モデルプレスのインタビューに応じた向井葉月(C)モデルプレス

乃木坂46向井葉月が語る“転機”と初選抜入りへの率直な思い 後輩へ掛けたい言葉は「落ち着いていれば大丈夫」<「Monopoly」インタビュー>

2023.12.11 08:00

乃木坂46が、12月6日に34thシングル「Monopoly」をリリース。モデルプレスでは3期生の向井葉月(むかい・はづき/24)にインタビューを実施し、初の選抜メンバー入りを果たしたことへの思いやアンダーメンバーとしての活動で得たもの、さらには多くの経験を通して見つけた“夢を叶える秘訣”について語ってもらった。

向井葉月、初選抜入りへの思い語る

向井葉月、与田祐希/取材は2人で実施(C)モデルプレス
向井葉月、与田祐希/取材は2人で実施(C)モデルプレス
― 2016年9月にグループに加入してから7年、18作目にして初の選抜メンバー入りを果たした向井さん。まずは、選抜メンバーとして発表されたときの心境から教えてください。

向井:名前が呼ばれた瞬間は、嬉しさより不安が勝ってしまって…。(選抜メンバーに選ばれたときは)嬉しさが勝つと思っていたので、自分でもびっくりしました。でも、不安が勝ったのは今まで頑張ってきたからこそだと思うし、その分プレッシャーを感じていたんだと思います。これからはそのプレッシャーに勝って、自分が7年間やってきたことを、8年目にして色々な人に見せていきたいです。

― 選抜発表後のブログでは「アンダーで活動している7年間、色々な心境の変化があり、私を大きく変えてくれたのはアンダーライブでした」と胸の内を明かしていましたが、明確に意識が変化した時期や出来事はありますか?

向井:2020年に日本武道館で開催した「アンダーライブ 2020」(12月18~20日の3日間開催)の時期が大きいと思います。このライブはコロナ禍の自粛期間を経て開催したのですが、自粛期間中に自分の活動について見直したことで、「これからは、こういう風に活動していこう」という軸ができたというか。私はそれまで「アンダーライブは悔しいものを表すライブ」だと思ってしまっていたのですが、「アンダーライブはパフォーマンスを力強く見せる場所だ」と自分の解釈を変えられるようになって、その部分を極めていくことに意識が向いていきました。

向井葉月(C)モデルプレス
向井葉月(C)モデルプレス
― アンダーとしての活動で得たものを、今後どのように活かしていきたいと考えていますか?

向井:アンダーとしてたくさんの経験を重ねてきた中で、自分の見せ方や踊り方を研究してきたので、選抜の活動でも出していきたいです。それに“周りを見る目”も鍛えられたと思っているので、選抜に入っても「周りを見ながら楽しく活動する」ということは、忘れずにいたいなと思っています。

向井葉月、4期生&5期生に掛けたい言葉は

向井葉月、与田祐希(C)モデルプレス
向井葉月、与田祐希(C)モデルプレス
― 3期生の皆さんは、現在“最上級生”としてグループを先導する立場になりました。4期生・5期生の皆さんにご自身の経験からアドバイスをするとしたら、どんな言葉を掛けてあげたいですか?

向井:「落ち着いていれば大丈夫」という言葉です。私はたくさん失敗をしてきましたが、「その失敗を塗り替えられるのは今の自分しかいない」と思って進んできたので、成長していくことができれば大丈夫だと思っています。直接「落ち着いて」と言うことはないかもしれませんが、私が昔の自分に言ってあげたい言葉が「落ち着いていれば絶対大丈夫だよ」なので、みんなにも伝えてあげたいです。

向井葉月が悲しみを乗り越えた方法

向井葉月(C)モデルプレス
向井葉月(C)モデルプレス
― モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者へ向けて、向井さんがこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えた方法」を教えてください。

向井:私は悲しいことがあったら、“悲劇のヒロイン”のような気持ちで考え込んでしまったり、落ち込んでしまったりするタイプだったのですが、思い切って笑うようにしたら意外と前を向けるようになりました。病んでしまいそうなときこそ、おしゃれをして外に出て歩いたり、すごくかっこつけてみたりすると気分転換にもなるので、最近は「数時間でも、一旦悩むことをやめる時間を作る」ことを大切にしています。

それに、みんな自分より落ち込んでいる子を見ると「大丈夫?」と心配してしまうと思うので、「だったら、自分が明るくいれば良いんだ」と思い切るようもなりました。

向井葉月の夢を叶える秘訣

向井葉月(C)モデルプレス
向井葉月(C)モデルプレス
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、向井さんが今思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。

向井:「ちっちゃい夢や目標いっぱい作ること」かなと思います。私は小さいことでも乗り越えられるとすごく嬉しいんです。「早くお風呂に入ろう」とか「寝起きをよくしよう」とか(笑)日常の小さなことだとしても、達成できるとすごく幸せな気分になれるので、おすすめです!

― 普段から夢ややりたいことは、何かに書き出したり誰かに話したりしているのでしょうか。

向井:昔から手帳に書いています!ちょうど昨日、今年の初めに書いていた夢を見返していたのですが、年始に書いていたことはほとんど叶ってはいなくて。でも、それは今とは考え方が違うだけだとも思いますし、1年間の中でも成長できたこともわかったので、書いていて良かったなと思います。

向井葉月(C)モデルプレス
向井葉月(C)モデルプレス
― 2024年はどんな夢を叶えていきたいですか?

向井:個人的なことですが、今浮かんだ目標は「本を200冊読むこと」です!本がすごく好きでめちゃくちゃ読んでいるんですけど、今年は多分200冊はいかないので、来年こそは叶えたいです。読書をすることで、メンバーと話す上でもちょっと上手に話せるようになったりしたので、皆さんにもおすすめしたいです!

― これからの活動も応援しています!ありがとうございました。

(modelpress編集部)

PHOTO:矢沢隆則

★2ショットトークも公開予定
向井葉月、与田祐希(C)モデルプレス
向井葉月、与田祐希(C)モデルプレス

乃木坂46・34thシングル「Monopoly」

乃木坂46(提供写真)
乃木坂46(提供写真)
乃木坂46にとって通算34枚目のシングル「Monopoly」。表題曲のセンターは、4期生の遠藤さくらと賀喜遥香の2人が務める。なお、3期生の向井のほか、4期生の黒見明香、5期生の冨里奈央が初の選抜入りを果たした。

向井葉月(むかい・はづき)プロフィール

向井葉月、与田祐希(C)モデルプレス
向井葉月、与田祐希(C)モデルプレス
1999年8月23日生まれ、東京都出身。A型。2016年9月「乃木坂46第3期生オーディション」に合格。2019年に舞台「コジコジ」で舞台初主演を果たした後、同年ミュージカル「『美少女戦士セーラームーン』2019」、舞台「ナナマル サンバツ」、2021年には舞台「蟻地獄」に出演するなど、役者としても活躍する。また、特技はギターで、乃木坂46のライブでは「渋谷ブルース」「僕だけの光」などを披露している。
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 乃木坂46向井葉月、スラリ美脚披露 まったり寝転ぶ<独占カットあり>
    乃木坂46向井葉月、スラリ美脚披露 まったり寝転ぶ<独占カットあり>
    モデルプレス
  2. 乃木坂46与田祐希・梅澤美波ら、スーパーへ買い出し&“家族写真みたい”な集合ショット公開「普通にいるの驚き」「仲良いの伝わる」
    乃木坂46与田祐希・梅澤美波ら、スーパーへ買い出し&“家族写真みたい”な集合ショット公開「普通にいるの驚き」「仲良いの伝わる」
    モデルプレス
  3. 乃木坂46向井葉月、加入から7年&18作目の初選抜入りに感慨「自分自身の気持ちがわからなくなるほどの時間を過ごしてきた」
    乃木坂46向井葉月、加入から7年&18作目の初選抜入りに感慨「自分自身の気持ちがわからなくなるほどの時間を過ごしてきた」
    モデルプレス
  4. 乃木坂46向井葉月・黒見明香・冨里奈央が初選抜 同期・ファンへの赤裸々な思い明かす
    乃木坂46向井葉月・黒見明香・冨里奈央が初選抜 同期・ファンへの赤裸々な思い明かす
    モデルプレス
  5. 中田花奈、乃木坂46向井葉月との偶然2ショットにファン歓喜 2日前に松村沙友理とも遭遇
    中田花奈、乃木坂46向井葉月との偶然2ショットにファン歓喜 2日前に松村沙友理とも遭遇
    モデルプレス
  6. 乃木坂46久保史緒里、吉田綾乃クリスティー&向井葉月と京都へ「ちょっと浮かれちゃって」旅行エピソード明かす
    乃木坂46久保史緒里、吉田綾乃クリスティー&向井葉月と京都へ「ちょっと浮かれちゃって」旅行エピソード明かす
    モデルプレス

「インタビュー」カテゴリーの最新記事

  1. ハシヤスメ・アツコ、グループ時代からの習慣でQOL向上 美白だけじゃない“トラネキサム酸”の作用とは
    【PR】ハシヤスメ・アツコ、グループ時代からの習慣でQOL向上 美白だけじゃない“トラネキサム酸”の作用とは
    第一三共ヘルスケア株式会社
  2. 日向坂46濱岸ひより、休業期間“毎日のように一緒にいてくれた”存在「なかったらきっと復帰していなかった 」【「もしも」インタビュー後編】
    日向坂46濱岸ひより、休業期間“毎日のように一緒にいてくれた”存在「なかったらきっと復帰していなかった 」【「もしも」インタビュー後編】
    モデルプレス
  3. 畑芽育“4人の弟たち”と絆生まれた24年夏 白熱シーン秘話も【インタビュー後編】
    畑芽育“4人の弟たち”と絆生まれた24年夏 白熱シーン秘話も【インタビュー後編】
    モデルプレス
  4. 「うち弟」5人が実際に“きょうだい”だったら? 畑芽育・作間龍斗・那須雄登・織山尚大・内田煌音の意外な一面明らかに【インタビュー前編】
    「うち弟」5人が実際に“きょうだい”だったら? 畑芽育・作間龍斗・那須雄登・織山尚大・内田煌音の意外な一面明らかに【インタビュー前編】
    モデルプレス
  5. 日向坂46濱岸ひより、ボディメイクの理想像は渡邉理佐 1st写真集までの準備に迫る【「もしも」インタビュー前編】
    日向坂46濱岸ひより、ボディメイクの理想像は渡邉理佐 1st写真集までの準備に迫る【「もしも」インタビュー前編】
    モデルプレス
  6. Travis Japan松田元太、入所前の夢を“有言実行” 現在掲げる大きな目標とは「この世界にこれからも存在し続けられるように」【「ライオン・キング:ムファサ」インタビュー】
    Travis Japan松田元太、入所前の夢を“有言実行” 現在掲げる大きな目標とは「この世界にこれからも存在し続けられるように」【「ライオン・キング:ムファサ」インタビュー】
    モデルプレス
  7. Travis Japan松田元太、声優初挑戦で夢のディズニー作品 “兄弟の絆”演じて思うこと「存在の大きさという部分にすごく共感」【「ライオン・キング:ムファサ」インタビュー】
    Travis Japan松田元太、声優初挑戦で夢のディズニー作品 “兄弟の絆”演じて思うこと「存在の大きさという部分にすごく共感」【「ライオン・キング:ムファサ」インタビュー】
    モデルプレス
  8. Mrs. GREEN APPLE、大森元貴の突発性難聴発症当時もツアー続けた理由 決断の裏に3人の絆「なおさら頑張るしかないでしょう」【モデルプレスインタビュー】
    Mrs. GREEN APPLE、大森元貴の突発性難聴発症当時もツアー続けた理由 決断の裏に3人の絆「なおさら頑張るしかないでしょう」【モデルプレスインタビュー】
    モデルプレス
  9. 齋藤飛鳥、乃木坂46卒業後の“アイドル役”で見えた景色「ステージに立つことはもうないと思っていました」<【推しの子】インタビュー後編>
    齋藤飛鳥、乃木坂46卒業後の“アイドル役”で見えた景色「ステージに立つことはもうないと思っていました」<【推しの子】インタビュー後編>
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事