モデルプレスのインタビューに応じた志田こはく(C)モデルプレス

「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」オニシスター・志田こはく、姉きっかけで芸能界に興味 浜辺美波への憧れ明かす<インタビュー>

2022.05.25 18:00

現在、放送中の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系/毎週日曜午前9:30~10:00)でテレビドラマ初出演にして、ヒロイン役に抜擢された女優の志田こはく(しだ・こはく/18)。インタビュー完全版では、撮影現場の雰囲気や役作りへのこだわり、「夢を叶える秘訣」を聞いた。18歳を迎えた彼女のリアルな思いに迫る。

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お誕生日おめでとうございます🎉18歳になった今の心境は…?記事をチェック✅✨@shida_kohaku #暴太郎戦隊ドンブラザーズ #鬼頭はるか #オニシスター

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樋口幸平主演「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」

「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012~2013年)以来 10年ぶりに“ジャー”がつかないスーパー戦隊シリーズであることでも話題となっている同作。モチーフになっているのは誰もが知っている昔話「桃太郎」。志田は、現役女子高生漫画家として人気を集めていたが、盗作疑惑が掛けられ連載が打ち切りになったことに加えて、怪人が見えるようになったことで強制的に変身させられ、戦いに巻き込まれていくはるかを演じている。

志田こはく「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」出演までの道のり

志田こはく(C)モデルプレス
志田こはく(C)モデルプレス
― オーディションを経て出演が決定したとのことですが、オーディションを受けていた時の心境について教えて下さい。

志田:「ヒーローになりたい」という気持ちがすごくあったので、今まで以上に強い気持ちでオーディションに挑みました。

― 出演が決まったと聞いた時はいかがでしたか?

志田:マネージャーさんから事務所に来て欲しいと言われて、いつもテンションの高いマネージャーさんのテンションが低かったので「これどっちなんだろう」と思いながらドキドキして待っていたところサプライズで出演の決定を聞きました。嬉しかったです。驚きと嬉しい気持ちでいっぱいでした。

選んでいただいたからには「頑張るぞ」という強い気持ちになりました。

― オーディション期間中、大変なことや不安なことはありましたか?

志田:家では姉と一緒にセリフの練習をして、マネージャーさんともたくさん練習をしたのであまり不安はなかったです。

志田こはく、はるかは「素で演じている」

― 志田さんにとって戦隊シリーズの作品はどういう存在ですか?

志田:事務所の先輩である新條由芽さんが出演されていた「魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系/2021年~2022年)を観て勉強させていただいたのですが“ヒーロー”という存在は子供たちに勇気を与えて、かっこいい存在なんだなと感じました。

― 作品を観る側から実際に出演者となって印象は変わりましたか?

志田:「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は良い意味で戦隊モノっぽくないので毎回、新鮮に演じています。

志田こはく/劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会(C)テレビ朝日・東映AG・東映
志田こはく/劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会(C)テレビ朝日・東映AG・東映
― はるかを演じる上で意識していることは何ですか?

志田:素で演じている部分が多くて。はるかは感受性が豊かな子なので、大げさにリアクションを取ることや表情豊かに映るような表情作りにこだわっています。

― 具体的に表情作りなどで練習していることはありますか?

志田:鏡に向かって練習しています。フィギュアスケートをやっていた時に表情筋を意識していたので、今も欠かさずトレーニングをしています。

― はるかという役に共感した部分と「自分とは違うな」と感じた部分を教えて下さい。

志田:環境が一変したという背景が似ているなと思いました。はるかはマンガ大賞を受賞して順風満帆に過ごしていたところ、戦士になります。私もこの作品の出演が決まって、生活が一変して、撮影中心になったので自分と重なります。

「自分とは違う」部分については、これまで絵が身近ではなかったことですか(笑)。はるかみたいに絵を上手に描くことは苦手ですし、漫画を読む習慣もなかったです。役柄を聞いて漫画好きな姉から借りて読むようになりました。

― 長期間1つの役と向き合うことについてはどう感じていますか?

志田: 1年という長期間、1つの役を演じ続けるという貴重な経験をさせていただいてるので、とても嬉しく思っています。これからはるかがどう成長していくか自分でもすごく楽しみです。

志田こはく「達成感を感じたと同時に安心した」第10話を振り返る

オニシスター(イエロー)/鬼頭はるか(C)テレビ朝日・東映AG・東映
オニシスター(イエロー)/鬼頭はるか(C)テレビ朝日・東映AG・東映
― 第10話でははるかが物語を大きく展開させるエピソードが放送されますが、台本を読んでどのように感じましたか?

志田:1話の台本をいただいた時の気持ちになり、初心に戻った感じがしました。緊張や不安はありましたが、1話と同じようにはるかのメイン回をいただけるのはすごく嬉しかったです。

― 物語の展開を担う人物を演じることにプレッシャーはなかったですか?

志田:「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」が話題になっているからこそ感じるプレッシャーはありました。1話の時とはまた違う気持ちでした。

― そのプレッシャーはどのように解消していったのですか?

志田:第10話で共演した同い年の(片田)陽依さんとの交流などを通して、撮影中に解消されていきました。

― 第10話で特に印象に残っているシーンはありますか?

志田:最後のシーンです。撮影が終わった後に、田崎(竜太)監督が「すごく良かったよ。やっぱりはるかはドンブラザーズに必要です」と言って下さった時はすごく嬉しくて、達成感を感じたと同時に「ドンブラザーズに入ることができて良かった」と安心しました。

― 第10話の撮影に臨むにあたり、これまで演じてきたはるかとの違いを出すために意識したことはありますか?

志田:今までタロウや周りに振り回されたりしてきましたが、今回初めてはるかが自分の決意で動く姿が描かれているので、細かい表情で表現することを意識していました。

― 実際に第10話を観てどう思いましたか?

志田:放送後に視聴者の皆さまからの感想を見させていただいたんですが、改めてはるかがドンブラザーズに戻ってこれて良かったと感じました。

たまに口が悪くなってしまうはるかですが(笑)、漫画に対する情熱や仲間思いで勇気ある優しいはるかを愛していただけるように、これからも全力で演じます。

志田こはく、座長・樋口幸平が作り出す現場の雰囲気明かす

樋口幸平、志田こはく/劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会(C)テレビ朝日・東映AG・東映
樋口幸平、志田こはく/劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会(C)テレビ朝日・東映AG・東映
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?

志田:賑やかですね。座長の樋口(幸平)さんがすごく明るくて(笑)。本当に樋口さんがいるだけで場が和みます。メリハリのある楽しい撮影現場です。

― 今後は「劇場版 仮面ライダーリバイス/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE」(7月22日公開予定)の撮影が控えているということですが、ドラマと映画の違いは何だと思いますか?

志田:映画の撮影が初めてなので、ドラマの撮影現場でスタッフさんにドラマと映画の撮影の違いを聞いてみたんです。そうしたら「大きいスクリーンに映るから今まで以上に丁寧にお芝居をやった方が良いよ」とアドバイスをいただきました。

― 「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」を通してどのようなことを伝えていきたいですか?

志田:子供向けの番組ですが、大人の方や色々な世代の方に今作を観て少しでも勇気や「明日も頑張ろう」という気持ちになってもらえたら嬉しいなと思います。純粋に楽しんで観ていただきたいです。

志田こはく、新しい世界へ飛び込む心境とは?

志田こはく(C)モデルプレス
志田こはく(C)モデルプレス
― では、続いて志田さん自身についてお伺いしていきたいと思います。まず、芸能界を目指そうと思ったきっかけを教えて下さい。

志田:小学5年生から中学2年生までフィギュアスケートをやっていたのですが、ケガをしてしまい続けることができなくなってしまって。次に打ち込めることを探していた時に、6歳上の姉が芸能活動をしていたので興味を持ちました。そこでミス・ティーン・ジャパンというコンテストに出場したことがきっかけです。

― コンテストを受けてみてどうでしたか?

志田:実技の縄跳びを披露するというところで失敗してしまって…悔しかったです。その後に今の事務所の方に声をかけていただいて。「もうこんなチャンスはない!」と素敵な縁を感じました。

― 新しい世界へ飛び込むことに不安や恐怖心はなかったですか?

志田:その時はとにかくお芝居がしたくてしょうがなかったので不安や恐怖心はあまりなく「頑張ろう」と日々思っていました。

志田こはく、憧れは浜辺美波

志田こはく(C)モデルプレス
志田こはく(C)モデルプレス
― 戦隊シリーズの撮影はすごく長丁場で体力が必要な現場というイメージがあるのですが、体力作りや健康維持のために実際にしていることはありますか?

志田:やっぱりアクションシーンに向けて体力が必要なので休みの日には、ランニングやジョギングをするようにしています。大体いつも3キロぐらい走ります。あとは寝られる時は寝るようにして、睡眠を大事にするようにしています。

志田こはく(C)モデルプレス
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― 憧れの女優さんや今後共演してみたい方はいらっしゃいますか?

志田:浜辺美波さんです。観ている方々を引き込む雰囲気とお芝居に憧れています。

― 浜辺さんが憧れの存在となったきっかけは何ですか?

志田:映画「君の膵臓をたべたい」(2017年)を観たことがきっかけです。当時16歳で演じられていて、そのお芝居を見て圧倒されました。

志田こはく「夢を叶える秘訣」語る

志田こはく(C)モデルプレス
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― 25日に18歳を迎えた抱負を教えて下さい。

志田:これまでは周りの方々に支えていただき、吸収してきた17年間でした。18歳を迎えて成人にもなる年齢なので周りに頼りすぎずに自ら行動をすること、そして人との出会いを大切に、お芝居も色々な経験を通して勉強をしていきたいです。

― 今後の目標は何ですか?

志田:女優として様々な作品に携われるようになることです。もっとお芝居を研究をして、たくさんの役に出会えるように努力していきます。

志田こはく(C)モデルプレス
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― 最後に志田さんにとっての「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。

志田:周りの人と支え合っていくことです。例えば私の家族はすごく仲が良くていつも笑いが絶えないんです。疲れが溜まっている時も、家族で笑い合うと、明日も頑張ろうと思えるんです。夢に向かって頑張る時に1人では頑張りきれないこともあるので、その時に支えてくれる家族や友人、そして応援してくれている皆さんと一緒にこれからも夢を叶えていきたいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

志田こはく(しだ・こはく)プロフィール

志田こはく(C)モデルプレス
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2004年5月25日生まれ、埼玉県草加市出身。2020年、ミス・ティーン・ジャパンに出場した際に、現在の事務所の目に留まり芸能界入り。スーパー戦隊シリーズ第46作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」でテレビドラマ初出演となり、スーパー戦隊史上初の21世紀生まれのヒロインとなる。

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