES」インタビューソロ編】
    超特急カイ、ユーキらとの打ち合わせで生まれたツアー衣装の視覚的こだわり「センターが変わった形で初披露できたことは…」【「NINE LIVES」インタビューソロ編】
    モデルプレス
  5. 超特急タカシ「親にトイレットペーパーを買いに行かせてる」メンバー暴露 母親同士の交流明かす
    超特急タカシ「親にトイレットペーパーを買いに行かせてる」メンバー暴露 母親同士の交流明かす
    モデルプレス
  6. 超特急、MV撮影地・高輪ゲートウェイでシークレットライブ サプライズ展開にファン歓喜【NINE LIVES】
    超特急、MV撮影地・高輪ゲートウェイでシークレットライブ サプライズ展開にファン歓喜【NINE LIVES】
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. 志尊淳「今を生きる」を形にしたラスト写真集 最近は“冬眠モード”で自分を解放中【「final」WEB独占インタビュー】
    志尊淳「今を生きる」を形にしたラスト写真集 最近は“冬眠モード”で自分を解放中【「final」WEB独占インタビュー】
    モデルプレス
  2. 仲野太賀、小栗旬が織田信長役に"ぴったり"だと感じた理由「ものすごく覚悟を持って」兄役・池松壮亮と相談重ねた本作を作る意味【豊臣兄弟!】
    仲野太賀、小栗旬が織田信長役に"ぴったり"だと感じた理由「ものすごく覚悟を持って」兄役・池松壮亮と相談重ねた本作を作る意味【豊臣兄弟!】
    モデルプレス
  3. 仲野太賀、活動当初に“痛感”大河ドラマ主演までの遠い道のり 初恋相手役・白石聖に溢れる感謝「何度も心を動かされて」【「豊臣兄弟!」インタビュー前編】
    仲野太賀、活動当初に“痛感”大河ドラマ主演までの遠い道のり 初恋相手役・白石聖に溢れる感謝「何度も心を動かされて」【「豊臣兄弟!」インタビュー前編】
    モデルプレス
  4. Hey! Say! JUMP山田涼介、ディズニー作品初参加で「ズートピア史上1番難しいキャラ」演じた覚悟 21年間の芸能活動経て「全てのものはぶつけたつもり」【「ズートピア2」インタビュー後編】
    Hey! Say! JUMP山田涼介、ディズニー作品初参加で「ズートピア史上1番難しいキャラ」演じた覚悟 21年間の芸能活動経て「全てのものはぶつけたつもり」【「ズートピア2」インタビュー後編】
    モデルプレス
  5. Hey! Say! JUMP山田涼介「阿吽の呼吸でなんでもできる」最強の相棒とは メンバー内“推しコンビ”も告白「元々仲も悪いし口も聞かなかった」【「ズートピア2」インタビュー前編】
    Hey! Say! JUMP山田涼介「阿吽の呼吸でなんでもできる」最強の相棒とは メンバー内“推しコンビ”も告白「元々仲も悪いし口も聞かなかった」【「ズートピア2」インタビュー前編】
    モデルプレス
  6. 【日本一のイケメン高校生に直撃】楢崎悠亮くん、悔しさバネにした俳優業への決意 ストイックな食事制限も明かす<男子高生ミスターコン2025>
    【日本一のイケメン高校生に直撃】楢崎悠亮くん、悔しさバネにした俳優業への決意 ストイックな食事制限も明かす<男子高生ミスターコン2025>
    モデルプレス
  7. 日本一かわいい中学生・ほのさん、K-POPアイドルに憧れ芸能界に興味 後押しになった家族の言葉とは【JCミスコン2025】
    日本一かわいい中学生・ほのさん、K-POPアイドルに憧れ芸能界に興味 後押しになった家族の言葉とは【JCミスコン2025】
    モデルプレス
  8. 日本一かわいい高校生・なんりさん、3冠獲得で芸能界へ興味 夢は“バラエティ女子”「出川ガールになりたい」【女子高生ミスコン2025】
    日本一かわいい高校生・なんりさん、3冠獲得で芸能界へ興味 夢は“バラエティ女子”「出川ガールになりたい」【女子高生ミスコン2025】
    モデルプレス
  9. 光石研「ぼくたちん家」初期設定から一変した“ロクデナシ父”ができるまで 及川光博×手越祐也の魅力・凄みとは【インタビュー連載Vol.4】
    光石研「ぼくたちん家」初期設定から一変した“ロクデナシ父”ができるまで 及川光博×手越祐也の魅力・凄みとは【インタビュー連載Vol.4】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事