清水希容“かわいすぎる空手選手”の素顔に迫る!東京2020オリンピックへの想いも
2017.09.04 19:30
キレのある動きと気合の入った掛け声に反し、“かわいすぎる空手選手”として注目を集める清水希容(しみずきよう・23)選手。空手が東京2020オリンピックの正式競技に決まり盛り上がりを見せる中、清水選手がWEB動画に出演。「かわいすぎるNGカット」も公開され話題となっています。「笑いを堪えるのが一番大変」と、試合では見せない素顔から、東京2020オリンピックにかける想いまで話して頂きました。
「形(かた)」と呼ばれる、相手を想定した演武で圧倒的な強さを誇る清水選手。取材前に演武を行ってきたようで「最近、疲れが取れないんです」と話すも、一切の疲れを見せず笑顔でインタビューに答えていただきました。
そんな清水選手とキッコーマン「わが家は焼肉屋さん」のキャラクターやきにくまが演武で共演。WEB動画<くまでもわかる空手講座「形」篇> が、東京2020オリンピック開幕まであと3年となる7月に公開されました。本番さながらの掛け声とキレのある動きで、迫力満点のWEB動画となっています。演武の途中で思わず笑ってしまった撮影の裏側にも迫ってみました。
清水:最初は正直ちょっとイメージが湧かなかったのが本音です。一緒に形をするということだったので等身大なのかなと思っていたら、まさかの小さくて可愛いクマさんだったから(笑)。「え?どうやって形をやるの?」って思いました。動画のタイトルは“ブサイクすぎるくま”として紹介されていますが、腕が曲がらなくても頑張って動いている姿はすごく可愛かったです。声はかなり渋いですけど(笑)。
― たしかにダンディーでしたね(笑)。撮影の際に大変だったことはありますか?
清水:笑いを堪えるのが一番大変でした(笑)。隣で黒子さんがやきにくまを必死に動かして形をしているんですけど、動く度にキュッキュッキュって音がして。たぶん自分にしか聞こえていなかったと思うんですけど、それがすごく面白くて。NGカットのシーンもそれが原因なんです。我慢していたんですけど、黒子さんも「ふふっ」て笑っていたので、それにつられてしまって(笑)。
― 実はつられ笑いだったんですね(笑)。演武をするのは抵抗ありませんでしたか?
清水:いつもと違う雰囲気なので、集中の仕方は違いました。でも、それほど抵抗はありませんでした。試合のように全部一気にやるわけではなくて、1つの形をパートごとに分けて演武をしたのですが、普段の稽古でも部分部分で練習したりするので。
― 周りからの反応はいかがですか?
清水:クマさんと形やってたねって、みんなに言われました(笑)。斬新だったって。私が笑いを堪えているのもバレているみたいでした。まだ公開されていないんですが、私は荒賀龍太郎先輩(男子組手)の動画が楽しみすぎて。早く観たいです(笑)。
※荒賀選手は<くまでもわかる空手講座「組手」篇>に出演予定
清水:私にしてみると「もう3年しかない」って感じなんです。空手が東京2020オリンピックの正式競技に決まった時は「まだ4年」と思っていましたが、1年過ぎたと思うと本当にあっという間で。1日1日がどれだけ大事なのかっていうのをすごい実感しています。日々の積み重ねをしっかり行って東京2020オリンピックを迎えたいと思っています。
― 空手が正式競技に決まった時の心境はいかがでしたか?
清水:東京2020オリンピックの正式競技に空手が決定した瞬間はモニターでその様子を見ていたのですが、英語だったのでよく分からなくて。ワーって盛り上がるんじゃなくて、「え?決まった?」みたいな感じでした(笑)。すごく嬉しいというかホッとしましたね。
― 正式競技に決まってからは、目標を東京2020オリンピックに?
清水:はい、今までふわっとしていた目標が確実なものになりました。「目指せるか、目指せないか」ではなく手の届く位置にあるので、いい演武をするためにどうしたらいいのかというのを日々考えるようになりました。今までは世界大会が一番大きな大会でしたが、4年に1度しかないオリンピックはもっともっと大きく感じます。
― 世界大会を2連覇し金メダルの有力候補として期待されるのは、やはりプレッシャーを感じますか?
清水:プレッシャーって言うより勝てば勝つほど怖さが出てくるんです。「次負けてしまったらどうしよう…」と、やっぱり考えてしまうので。特に去年はそれが大きかったんですが、怖さを少しずつ克服して今年に入ってからは試合ごとに「こういう気持ちで臨んだらどうかな」と挑戦する気持ちで演武ができています。多分こういうことを超えていかないと、新しいものは見えてこないと思うんです。
清水:兄が空手をやっていたのがきっかけで、小学3年生の時から始めました。小さい頃は、大きい大会に出たいという気持ちや勝ち負けも気にせず、形をするのがただ楽しかったんです。全国大会にも出たことがなくて、中学生の頃に負けたのが悔しくて全国を目指し始めました。なので、周りからしてみたら遅いスタートで、自分自身も世界に挑戦するなんて思っていませんでした。振り返ってみると、目の前のことを1つ1つやっていった結果が今なのかなとは思います。
― 練習ではお兄さんと切磋琢磨しながら?
清水:兄はすぐ辞めちゃいました(笑)。私は練習に行きたかったんですけど、兄は練習に行きたくなくて。よく喧嘩していました(笑)。
― そうだったんですね(笑)。通っていた道場はやはり男子が多かったですか?
清水:私の小さい頃からそうなんですけど、女子のほうが多いんです。形の選手が多いからというのもあるかもしれませんが、男子より女子のほうが強いんですよ(笑)。もう引退されましたが3人の先輩がいて、その先輩の背中をずっと追っていました。それぞれ性格も形の仕方も違っていましたが、「こういう時はこうしたほうがいい」というのをずっと見てきたので、3人の先輩がいたから今の自分があるんだと思っています。
清水:節目節目で辞めたいって思っていたかもしれないです。高校で強豪校に入って、先輩たちが継いできた連覇を自分が止めてしまった時は、かなり落ち込みました。先輩がすごく強くて、一緒の道場だった3人の先輩も継いできた連覇だったんです。かなりプレッシャーを感じていて、「絶対勝たないと」と試合前からずっと緊張していていました。負けた自分に絶望感というか…。それが高2の時なのですが、本当にどん底で辞めたいと思いました。
― その翌年、高校3年生で初の全国1位に輝きましたね。
清水:ギリギリなんとか(笑)。高2から高3のインターハイまでの1年間は死に物狂いでした。その頃から、自分の気持ちの弱さを克服しないと勝てないなと感じて、メンタルの勉強も始めたんです。ただ必死になるだけじゃダメで、「勝とう勝とう」って思うのもダメなんだなって感じたので。もう一度「形は何の為にやってるのか」という所から考え直しました。日々の反省を全部書き出し、同じことを繰り返さないようにして、やっと1年後に結果を出すことができたんです。「全国優勝しないと高校辞める」という約束を親としていたので、そういう意味でも絶対に勝たないといけないっていう思いがありました(笑)。
― 今まで続けてこれた清水選手のモチベーションは?
清水:私の場合は世界の舞台が一番のモチベーションになっています。形はすごく孤独で、心が折れそうな時ってしょっちゅうあるんです。でも、その先にある景色や喜びを知っているので、辞められないんだと思います。それに大会が終わった後、「もっと出来たのに」という悔しさのほうが残るのも、続けている理由だと思います。大抵の試合は演武をやり切れてなくて…。世界大会の決勝もすごく大事に取り組んだんですけど、いい演武ができなかったんです。まだ満足するのはおあずけなのかなって(笑)。
― まだ続けろって言われているんですかね?
清水:たぶん言われているんだろうと思います(笑)。自分の中で優勝は絶対的にあって、それ以上にちゃんとした演武ができないと優勝の価値もなくなってしまうので。本当にいい演武が出来て、いい大会だったって言えるよう、常に全力で取り組んでいます。
清水:基本的に休日は疲れ切っているので、家にこもって寝ています(笑)。あとは形のビデオ研究をしたり。心のリフレッシュをしたい時は、自然鑑賞したり星を観に行ったりして気分転換していますね。あとは会社の同期でアーチェリーをしている子がいるんですけど、ただ話しているだけでもリフレッシュできるんです。違う競技だと気軽に空手のことを話せますし、「アーチェリーはこういうことがあるんだ」って聞けるので。本当はショッピングとかも行きたいんですけど、2時間ぐらい歩いたら疲れちゃうんですよ。練習は何時間もできるのに、そういう体力ないんです(笑)。
― きっと形で体力をほとんど使っているんですね。練習では汗もたくさんかくと思うんですが、普段からメイクはされていますか?
清水:メイクは一応するのはするんですけど、基本的に毎日練習しているので、あまりガッツリはしないですね。本当にまるごとオフって日じゃないと、ちゃんとメイクはしないです。ただ、最近お母さんに言われるので美容は気にするようにしています(笑)。道着って結構固くて、演武をすると自分を叩いちゃうこともあるから、肌が擦れるんです。そうすると、どうしても肌荒れしちゃうので保湿するようになりました。
― 練習&大会で忙しいと思いますが、自分にご褒美をあげることはありますか?
清水:本当に初めてなんですが、自分へのご褒美として水中でも使えるウェアラブルカメラを買いました。1年前からずっと欲しくて(笑)。機械音痴でまだ使いこなせていないから、早く使いこなせるようになりたいですね。
― 早く水中で撮影してみたいですね。食事の面で気にしていることはありますか?
清水:栄養バランスのいい食事は常に母が考えてくれています。ただ海外の時はどうしても栄養バランスが偏るので、日本から持っていったりしています。社会人になってから栄養バランスを考えるようになって、あまりお菓子も食べなくなりました。自然と身体が求めているのが変わった感じがします。油ものが苦手になったり、お肉は赤みが好きになったり。本当はスイーツもすごい好きなんですけど、量が食べられなくなって。買って満足するなんてことも多いですね。食べた気になってるのかな(笑)。
清水:1日1日の積み重ねが大きな結果を生み出すものになると思います。私はどちらかというと人よりどんくさいので、その分努力もしないといけないんです。でも努力すればするほど体って覚えてくれるので、すぐ出来ることよりも時間をかけて出来ることのほうが、本質的な強さだと思うんです。日々、目の前のことに取り組むことが何より大事だと思います。
― 先のことを見すぎずに目の前のことを?
清水:そうですね。今は東京2020オリンピックを目指していますが、それまでには様々な大会もありますし、壁にぶつかることもあると思うんです。それを確実に乗り越えていくことが、東京2020オリンピックへの近道かなと思います。
― 応援しています!ありがとうございました。
清水:ありがとうございました!
※キッコーマンは、東京2020オリンピックオフィシャルパートナー(ソース(しょうゆ含む)、酢、みりん、料理酒)です。
(modelpress編集部)[PR]提供元:キッコーマン株式会社
そんな清水選手とキッコーマン「わが家は焼肉屋さん」のキャラクターやきにくまが演武で共演。WEB動画<くまでもわかる空手講座「形」篇> が、東京2020オリンピック開幕まであと3年となる7月に公開されました。本番さながらの掛け声とキレのある動きで、迫力満点のWEB動画となっています。演武の途中で思わず笑ってしまった撮影の裏側にも迫ってみました。
目次
NGカットの理由は“つられ笑い”
― WEB動画の撮影お疲れ様でした。出演オファーがきた時はどんな心境でしたか?清水:最初は正直ちょっとイメージが湧かなかったのが本音です。一緒に形をするということだったので等身大なのかなと思っていたら、まさかの小さくて可愛いクマさんだったから(笑)。「え?どうやって形をやるの?」って思いました。動画のタイトルは“ブサイクすぎるくま”として紹介されていますが、腕が曲がらなくても頑張って動いている姿はすごく可愛かったです。声はかなり渋いですけど(笑)。
― たしかにダンディーでしたね(笑)。撮影の際に大変だったことはありますか?
清水:笑いを堪えるのが一番大変でした(笑)。隣で黒子さんがやきにくまを必死に動かして形をしているんですけど、動く度にキュッキュッキュって音がして。たぶん自分にしか聞こえていなかったと思うんですけど、それがすごく面白くて。NGカットのシーンもそれが原因なんです。我慢していたんですけど、黒子さんも「ふふっ」て笑っていたので、それにつられてしまって(笑)。
― 実はつられ笑いだったんですね(笑)。演武をするのは抵抗ありませんでしたか?
清水:いつもと違う雰囲気なので、集中の仕方は違いました。でも、それほど抵抗はありませんでした。試合のように全部一気にやるわけではなくて、1つの形をパートごとに分けて演武をしたのですが、普段の稽古でも部分部分で練習したりするので。
― 周りからの反応はいかがですか?
清水:クマさんと形やってたねって、みんなに言われました(笑)。斬新だったって。私が笑いを堪えているのもバレているみたいでした。まだ公開されていないんですが、私は荒賀龍太郎先輩(男子組手)の動画が楽しみすぎて。早く観たいです(笑)。
※荒賀選手は<くまでもわかる空手講座「組手」篇>に出演予定
東京2020オリンピックまで「もう3年」
― 今回の動画は東京2020オリンピックの3年前のタイミングで公開されました。少し早いかもしれませんが、オリンピックにかける思いを聞かせて頂けますか?清水:私にしてみると「もう3年しかない」って感じなんです。空手が東京2020オリンピックの正式競技に決まった時は「まだ4年」と思っていましたが、1年過ぎたと思うと本当にあっという間で。1日1日がどれだけ大事なのかっていうのをすごい実感しています。日々の積み重ねをしっかり行って東京2020オリンピックを迎えたいと思っています。
― 空手が正式競技に決まった時の心境はいかがでしたか?
清水:東京2020オリンピックの正式競技に空手が決定した瞬間はモニターでその様子を見ていたのですが、英語だったのでよく分からなくて。ワーって盛り上がるんじゃなくて、「え?決まった?」みたいな感じでした(笑)。すごく嬉しいというかホッとしましたね。
― 正式競技に決まってからは、目標を東京2020オリンピックに?
清水:はい、今までふわっとしていた目標が確実なものになりました。「目指せるか、目指せないか」ではなく手の届く位置にあるので、いい演武をするためにどうしたらいいのかというのを日々考えるようになりました。今までは世界大会が一番大きな大会でしたが、4年に1度しかないオリンピックはもっともっと大きく感じます。
― 世界大会を2連覇し金メダルの有力候補として期待されるのは、やはりプレッシャーを感じますか?
清水:プレッシャーって言うより勝てば勝つほど怖さが出てくるんです。「次負けてしまったらどうしよう…」と、やっぱり考えてしまうので。特に去年はそれが大きかったんですが、怖さを少しずつ克服して今年に入ってからは試合ごとに「こういう気持ちで臨んだらどうかな」と挑戦する気持ちで演武ができています。多分こういうことを超えていかないと、新しいものは見えてこないと思うんです。
空手と出会い夢中になった小3
― 清水選手が空手を始めようと思ったきっかけを教えてもらえますか?清水:兄が空手をやっていたのがきっかけで、小学3年生の時から始めました。小さい頃は、大きい大会に出たいという気持ちや勝ち負けも気にせず、形をするのがただ楽しかったんです。全国大会にも出たことがなくて、中学生の頃に負けたのが悔しくて全国を目指し始めました。なので、周りからしてみたら遅いスタートで、自分自身も世界に挑戦するなんて思っていませんでした。振り返ってみると、目の前のことを1つ1つやっていった結果が今なのかなとは思います。
― 練習ではお兄さんと切磋琢磨しながら?
清水:兄はすぐ辞めちゃいました(笑)。私は練習に行きたかったんですけど、兄は練習に行きたくなくて。よく喧嘩していました(笑)。
― そうだったんですね(笑)。通っていた道場はやはり男子が多かったですか?
清水:私の小さい頃からそうなんですけど、女子のほうが多いんです。形の選手が多いからというのもあるかもしれませんが、男子より女子のほうが強いんですよ(笑)。もう引退されましたが3人の先輩がいて、その先輩の背中をずっと追っていました。それぞれ性格も形の仕方も違っていましたが、「こういう時はこうしたほうがいい」というのをずっと見てきたので、3人の先輩がいたから今の自分があるんだと思っています。
大きな挫折を味わった高2
― 空手を辞めようと思ったことはありますか?清水:節目節目で辞めたいって思っていたかもしれないです。高校で強豪校に入って、先輩たちが継いできた連覇を自分が止めてしまった時は、かなり落ち込みました。先輩がすごく強くて、一緒の道場だった3人の先輩も継いできた連覇だったんです。かなりプレッシャーを感じていて、「絶対勝たないと」と試合前からずっと緊張していていました。負けた自分に絶望感というか…。それが高2の時なのですが、本当にどん底で辞めたいと思いました。
― その翌年、高校3年生で初の全国1位に輝きましたね。
清水:ギリギリなんとか(笑)。高2から高3のインターハイまでの1年間は死に物狂いでした。その頃から、自分の気持ちの弱さを克服しないと勝てないなと感じて、メンタルの勉強も始めたんです。ただ必死になるだけじゃダメで、「勝とう勝とう」って思うのもダメなんだなって感じたので。もう一度「形は何の為にやってるのか」という所から考え直しました。日々の反省を全部書き出し、同じことを繰り返さないようにして、やっと1年後に結果を出すことができたんです。「全国優勝しないと高校辞める」という約束を親としていたので、そういう意味でも絶対に勝たないといけないっていう思いがありました(笑)。
― 今まで続けてこれた清水選手のモチベーションは?
清水:私の場合は世界の舞台が一番のモチベーションになっています。形はすごく孤独で、心が折れそうな時ってしょっちゅうあるんです。でも、その先にある景色や喜びを知っているので、辞められないんだと思います。それに大会が終わった後、「もっと出来たのに」という悔しさのほうが残るのも、続けている理由だと思います。大抵の試合は演武をやり切れてなくて…。世界大会の決勝もすごく大事に取り組んだんですけど、いい演武ができなかったんです。まだ満足するのはおあずけなのかなって(笑)。
― まだ続けろって言われているんですかね?
清水:たぶん言われているんだろうと思います(笑)。自分の中で優勝は絶対的にあって、それ以上にちゃんとした演武ができないと優勝の価値もなくなってしまうので。本当にいい演武が出来て、いい大会だったって言えるよう、常に全力で取り組んでいます。
今年の大会で初めて自分へご褒美
― 試合がないオフの日はどんなことをして過ごしていますか?清水:基本的に休日は疲れ切っているので、家にこもって寝ています(笑)。あとは形のビデオ研究をしたり。心のリフレッシュをしたい時は、自然鑑賞したり星を観に行ったりして気分転換していますね。あとは会社の同期でアーチェリーをしている子がいるんですけど、ただ話しているだけでもリフレッシュできるんです。違う競技だと気軽に空手のことを話せますし、「アーチェリーはこういうことがあるんだ」って聞けるので。本当はショッピングとかも行きたいんですけど、2時間ぐらい歩いたら疲れちゃうんですよ。練習は何時間もできるのに、そういう体力ないんです(笑)。
― きっと形で体力をほとんど使っているんですね。練習では汗もたくさんかくと思うんですが、普段からメイクはされていますか?
清水:メイクは一応するのはするんですけど、基本的に毎日練習しているので、あまりガッツリはしないですね。本当にまるごとオフって日じゃないと、ちゃんとメイクはしないです。ただ、最近お母さんに言われるので美容は気にするようにしています(笑)。道着って結構固くて、演武をすると自分を叩いちゃうこともあるから、肌が擦れるんです。そうすると、どうしても肌荒れしちゃうので保湿するようになりました。
― 練習&大会で忙しいと思いますが、自分にご褒美をあげることはありますか?
清水:本当に初めてなんですが、自分へのご褒美として水中でも使えるウェアラブルカメラを買いました。1年前からずっと欲しくて(笑)。機械音痴でまだ使いこなせていないから、早く使いこなせるようになりたいですね。
― 早く水中で撮影してみたいですね。食事の面で気にしていることはありますか?
清水:栄養バランスのいい食事は常に母が考えてくれています。ただ海外の時はどうしても栄養バランスが偏るので、日本から持っていったりしています。社会人になってから栄養バランスを考えるようになって、あまりお菓子も食べなくなりました。自然と身体が求めているのが変わった感じがします。油ものが苦手になったり、お肉は赤みが好きになったり。本当はスイーツもすごい好きなんですけど、量が食べられなくなって。買って満足するなんてことも多いですね。食べた気になってるのかな(笑)。
「1日1日が大切」夢を叶える秘訣
― 最後になりますが、清水選手の思う夢を叶える秘訣を教えてください。清水:1日1日の積み重ねが大きな結果を生み出すものになると思います。私はどちらかというと人よりどんくさいので、その分努力もしないといけないんです。でも努力すればするほど体って覚えてくれるので、すぐ出来ることよりも時間をかけて出来ることのほうが、本質的な強さだと思うんです。日々、目の前のことに取り組むことが何より大事だと思います。
― 先のことを見すぎずに目の前のことを?
清水:そうですね。今は東京2020オリンピックを目指していますが、それまでには様々な大会もありますし、壁にぶつかることもあると思うんです。それを確実に乗り越えていくことが、東京2020オリンピックへの近道かなと思います。
― 応援しています!ありがとうございました。
清水:ありがとうございました!
※キッコーマンは、東京2020オリンピックオフィシャルパートナー(ソース(しょうゆ含む)、酢、みりん、料理酒)です。
(modelpress編集部)[PR]提供元:キッコーマン株式会社
清水希容(しみず・きよう)プロフィール
1993年12月7日、大阪府生まれ。高校3年生の全国高等学校総合体育大会で優勝。その後、数々の大会で優勝を重ね、世界空手道選手権大会で2連覇、全日本空手道選手権大会で4連覇を達成。“第2のオリンピック”と呼ばれるワールドゲームズ2017では初出場・初優勝を果たした。確かな実力も然ることながら、“かわいすぎる空手選手”としても注目され、空手界で圧倒的な人気を誇っている。全日本強化選手にも選出され、東京2020オリンピックで金メダルが期待される若手選手の1人。関連記事
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