モデルプレスのインタビューに応じた、大原櫻子(C)モデルプレス

大原櫻子“親友”広瀬すずと共演も話題に!決定瞬間、2人が取った行動は…<“さくちゃん”が最近卒業したことなど近況もたっぷり!モデルプレスインタビュー>

2017.03.08 17:00

映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(3月11日公開)の主題歌と挿入歌を収録した6thシングル『ひらり』を3月8日にリリースする大原櫻子(おおはらさくらこ・21)。映画は“親友”広瀬すずが主演、大原は「興奮が止まらないってこういうことを言うんだな」「なかなかこんな経験はできないので本当に奇跡だと思います」と喜びを隠さない。挿入歌『青い季節』には親友のために大原が提案して実現したこともあったという――――。“さくすず”のエピソードはもちろん、自身初の桜ソング、卒業にまつわるあれこれなど、モデルプレスは大原本人にたっぷりと話を聞いた。

初の卒業ソングで母校を訪問した理由…

― 新曲『ひらり』について教えてください。“桜”ソングでもあり、卒業ソングでもありますね。

大原:曲は1年半前、亀田(誠治)さんから「櫻子ちゃんには桜の歌を届けたい、ってずっと思っていた。大きな曲になってくれたら嬉しいな」という内容のメールと共にいただきました。出すタイミングはやっぱり卒業シーズンに合わせたいよね、って話していて、でも去年は『大好き』のリリースがあって。やっぱり表題曲として出したい、という気持ちが大きかったので別の機会に、と一度は先延ばしになっていたんですけど、今回、映画のタイアップのお話をいただいて、シングルとして出すことになりました。

大原櫻子(C)モデルプレス
― この曲を初めて聴いた時は母校を思い出したとか。

大原:そうなんです。幼稚園から高校2年までずっと同じ学校で、私にとってとても大切な場所。写真を撮ったりふざけあったりしたなぁとか、“いつもと同じが切ない”っていうのもすごくわかるなぁとか。歌詞がとてもリアルに描かれていて、みんなとの高校生活を思い出しました。

なのでレコーディング前日には実感を沸かせておこうと母校に行ってきました。仲の良い先生に「この学校を思い出すような曲を明日レコーディングするので行っていいですか?」って連絡を取って。それで先生と一緒に校内を周って、部活も見に行ったりとかして。「よし、これで歌える!」っていう気持ちでレコーディングに臨みました。

卒業式で仮装パーティー!?

大原櫻子/ヘアメイク:八戸亜季子、スタイリスト:赤石侑香(辻事務所)(C)モデルプレス
大原櫻子/ヘアメイク:八戸亜季子、スタイリスト:赤石侑香(辻事務所)(C)モデルプレス
― 高校3年だけ違う学校になってしまいましたが、卒業式の思い出はありますか?

大原:それまでの学校とは真逆な感じでしたが、高校3年生は高校3年生ですごく濃い1年でした。卒業式も仮装パーティーみたいですごく楽しかったです。

― 卒業式で仮装パーティー!?

大原:そうなんです。私はシンデレラの格好で校長先生から卒業証書を受け取って、そのままみんなと写真撮影して。本当に仮装パーティー状態!(笑)すごく良い思い出になりました。

― では卒業ソングといえば?

大原:みんなと歌っていて当時すごく好きだったのは『翼をください』かな。誰でも知っている曲ですし、卒業してから羽ばたくっていうメッセージともすごく重なる。みんなと涙ながらに歌った思い出があります。

最近“卒業”したことは…

大原櫻子(C)モデルプレス
大原櫻子(C)モデルプレス
― ちなみに“卒業”つながりで…大原さんが最近、卒業したことは?

大原:最近卒業したことか~………駄菓子!(笑)駄菓子、最近食べなくなりましたね。つい1年くらい前までちょっとお昼を抜いて駄菓子を食べるみたいな生活もしていたのに…(笑)それくらい大好きでした。

― 好きな駄菓子はなんでしたか?

大原:なんだっけ、ヨーグルトの駄菓子!。あれは何でできているんだろう…って考えながら「わからないけど美味しい!」って思っていました。

― なぜ卒業しちゃったんですか?

大原:20歳も超えて、21歳になって、ちょっとさすがに卒業しないとなって思って(笑)。

CMで可愛い制服姿!高校時代のこだわりとは…

大原櫻子(C)モデルプレス
― “卒業”というと、ソフトバンクのCMでは高校を卒業したにも関わらず、可愛い“制服”姿を見せてくれています。

大原:まだこれから役で制服を着ることはあるかもしれませんが、あのCMの制服は恥ずかしかったです(笑)。いろいろな方から「見たよ」と言っていただいて反響の大きさを感じていますが、ただ意外と制服を突っ込まれないのが「あれ?」みたいな。「もうちょっと突っ込んで!」って思っています(笑)。

― 実際に高校生活では制服を着ていましたか?

大原:高2までの学校は制服でした。でも高3もいわゆる“なんちゃって制服”っていうのを自分でセレクトして着ていましたね。

大原櫻子(C)モデルプレス
― 制服のこだわりの着こなし方などはありましたか?

大原:とにかく誰もが認めるあまり可愛らしくない制服だったんです(苦笑い)。白ソックスで、リボンもぺろんぺろんで…。なのでせめてカーディガンだけは可愛くしたいなっていうのがあって、サイズ感だったり、色合いだったりっていうのは常に探っていました。

― サイズ感というと?

大原:結構だぼっとしているカーディガンが多かったんですけど、だぼっとしすぎていない、でもぴたっともしすぎていないみたいな。その微妙なニュアンスにみんなこだわって、それを追求していました。

“さくすず”共演決定!その時2人の取った行動は…

広瀬すず&大原櫻子/画像提供:ソフトバンク株式会社
広瀬すず&大原櫻子/画像提供:ソフトバンク株式会社
― ソフトバンクのCMでは親友の広瀬すずさんとCM初共演していますが、お話を聞いた時の心境を教えてください。

大原:いや~、びっくりでしたよ。ついにっていうより「こんなことある?」みたいな。すずちゃんと連絡を取りながらも、お互い相手にも「まだ言っちゃいけないのかな?」って思ってしばらく言わなかったんですけど、でもすずちゃんが耐えきれなかったらしくて「聞いた?」ってLINEが飛んできました。「え?何のこと?」って最初は誤魔化していたんですけど、「心臓が止まるような話?」って私が打ったら、「うん、たぶんそう」ってきて。「びっくりしたよね」って言ったら「びっくりだわ~」って止まらなくなりました(笑)。

― 映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の主題歌と挿入歌のお話を聞いた時はいかがでしたか?

大原:映画の主題歌と挿入歌に決まったことがそもそも嬉しいのに、さらに親友の主演の映画でっていうのは本当に嬉しかったです。それもすずちゃんから電話がかかってきて「さくちゃん聞いたー!?びっくりなんだけど」みたいな話をしました。興奮が止まらないってこういうことを言うんだなって。お互い電話越しに跳ねて喜んでいました(笑)。歌を歌うお仕事をしていてなかなかこんな経験はできないので本当に奇跡だと思います。

― 挿入歌である『青い季節』はどのように完成していきましたか?

大原:楽曲をいただいた時はまだ歌詞ができていなかったので、スタッフさんに「すずちゃんの想いを入れるのはどうですか?」って提案したんです。そしたら「いいよ」と言っていただいたので、すずちゃんに夜の11時くらいに電話して、1時間くらい「映画にはどういうメッセージがある?」「友永ひかり(※広瀬が演じる役名)として見えた景色について教えて!」とか聞きました。そして私も『チア☆ダン』を読み返して思ったことを書いて、それを(作詞の)いしわたり淳治さんにお渡ししました。なのでとても『チア☆ダン』色が強い1曲になっていると思います。

映画でチアダンス披露「本当に難しかった」

大原櫻子「ひらり」MVより/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」MVより/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
― 大原さんは映画にも出演しているとか。

大原:チアダンスを踊っています。もともとダンスは大好きなんですけど、ただチアダンスの練習がほぼ1日しかなくて…しかも最初は撮影日当日の本番前しか練習の時間がなかった状態、もしできなかったら代理で入ってもらうみたいな話もあって。でも私の理性がそれを許さなくて「出させていただくなら踊らせてください!」「絶対にちゃんとやります!」ってお願いをして、練習日を1日増やしてもらいました。

― 難しかったですか? それこそ大原さんはミュージカルでもライブでキレキレのダンスを見せていたので、難なくこなせそうな気もしますが。

大原:本当に難しかったです。身体の柔らかさ、あと人に合わせて踊るということをしたことがなくて。足を上げるの一つでも横の人と揃えるのって本当に難しい。「えー!そんなに足は上がらない!」とか思いながら一生懸命にやっていました(苦笑い)。

※インタビュー後編に続く。


(modelpress編集部)

大原櫻子(おおはら・さくらこ)プロフィール

大原櫻子(C)モデルプレス
1996年、東京都生まれ。21歳。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の全国ヒロインオーディションで抜てきされ、スクリーン&CD同時デビュー。2014年には、女優として「日本映画批評家大賞“新人賞”」を、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞“新人賞”」をダブル受賞。2015年1stアルバム『HAPPY』をリリース。ウィークリーチャート初登場2位で10万枚を突破しゴールドディスクを獲得した。その後、フジテレビ系月9ドラマ『恋仲』への出演や、全12公演の2ndツアー(全公演即日完売)を行う。年末にはソロデビュー満1年でのNHK紅白歌合戦への出場を果たし紅組トップバッターに抜てきされる。

2016年、5thシングル『大好き』、さらには1年3ヶ月ぶりとなる2枚目のアルバム『V(ビバ)』をリリース。7月クールのフジテレビ系月9ドラマ『好きな人がいること』にも出演した。8月5日からは全16公演の全国ツアーが発表されていたが、一般発売を待たずに追加公演を発表、全18公演の全国ツアーを実施。ツアーファイナルは10月4日、5日(追加公演)に自身初となる日本武道館公演を2DAYS行った。

その後12月より、楳図かずお原作のミュージカル『わたしは真悟』に出演。2016年冬も数々のCMに起用され「at home×sports」CMソングに新曲『Realize』、『V(ビバ)』収録曲『踊ろう』がマイナビ転職CM ソング、新曲『Coming Soon!!!』がコロプラ「白猫プロジェクト」&「白猫テニス」CMソングへ抜てきされる。そして3月11日公開の広瀬すず主演映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』主題歌に新曲『ひらり』&挿入歌に新曲『青い季節』が抜てきされ、タイアップソング4曲を収録した6thシングル『ひらり』を3月8日にリリースする。5月からは初の主演舞台『Little Voice(リトル・ヴォイス)』の出演が決定している。また現在、ソフトバンク2017年度学割キャンペーンCM「SUPER STUDENT」に出演中。

大原櫻子/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」(3月8日発売)通常盤/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」(3月8日発売)通常盤/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」(3月8日発売)初回限定盤A/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」(3月8日発売)初回限定盤A/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」(3月8日発売)初回限定盤B/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
大原櫻子「ひらり」(3月8日発売)初回限定盤B/画像提供:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

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