「Eye Love You」二階堂ふみ「テオ派?花岡派?」に回答 チェ・ジョンヒョプのマネージャーの行動に感激<インタビューVol.4>
2024.03.23 12:00
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TBS系火曜ドラマ「Eye Love You」(毎週火曜よる10時~)で主演を務める女優の二階堂ふみ(29)。彼女が感じた恋愛における日韓の違いは?また視聴者の間でも盛り上がった「テオ派?花岡派?」の質問も投げかけてみた。
二階堂ふみ主演「Eye Love You」
本作は目が合うと相手の心の声が聞こえてしまう“テレパス”の能力を持つ本宮侑里(二階堂)と超ピュアな年下韓国人留学生ユン・テオ(チェ・ジョンヒョプ/通称:ヒョプ)のファンタジック・ラブストーリー。中川大志が侑里と大学時代に出会い後にビジネスパートナーとなる花岡彰人を演じており、侑里・テオ・花岡の三角関係の行方にも多くの注目が寄せられていた。
二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプのマネージャーの行動に感激
― 恋愛における愛情表現の仕方などで、日本と韓国の文化の違いを感じることはありましたか?二階堂:衝撃的だったのが、携帯でのメッセージのやり取りの量が1日で何百と行くということでした。少しの時間携帯を放っておくと、通知がものすごい数来ているというのを聞いた時はすごくびっくりしました。ジョンヒョプさんはそうじゃないこともあると言っていたので、頻度はそれぞれだと思うんですけど、恋愛においても圧倒的に大陸の力強さやパッションがあるんだろうなというのは、お聞きしながら印象としてありました。
あ!それから撮影中に一つすごく嬉しいなと思ったことがあったんです!バレンタインデーにスタッフさんにチョコレートを用意したのですが、ジョンヒョプさんのマネージャーさんにもチョコレートをお渡ししたんですよ。色々な味のチョコレートを用意していて、その方は抹茶が好きだと前にお聞きしていたので抹茶フレーバーのチョコレートをお渡ししたら、「わ~!!いいんですか!?」と大きなリアクションをしてくださって(笑)。開けて抹茶味だとわかったら「僕が抹茶が好きってなんで知ってるんですか!?」「覚えててくださったんですか!?」とびっくりしていて、さらに「こういうのはもう目の前で食べた方がいいんです!」とその場ですぐ食べて「うわ~!こんな美味しいチョコレート食べたことがない!」と喜んでくれました(笑)。その時に、「これは誰がされても嬉しいだろうな」と思って、私もすごく嬉しかったです。
テオ派?花岡派?二階堂ふみ本人に聞いてみた
― 二階堂さん自身はテオ派ですか?花岡派ですか?それともダークホースで小野田(清水尋也)などほかのキャラクターですか?二階堂:良いご質問ですね(笑)。私はもう完全に誠さん(立川志らく)ですね。優しくそっと見守ってくださるのがいいなと思いました。もちろん侑里は心の声が聞こえるからああいう形でコミュニケーションをとっていますが、実際にはコミュニケーションって言葉だけではないんだよなとも感じます。志らくさんのお芝居にハッとさせられるころがたくさんあって、表情や体は動かしていなくてもやっぱり噺家の方だからか言葉に乗っている感情がもう凄まじくて。第一声で「侑里」と名前を呼ばれた時に誠さんの優しさを感じてすごく温かい気持ちになりました。また侑里はきっとこういう優しさを感じ続けてきたから、彼女も「周りの人や物に優しくありたい」という気持ちをずっと大事にすることができたんだろうなとも思いました。だから誠さんって達観していてすごくかっこいいんですよね。どっち派と答えるべきかちょっと迷ったんですが、1番忖度のないキャラクターを言ってしまいました、すみません(笑)。
二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプの努力は「本当にリスペクト」
― ジョンヒョプさんが日本のドラマに初めて出演する姿をそばでご覧になっていましたが、二階堂さんは今後全編外国語での作品に挑戦したいというお気持ちはありますか?二階堂:どうですかね…。外国語のセリフは難しいですから。「VIVANT」(同局系/2023年)大変だったので(笑)。モンゴル語はあんなにちょっとしか喋っていないのにもうヒーヒーハーハー言っていました(笑)。なのでそれに比べるとやっぱり一から知らない言語でセリフを覚えて、そこに感情を乗せてお芝居されているジョンヒョプさんは本当にすごいことをされているなと隣でずっと感じていました。本当にリスペクトしています。でも私はやっぱり色々な現場で皆で一つの作品を作っていくことが好きなので、それは国内や日本語などは関係なく色々な方々と出会っていけたらなと思っています。
★Vol.5へ続く!
(modelpress編集部)
二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)プロフィール
1994年9月21日生まれ、沖縄県出身。2009年、役所広司初監督作品「ガマの油」に抜擢されスクリーンデビュー。主な出演作は映画「私の男」(14)「リバーズ・エッジ」(18)「翔んで埼玉」シリーズ(19・23)「月」(23)、連続テレビ小説「エール」(NHK/20)ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系/21)「VIVANT」(TBS系/23)など。
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