加藤史帆(C)モデルプレス

日向坂46加藤史帆、けやき坂46時代の思い代弁「イマニミテイロ」オードリーからは刺激「笑ってもらいたいから、もっと頑張れる」<「3年目のデビュー」インタビュー>

2020.04.04 07:30

日向坂46の初ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」。加藤史帆(かとう・しほ/22)と佐々木久美(ささき・くみ/24)がモデルプレスのインタビューに応じ、けやき坂46時代に披露した楽曲「イマニミテイロ」やお笑いコンビ・オードリーの存在について語った。<インタビュー後編>

加藤史帆「私たちの気持ちを代弁してくれた」

加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
― けやき坂46時代には、初めての日本武道館でのライブも印象深いですね。そこで、「少しずつ前へ 自分たちを信じて 漢字(欅坂46)のアンダーなんて言わせない」というメッセージとともに初披露した「イマニミテイロ」は、強い意志が込められた歌詞で衝撃を受けました。

佐々木:「イマニミテイロ」の歌詞は、本当にあの時の自分たちにぴったりで、「やってやるぞ!」という気持ちで歌いました。今聴くと「あの状況でも、諦めずに頑張って良かったな」と思い返せるほど、いろいろな思いが詰まっている曲なので、武道館で初披露できて良かったです。

加藤:“イマニミテイロ”はすごく強い言葉ですが、当時のけやき坂46の状況と歌詞がリンクしている曲です。私たちの気持ちを代弁してくれたような歌詞を書いて下さって、すごく嬉しかったのを覚えています。

オードリーから刺激「笑ってもらいたいから、もっと頑張れる」

加藤史帆、佐々木久美のほくろをタッチ(C)モデルプレス
加藤史帆、佐々木久美のほくろをタッチ(C)モデルプレス
― 「日向坂46ドキュメンタリー映画 46分の予告編」では、日向坂46の冠番組でMCを務めるオードリーの若林正恭さんが「アイドルにしては泥臭くガンガン来る」とおっしゃっていましたね。バラエティ番組において、オードリーさんに教わったことも多いですか?

加藤:たくさんあります。オードリーさんはめちゃめちゃシャイな方たちなので、私たちに直接「これはこうすると良いよ」とか教えてくれるわけではないのですが、オードリーさんが身を持って教えてくれるよね。

佐々木:うん。背中を見せてくれる!

加藤:そうなんです!そういうところがめっちゃ好きです。オードリーさんにバラエティのことは全部教えてもらっているので、もっと成長していろんな番組に出られるようになって、そこでも共演させていただけるくらい頑張りたいです。

佐々木久美(C)モデルプレス
佐々木久美(C)モデルプレス
佐々木:こんなバラエティの“バ”の字も知らない女の子20人と一緒にバラエティ番組を作り上げるのは、本当に計り知れない大変さだと思うんですけど、それでもオードリーさんは、私たちがどんなに失敗しちゃっても笑って許してくれるし、絶対に見捨てないでいてくれます。

お2人も尊敬し合っている感じが見ていて伝わってくるので、私たちもメンバー同士で尊敬し合える関係になりたいなと思いますし、「オードリーさんに笑ってもらうために頑張ろう!」というモチベーションにもなっています。

加藤:うん、わかる。オードリーさんに笑ってもらいたいから、もっと頑張れる!

小坂菜緒不在ライブでセンターチェンジ「センターをやった子の色が出ている」

加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
― 2020年最初のライブステージ「日向坂46×DASADA LIVE&FASHION SHOW」では、センターの小坂菜緒さんが欠席となり、センターを変えてパフォーマンスを行っていましたね。

加藤:今回のライブで、どんなメンバーがセンターになってもその曲にしっかりとはまっていたので、1人ひとりに対してたくましいなと思いました。

佐々木:センターが不在でも、日向坂46という括りの中でいろんな色を出せるというのは、すごく良いことだなと思いました。「ドレミソラシド」だったら丹生(明里)ちゃん、「キツネ」だったらKAWADAさん(河田陽菜)さんとか、センターをやった子の色が出ているのはいいことだと思いました。みんなに実力や魅力があるグループは、すごく良いなと改めて思いました。

加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
― 本当に全員にセンターの素質がありますよね。

加藤:はい。でもやっぱりこさかな(小坂)がセンターなのはとても良いことだと思います。だってこさかなめっちゃ可愛いじゃないですか!可愛い子が目につく場所にいれば、そこからグループにも興味を持って「ほかの子も気になるな」となってくれるかもしれない。そしたらみんなが幸せじゃないですか?

佐々木:そうだよね。センターはグループの顔なので、背負っているものも全然違うと思うし、いろいろと考えることもあるんだろうなと思いますが、それでもいつも可愛い小坂でいてくれているので、すごく感謝しています。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

輝きと苦悩が交錯する日向坂46の記録

ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」(提供写真)
ドキュメンタリー映画「3年目のデビュー」(提供写真)
2015年に長濱ねる(現在は卒業)の欅坂46への追加加入を機に発足が発表され、「けやき坂46(ひらがなけやき)」として結成されたグループ。2019年2月に「日向坂46」へと改名し、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾った。

先輩グループ・欅坂46の存在感に圧倒されながら、自分たちのアイデンティティを模索し続けたけやき坂46としての3年間。改名という大きな変化をきっかけに、最大風速で2度目のスタートを切った日向坂46

映画では、そんな日向坂46のデビュー1年目に完全密着。日々拡大するグループの人気の裏側に隠れたメンバー1人ひとりの苦悩。自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、常に危機感を持ち、日向坂46としての魅力を探し求める姿を描く。

加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス
加藤史帆、佐々木久美(C)モデルプレス

加藤史帆(かとう・しほ)プロフィール

生年月日:1998年2月2日/星座:みずがめ座/身長:160cm/出身地:東京都/血液型:A型/女性ファッション誌「CanCam」専属モデル。ラジオ番組「レコメン!」(文化放送/月~木曜・午後10時00分~深夜2時00分)の火曜日パーソナリティとして出演中。

佐々木久美(ささき・くみ)プロフィール

生年月日:1996年1月22日/出身:千葉県/身長:167.5cm/星座:みずがめ座/血液型:O型/日向坂46のキャプテン。女性ファッション誌「Ray」専属モデル。熱狂的な巨人ファンで知られており、2019年には念願叶って、高本彩花とともに巨人戦で試合前始球式を行った。
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