モデルプレスのインタビューに応じた池田優斗(C)モデルプレス

WILD BLUE池田優斗、俳優からアーティストへ 目指すは嵐&BTSのような“究極形”「飽きは今後一生来ない」【インタビュー連載Vol.2】

2024.09.30 18:00

9月6日にデビューした5人組ボーイズグループ・WILD BLUE(ワイルドブルー)。デビューを記念したソロインタビュー連載Vol.2には池田優斗(いけだ・ゆうと/19)が登場。

WILD BLUE、インタビュー連載スタート

WILD BLUE/(左から時計回りに)鈴川直弥、池田優斗、鈴陽向、宮武颯、山下幸輝(C)モデルプレス
WILD BLUE/(左から時計回りに)鈴川直弥、池田優斗、鈴陽向、宮武颯、山下幸輝(C)モデルプレス
山下幸輝(リーダー)、宮武颯、鈴川直弥、池田、鈴陽向からなるWILD BLUEは、「心の赴くままに生きる勇気をくれるグループ」をコンセプトに結成された5人組ボーイズグループ。グループ名には「無限に広がる青空」という意味が込められており、グローバルで活躍できるボーイズグループを目指し、様々なアーティスト活動を行っていく。9月6日に1st Digital Single「WILD BLUE」でデビューを果たし、同月27日には2nd Digital Single「First Light」をリリース。11月11日には神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて、WILD BLUE DEBUT SHOWCASE [The First Light]の開催を控えている。

池田優斗、俳優からアーティストへ

池田優斗(C)モデルプレス
池田優斗(C)モデルプレス
― グループのSNSでは、結成発表後にメンバーそれぞれがアーティストを目指すまでの物語が公開されました。改めてWILD BLUEとしてデビューするまでの経緯を教えてください。

池田:小学校4年生くらいのときに、今でもすごく大好きなNissyさんのパフォーマンスを初めて見て、漠然と歌って踊っている人ってかっこいいなと思いました。中学校2年生くらいのときにBTSさんの「Lights」を聴いてK-POPに興味を持ち、アーティストへの憧れが夢へと変わりました。Nissyさんはソロで活動し始めてから1、2年目のときから好きだったのでだいぶ古参です(笑)。BTSさんもずっと好きです!

― 前の事務所を退所したときは驚きの声も多かったと思います。退所からデビューを迎えるまではどのように過ごしていましたか?

池田:退所させていただく前からダンスに通ったり、撮影がない時間や学校から帰ってからもずっと踊ったり、とにかくダンスから離れる時間を作らないように過ごしていました。歌はスクールが身近になく、金額も高いので自主的にやってみようと考えました。ボイトレは元々やっていましたが、自分で模索しながら歌がうまくなる方法を地道に調べました。公開された動画にも載っているように、友達と遊ぶよりも、ひたすら夜の公園で踊ってダンス漬けの毎日でした。

池田優斗「WILD BLUE」「First Light」はセット

池田優斗(C)モデルプレス
池田優斗(C)モデルプレス
― 1st Digital Single「WILD BLUE」のアピールポイントを教えてください。

池田:曲調が爽やかで、僕たち5人の色にすごくぴったり合っていて、一言じゃ収まりきらないような、青春に近いものを感じます。喜怒哀楽や、いろいろな感情が入り交じって、「こういう曲です」と言葉では表せない。僕たちだけでなく、聴いてくださった方各々に焦点を当てているような曲だと思っているからこそ多くの人に届いてほしいですし、聴いたときに「私もこういう経験ある」と思える楽曲になっています。YUMEKIさんの振り付けに「WILD BLUE」の頭文字WとBが入っていてキャッチーなので、運動会などで子供たちが踊っている画が想像できたんです。キャッチーだからこそSNSでたくさん“踊ってみた“を載せてください。僕たちは見ているので、踊ってくれたらすごく嬉しいです!

― 2nd Digital Single「First Light」についても教えてください。

池田:歌詞に注目してほしいです。これでようやく物語が完成すると言っても過言ではないくらい「WILD BLUE」と「First Light」はセットだと思っています。「伝えておきたいことがあるんだ。僕らは前からすでに出会っていた」という歌詞が幻想的で懐かしさがあって、最初に聴いたときに、5人の物語をそのまま代弁して歌っているような…歌というよりはセリフを言っているかのように感じました。「一人ひとりがこうやって集まったのも奇跡なんだ」「何かの運命に引き寄せられた5人なんだ」というのが、すごく伝わってきました。少し聴こえづらい音かもしれないですが、バックの音もすごく気持ち良いです。踊りも「WILD BLUE」と比べてフォーメーションが多いので、「僕らは前からすでに出会っていた」という歌詞とマッチするような、団体で見せるところや、みんなで顔を合わせるタイミングが増えています。「常に隣にいる」「どんなことがあっても出会っていた」「どんなときも近くにいる」という歌詞に合わせた振りになっていて、僕たちも感情を乗せやすく、そういう楽曲にしてくださったプロデューサーさんたちに感謝です。この二つでようやく一つの作品になる。僕たちじゃないと歌えないですし、踊れないというくらい自信がある大切な楽曲です。

池田優斗、俳優経験ならではの視点

池田優斗(C)モデルプレス
池田優斗(C)モデルプレス
― WILD BLUE DEBUT SHOWCASE [The First Light]への意気込みをお願いします。

池田:楽曲もこれから増えると思いますし、僕たちも未知で、何をやるかすごく楽しみです。第一にこれだけは決まっていることは、絶対に僕たちが楽しめるものにすること。5人全員や、チームのスタッフさんが「これなら良いよね」と思えるものを届けたいですし、ファンの方や初めて見ていただく方たちに、僕たちが楽しんでいるところを見て「何か良いな、この子たち」と思ってもらいたいので、僕たちが楽しむことは大前提。あとは、ドラマや映画を観たあとに出演していた女優さんや俳優さんの役を好きになるのと同じような感覚になってほしいです。役は抜けづらいと思うのですが、アーティストは本人そのままなので、そこが役者さんとは違った強みだと思っていて、どこかの期間だけ好きになるのではなく、「もう一回見に行きたいな」といろいろなコンテンツを遡ってほしいです。どんどんWILD BLUEの輪を広げてほしいですし、僕たちもそんなステージにしたいと思います。

― 俳優経験があるからこその考え方ですね。

池田:余韻もすごく大切ですし、 なんとなく好きだなと思ってくれる人たちが増えることは強みだと思います。そういった方々は、理由がなく心から好きになっていると思うので。その究極形が嵐さんやBTSさんなんじゃないかなと。「どこが好きですか?」と聞かれたら、具体的な答えがなくても、見ますし、聴きますし、テレビに出ていたら思わず点けてしまう。嵐さんを知ってから飽きていないですし、飽きは今後一生来ないと思います。それがすごく大切なことで、老若男女全世代の方が「何か好きだな」「何か良いな」と気になる存在になりたいです。

池田優斗の悲しみを乗り越える方法

池田優斗(C)モデルプレス
池田優斗(C)モデルプレス
― デビューまでにさまざまな経験をされてきたと思います。これまでの人生の中で悲しみを乗り越えた方法を教えてください。

池田:自分を見失わないことです。日頃思っているのですが、落ち込んだりとか、マイナスな方向に行っているときは、絶対に普段の自分の考え方ではないことをするんです。普段生活していて「自分ってどうなんだろう」と思ったことがなくて、むしろもっと楽観的で、「まあなんとかなるでしょう」と何も負荷がかかっていないと思うんです。気持ちがマイナスなときほど自分を責めがちで、普段と違う考え方をしがちなので、あえていつも通りの考え方をしてみることはすごく大事だと思います。それが自分を見失わないで自分らしくいることに繋がって、自信もつくはずです。落ち込むということはそれほど全力を注いだ証拠だと思うので、自分を認めてあげて、あとはうまく流す能力が大事なのかもしれないです。長い人生の中の小さな一つだと考えたら、悩んでいることすらもちっぽけに見えますし、悲しくなることはなくなるんじゃないかなと思います。

池田優斗の夢を叶える秘訣

池田優斗(C)モデルプレス
池田優斗(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、デビューを叶えた池田さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。

池田:何よりも楽しむ気持ちを忘れないでほしいです。息抜きの時間を作ることが大切だと思います。例えば朝起きた瞬間から寝るまで勉強することも一貫性があってかっこいいと思いますが、振り返ったときに多分集中できていない時間があると思いますし、その時間をリフレッシュする時間にした方が結果的に効率が良い。「YouTubeを見ていた時間が無駄だったな」と思わずに、YouTubeを見るタイミングや息抜きのタイミングを変えたら、全て効率が良いものになると思います。何よりも楽しい気持ちを忘れずに、自分の普段の生活に努力を取り入れることで気持ちの切り替えもしやすくなると思います。

― では今の夢は?

池田:今の夢は大きく言うと、ドームツアー。ツアーで全国各地のドームを回ることは、ごく一部のアーティストしかできないことですし「SOLD OUT」「追加公演決定」という僕たちのニュース記事をいつか見たいです。Nissyさんは最初5大ドームだったのが、あまりにも多かった応募数で1ドーム増やしていて、そのニュースを見たときにかっこよすぎるなと思ったので、そういった偉業を達成したいです。ドームもそうですし、CDの売り上げ枚数や、配信チャートの再生回数でも世界規模でアーティストが達成できなかったことだったり、既存の歴史を僕たちが塗り替えたりできる存在になりたいというのが夢です。

― ありがとうございました!

(modelpress編集部)

池田優斗(いけだ・ゆうと)プロフィール

WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
WILD BLUE/(左から)鈴川直弥、池田優斗、山下幸輝、宮武颯、鈴陽向(C)モデルプレス
生年月日:2005年6月25日
出身地:埼玉県
趣味:ランニング
特技:バスケ、歌

経歴:幼い頃から子役として活動。舞台「エリザベート」(2015年・2016年)、TBS系ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」(2023年)をはじめ、さまざまなドラマ・映画・舞台に多数出演。培ってきた豊かな表現力を活かして、アーティスト活動に挑戦。
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