超特急(左から)カイ、ユーキ、リョウガ、タカシ、ユースケ、タクヤ (C)モデルプレス

<超特急インタビュー前編>ダンサーがまさかの歌唱&ユニット対決でタカシ危機感?3rdアルバムで新たな形

2018.11.14 08:00

メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急がモデルプレスのインタビューに応じた。11月14日に3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』をリリースする彼らだが、全5形態で発売される今作は、ユースケが作詞作曲し、FC会員だけに公開されていたレア曲「超特急です!!!!!!!!」や、ダンサーがラップで歌唱に参加する「Booster」、カイ・リョウガ・ユーキによる「シーサー☆ボーイズ」と、タクヤ・ユースケ・タカシによる「座・武士道」の二手に分かれて、ユニットを結成したファンクラブ盤と話題満載。そんな『GOLDEN EPOCH』にまつわるインタビューを前後編に分けてお届け。

超特急の新たな魅力を発見!新体制初のアルバム『GOLDEN EPOCH』

― 新体制となって初のアルバム。『GOLDEN EPOCH』のアピールポイントを教えてください。

カイ:今までにないかっこいい超特急です!

カイ (C)モデルプレス
カイ (C)モデルプレス
リョウガ:全5形態で発売しますが、盤によってそれぞれの特色があります。ユースケが作詞作曲した曲があったり、それぞれのユニット曲があったりするので、ぜひとも、すべてをチェックしてほしいです。

リョウガ (C)モデルプレス
リョウガ (C)モデルプレス
タクヤ:超特急らしくない、かっこいい曲や切ない曲もてんこ盛りです。正直、初めて聴いてくれた皆さんの反応が気になりますが、楽しみです。

タクヤ (C)モデルプレス
タクヤ (C)モデルプレス
ユーキ:アルバムだからこそ、できることがたくさん凝縮されています。僕らが今だからできることをフルでやりつつ、僕らを知らない人にとっても「かっこいい」と思ってもらえるような楽曲がたくさん揃っています。新たな一面を、このアルバムを通して見せていければいいですね。

ユーキ (C)モデルプレス
ユーキ (C)モデルプレス
ユースケ:ダンスにも注目してもらいたいです。

ユースケ (C)モデルプレス
ユースケ (C)モデルプレス
タカシ:そんな超特急の新しいアルバムをお楽しみください!

タカシ (C)モデルプレス
タカシ (C)モデルプレス
超特急3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』通常盤(写真提供:SDR)
超特急3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』通常盤(写真提供:SDR)
超特急3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』初回限定盤(写真提供:SDR)
超特急3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』初回限定盤(写真提供:SDR)
― バラエティ豊かな楽曲が詰まっていますが、とくにお気に入りの1曲は?

カイ:僕が気に入っているのは「Full moon」。女性目線の歌詞になっていて、それを男性のタカシが歌うのが色っぽいんです。ダンスを披露するのも楽しみです。

カイ (C)モデルプレス
カイ (C)モデルプレス
タカシ:僕はリード曲「need you」ですね。大人の恋を歌った曲で、ここまで振り切っている楽曲がリード曲というのも、今までの超特急に比べると新しいなと思います。世界観も素敵なので、楽しんでもらえると思います。

タカシ (C)モデルプレス
タカシ (C)モデルプレス
ユーキ:僕は「霖雨」がお気に入りです。こういったバラードは個人的に好きで、恋愛としても捉えられますし、超特急としても捉えられる気がしています。すごく深みのある曲です。

ユーキ (C)モデルプレス
ユーキ (C)モデルプレス
リョウガ:僕はやっぱりFC盤に収録されている「インオキナワ」かな。思い入れはずば抜けているかも。個人的にはナンバーワンです。

リョウガ (C)モデルプレス
リョウガ (C)モデルプレス
ユースケ:僕は「超特急です!!!!!!!!」かな。やっぱり自分が作詞作曲していますし。こんな曲があったらいいなというのが、降りてきた感じなんですけど、ちょうどアルバムのタイトルのように「新たな時代が来た」というフレーズが入っているんです。振り付けはえんどぅさんにしていただきました。

ユースケ (C)モデルプレス
ユースケ (C)モデルプレス
タクヤ:新曲もたくさんありますが「超ネバギバDANCE」はとくに思い出に残っています。ネタを挟みながらの8号車との歌なので、僕たちらしい1曲です。

タクヤ (C)モデルプレス
タクヤ (C)モデルプレス

まさかのダンサーがラップ披露 進化する超特急

― 改めていろんな曲が収録されているんだなと感じます。今回のアルバムで新録となる「Booster」は、ダンサーがラップで歌唱に参加。驚いたファンも多いかと思います。

リョウガ:僕たちもびっくりしました(笑)

カイ:なんでダンサーが歌ってるの?ってなるよね(笑)概念を覆しました。

リョウガ (C)モデルプレス
リョウガ (C)モデルプレス
― 初めてダンサーも歌唱に参加すると聞いたとき、どのように思いましたか?

カイ:ガヤじゃないんだと思いました。コーラスでもなく、本当にライブで歌うんだと。これまでも声を出すことはありましたが、しっかり歌うんだぁって。

カイ (C)モデルプレス
カイ (C)モデルプレス
― レコーディングやライブでの披露前にはしっかり練習を?

タクヤ:それが意外とできなかったんですよ。もともと、僕たちダンサーはボーカルのレッスンをしているわけでもないですし。でも、レコーディングは楽しめたし、うまくいったかな。

タクヤ (C)モデルプレス
タクヤ (C)モデルプレス
― ボーカルのタカシさんから見て、一番ラップが決まっていたメンバーは?

タカシ:僕自身、ラップが得意というわけではないですし、難しいなぁ。ですが、僕のお母さんはタクヤのパートがお気に入りみたいです(笑)「3 2 1 0 Bang!!」の「Bang!!」の言い方が好きだって!

タクヤ:まじで!やったー!実は、このパートを歌うとき、ライブでは振りの関係であまり歌えていないんです。素晴らしい振りですが、少し残念な気持ちもあって…もうちょっと歌いたかったのですが、褒めてもらえて嬉しい(笑)

タカシ (C)モデルプレス
タカシ (C)モデルプレス
― ファンの方からはどのような声が届いていますか?

カイ:何回か披露していますが、まだ見れていない方も多いので「まだ見れていないのが悔しいから早くライブに行きたい」といった声をいただいています。「すごくカッコイイ」と言ってくださる方も多いですね。それから「ラップを歌っているのが新鮮でいい」といった声も。すごく嬉しいです。

リョウガ:僕の個人的な意見ですが、ユースケの「Boooooooost Up!!」が好きです。

ユースケ:これね、ライブでめっちゃキツイんですよ(笑)

ユーキ:僕もユースケのパート好き!ライブでは、このときユースケが僕の前を通り過ぎて行くのですが、やり切った感がおもしろかった(笑)

ユースケ:本当に息継ぎが大変なんですよ。動きながら、踊って「Boooooooo」って息継ぎなしなので(笑)

ユーキ (C)モデルプレス
ユーキ (C)モデルプレス
― ダンサーとしては、踊って歌っては慣れない作業かと思います。

リョウガ:本当、慣れないですね。

ユースケ:でも、新鮮味があって新たな挑戦としてはすごくいいと思います。

ユースケ (C)モデルプレス
ユースケ (C)モデルプレス
― ダンサーが歌唱に参加した「Booster」ですが、ボーカルのタカシさんはどのような思いがありますか?

タカシ:聴いていて新鮮ですね。これまでもセリフなどでの参加はありましたが、本格的に歌唱に参加していて、ボイトレに通っていないのに、しっかり歌えているので、ちょっと危機感を覚えています(笑)いい刺激になっています。

超特急 (C)モデルプレス
超特急 (C)モデルプレス

闘志メラメラのユニット対決!シーサー☆ボーイズ VS 座・武士道

― FC盤では二手に分かれてユニット対決も。この企画について初めて聞いたとき、どんなことを思いました。

リョウガ:ついに来たか、やっと歌えると思いました。というのは嘘なんですけど(笑)2つに分かれると聞いて、まず勝つためにはどっちのチームにタカシがいるかだと思ったんです。ですが、僕とタカシがそれぞれのユニットのリーダーということで…(笑)「終わった」と絶望からのスタートでした(笑)

― メンバーはどのように決めたのでしょうか?

リョウガ:ドラフトのようにリーダー同士がじゃんけんをして、勝ったほうからメンバーを取っていくといった形でした。ちなみに、まず僕が選んだのはユーキ。僕が陰であればユーキは陽なので、陽キャラが必要だなと思い、最初にユーキを指名しました。

ユニット対決でバトル勃発? (C)モデルプレス
ユニット対決でバトル勃発? (C)モデルプレス
― ボーカルのタカシさんにとっては負けられない戦いになるのでは?

カイ:ボーカル打ち負かしたい(笑)!

タカシ:僕は、あまりボーカルというのは関係ないと思っています。みんなで作り上げるものですので。もちろん勝ちたい気持ちはありますが、だからこそ、1人でも多くの方にこの曲を聴いていただきたいと思います。

― ダンサーの方は歌声を披露されてみて、いかがでしたか?

ユーキ:「シーサー☆ボーイズ」でよかったなと思いました。「インオキナワ」は明るい曲だったので。

タクヤ:ユーキさん、歌っているんですか?(笑)

ユーキ:歌ってますよ(笑)!

リョウガ:でも、発音が怪しい(笑)

ユーキ:言えてるよ(笑)。…なんだよー!

リョウガ:ぎりぎりなんだって(笑)

― (笑)対する「座・武士道」の「ツンデレチビ王子」は哀愁漂うメロディながらもクスッと笑える歌詞が特徴的ですよね。レコーディングの感想をお願いします。

タクヤ:僕はブースに入って感情の赴くままに歌いました。そして、レコーディングをして思ったのがこんなにお腹が空くんだなということ(笑)レコーディングし終わったあと、本当にお腹が空いて。踊ったあとよりも歌ったあとのほうが空腹になるんだという発見がありました。

― ユースケさんはファンクラブツアーでのバンド演奏のとき、ボーカルを担当されていましたが、今回はいかがでしたか?

ユースケ:自分たちで作詞していますが、歌いづらかったですね(笑)抑揚のつけ方とかも難しかったです。タカシはいつもこうやってレコーディングしているんだとも思いました。

― タカシさんからアドバイスすることなどはありましたか?

タカシ:僕からはとくに。全然問題ないというか、違和感もないし、みんなが歌っているのを聴いてただただ感動しています(笑)

― ユニットに分かれての対決で、負けたチームは楽曲封印。シビアなバトルですが、いかがですか?

カイ:だいぶガチのバトルですよね。最初は「負けたら封印かぁ」くらいにしか思っていなかったのですが、みんなで曲や振りを作っていくうちに「負けたくない」と思うようになりました。どんどん気持ちが入っていったので、いい企画だなと思います。制作に関わる中で作りての気持ちを知ることもでき、いっそう感謝できるようになりました。

― 「座・武士道」も負けたくないという気持ちが芽生えてきましたか?

タクヤ:はい。そうですね。

ユースケ:だけどさ、3人で歌詞を考えてくるってとき、タクヤだけちゃんと考えていなかったじゃん(笑)その分、ほかの場面でいろいろやってくれたけど。まぁこっちも負けられませんね!

タクヤ:MVはぜひフルで見てほしいですね。今、アップされているのはショートバージョンなので。前半、後半、どちらにも良さがあります。

リョウガ:シーサー☆ボーイズの「インオキナワ」も前半、後半、両方おもしろいですよ!

タカシ:対抗意識を燃やすな(笑)

後編では、アルバムタイトルにちなみ、メンバーが思い描く超特急の黄金時代の姿、心境などに迫る…!(modelpress編集部)

超特急 (C)モデルプレス
超特急 (C)モデルプレス

超特急プロフィール

メインダンサーのカイ(2号車)、リョウガ(3号車)、 タクヤ(4号車)、ユーキ(5号車)、ユースケ(6号車)とバックボーカルのタカシ(7号車)からなる6人組。2011年12月25日に結成。2012年6月にデビューシングル「TRAIN」を発表。その後も立て続けにシングルやアルバムをリリース。エンタテイメント性の高いパフォーマンスと、8号車と呼ばれるファンとの一体感ある参加型ライブが話題を呼び、ライブチケットは毎回秒速完売。11月14日に3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』をリリース。また、12月7日にはさいたまスーパーアリーナ、12月26日・27日には大阪城ホールでの年末アリーナ公演「BULLET TRAIN Arena Tour 2018 GOLDEN EPOCH」を控えている。

超特急 3rdアルバム『GOLDEN EPOCH』

2018年11月14日発売
初回限定盤/通常盤/FC盤-A/FC盤-B/WIZY限定盤の5形態で発売

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