赤西仁、Julian Cihi(C)JIN&JULES Powered by NO GOOD TV

<赤西仁インタビュー>20年来の友人も絶賛の素顔 3人だけの撮影は「何とも言えない違和感のようなワクワク感があった」

2021.10.13 17:00

歌手の赤西仁が、ブロードウェイ俳優・Julian Cihi(ジュリアン・スィーヒ)とともにモデルプレスのインタビューに応じ、10月14日からHuluで独占配信される初の冠番組「JIN & JULES Powered by NO GOOD TV」(隔週で1話ずつ配信/全20話)のスタッフ含め3人だけの撮影現場の様子や見どころなどについて語ってくれた。

赤西仁、初の冠番組「JIN & JULES Powered by NO GOOD TV」

「JIN & JULES Powered by NO GOOD TV」には赤西とジュリアン(=JULES)が出演。コロナ禍で制限が多くなってしまった世界で、彼らの“アメリカライフ”を描写し手探りでエンターテイメントを追求するシュールリアリティショー。

さらに今回、コロナ禍ということで赤西を含め、スタッフ1名・出演者2名の総数はたった3人でエンタメを仕掛けることに。番組内の企画から撮影まで、すべて3人のみで担当するなど、まさにゼロから手探りで番組を制作し、シュールリアリティショーという新たなジャンルを開拓する。

「JIN & JULES」は「僕らのリアルな生活をキャプチャーして切り取った作品」

― 今回の企画を聞いたときの率直な気持ちをお聞かせください。

赤西:マジかよって思いました。

― どんな内容になっているのでしょうか?

赤西:僕らのリアルな生活をキャプチャーして切り取った作品になっていると思います。シェアハウスだけがメインステージではなく、コロナ禍で行動範囲は限られていますが、外に出たりとリアルな僕らの生活を切り取っています。

撮影は、4~5話まで終わっています。どうしようというところから始まって、コロナの影響でエンタメも変わってしまい、いろんな制限がある中で、なにができるのかを模索しながら進めています。

― 撮影はどのように進められたのでしょうか?

赤西:一生懸命撮影しています!僕ら3人だけなので、僕とジュリアンで照明を作ったりと、いわゆるスタッフさん側としても参加して、手作りしている感じです。

ジュリアン:3人だけでいろいろ話をして、即興でシーンを作ったり、台本を書いたり、編集したりしていたので、本当にシェアハウスみたいな感じでずっと一緒にいました。3人でいろんな発見をして、それをシェアすることが続いた日々でした。あとはロスにいたので、アメリカのロサンゼルスという雰囲気をどういう風に取り入れていくのかも考えました。

赤西仁、素顔だらけのシュールリアリティショー誕生?

赤西仁、Julian Cihi(C)JIN&JULES Powered by NO GOOD TV
赤西仁、Julian Cihi(C)JIN&JULES Powered by NO GOOD TV
― 4~5話まで撮影されたそうですが、今後はどうなりそうですか?

赤西:今、撮影が止まっているんです。4~5話まで撮ったところでどうしようかなと話し合っているところです。やってみたいことはたくさんあるんですけどね。

― どんなことがやりたいのでしょうか?

赤西:一緒に曲を作りたいって話もしていました。

ジュリアン:ロスだけではなく場所を変えてみようという話もありました。

赤西:今の日本のエンタメ作品の中で僕らにしか撮れない画は撮れていると思うんです。アメリカに住んでいるってことだけなんですけど、今の状況の中でアメリカをステージに、基本的には僕らの日常を切り取ったシュールリアリティショーになっています。

― そのシュールとは?

赤西:それは僕にもわかりません。ただ、僕がこの作品のジャンル分けをするならシュールリアリティショーって呼びます。

― 新たなジャンルの誕生ですね!

赤西:内容はとにかく、シュールリアリティショーとはなんなのか、みんなで答え合わせをしていきましょう!

ジュリアン:そんな感じしますね!英語と日本語が結構混ざっていて、それが日常なので、うちら3人を見るだけで、ユニークに感じてもらえるのかなと。その辺もシュールリアリティショーになるんじゃないのかなと思います。あと結構仁のプライベートな姿も見られます!

― 赤西さんのどんな素が見られるのでしょうか?

ジュリアン:正直僕は、仁のことを20年ぐらい知っているので、見たことのない仁はいないんですけど、ただ視聴者の方とか、ファンの方は見たことのない姿がたくさんあると思います。例えば、照明を立てている仁とか、スタッフさんが普段やるようなことをやっているところとか面白いし、珍しいなと思いました。

― 赤西さんは自然体で過ごすことを意識されていたのでしょうか?

赤西:僕の家なので、カメラはあるけどなにも変わらず普通に過ごしていました。

― シェアハウス内の役割とかはありましたか?

赤西:うーん…基本的に僕がご飯を選んでいました。

― どんな食事が多かったのでしょうか?

ジュリアン:イタリアンが多かったね!あと日本食も!

― 赤西さんが作られていたのでしょうか?

赤西:いやいやデリバリーで(笑)。でもステーキとかは焼きましたよ!

― 普段あまり料理はしないんですか?

赤西:しますよ!たまーに。

― もしかしたら料理をしているレアな姿も見られるかもしれないんですね!

赤西:それは監督次第です(笑)。ただ今見ている限りはカットされていました…。ステーキ美味しかったんですけどね!

赤西仁「JIN & JULES」をやってみて…「何とも言えない違和感のようなワクワク感があった」

― 3人だけで撮影したりと大変そうだなと思ったのですが、大変と楽しいではどちらの部分が大きかったのでしょうか?

赤西:両方ですね。1つの作品を作るのに、これだけの役割があるんだって改めて学ぶことができました。でも、僕の人生の中で1番近い人たちと仕事をする、これだけ密に仕事をするのが初めてだったので、家族みたいな奴らとHuluという大きな舞台で作品を撮るというのは何とも言えない違和感のようなワクワク感がありました。

― ファンの方に伝えたい見どころはありますか?

ジュリアン:いろんな仁の素が見られますよ!!

赤西:(コロナ禍で)外に出られなかったり、行動範囲が制限されている中の今のリアルな生活ですが、見ていてエスケープできるような作品にしたいと思っています。

赤西仁、夢を叶える秘訣を語る

― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

赤西:行動力。行動したらなにかが起きるので、とにかく行動することだと思います。

― それはご自身の経験からでしょうか?

赤西:そうですね。行動力だけはあります!

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

赤西仁(あかにしじん)プロフィール

1984年7月4日生まれ、東京都出身。2010年11月には全米5都市を巡るソロツアーを開催。12年にファーストアルバム『JAPONICANA』を日米同時発売。映画『47RONIN』にてハリウッド映画初出演を果たすなど、インターナショナルな舞台で活躍。ソロ活動10周年を迎えた昨年、初のベストアルバム『OUR BEST』を発表し、ランキングで1位を 獲得。コロナ禍の自粛を機に「自宅で楽しめるエンタテインメント」としてスタートした、YouTubeチャンネル「NO GOOD TV」は、開 設から1年でチャンネル登録者数70万人を突破。

Julian Cihi(ジュリアン・スィーヒ)プロフィール

アメリカ人の父と日本人の母の元に生まれ、18歳まで日本で育つ。アメリカのブラウン大学とニューヨーク大学大学院で演劇を専攻。2012年、ミュージカル『RENT』日本版でロジャー役を演じる。翌年、ニューヨークのオフブロードウェイにて『ロミオとジュリエット』(ロミオ役)に出演。2016年にはミュージカル『Doctor Zhivago』でブロードウェイデビューを果たす。アメリカでは数々のTVシリーズや映画にも出演をしている(HBO、NBC、USA、Netflix、Amazon Prime、Hulu他)。2022年には、唯一日本人役として舞台『Take Me Out』の出演により、二回目のブロードウェイ舞台に立つ。
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