<三浦翔平インタビュー&「ひるなかの流星」現場レポ>「年齢とともに役柄も変わってくる」「怖かった」…次は“初恋の先生”役
2016.12.21 08:00
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主演に永野芽郁を迎え、三浦翔平、白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS from EXILE TRIBE)らと共演を果たす実写映画「ひるなかの流星」(やまもり三香/集英社マーガレットコミックス)が、2017年3月24日に公開される。先日、クランクアップを迎えたばかりの同作。11月下旬、撮影現場が公開され、モデルプレスでは取材を実施。今回はその中から、現場レポートと三浦のインタビューをお届け。
目次
“初恋のバイブル”を実写映画化
2011年~2014年まで集英社「マーガレット」で連載され、コミックス累計発行部数は212万部を突破、女子中高生の“初恋のバイブル”として絶大な支持を集めている「ひるなかの流星」(やまもり三香/集英社マーガレットコミックス刊)を実写化。主人公の女子高生・与謝野すずめ役を主演の永野、すずめが初めて恋に落ちる担任教師・獅子尾五月役を三浦、獅子尾に対するすずめの想いを知りながらも、徐々に彼女に惹かれていく“女子が大の苦手”なクラスメイト・馬村大輝役を白濱がそれぞれ演じる。
このほか、山本舞香、佐藤隆太、西田尚美らも出演。「四月は君の嘘」「僕の初恋をキミに捧ぐ」といった青春恋愛映画を手掛けてきた新城毅彦監督がメガホンをとり、脚本はフジテレビ月9ドラマ「リッチマン・プアウーマン」「失恋ショコラティエ」の安達奈緒子氏が担当する。
現場レポート<初めての教室シーン>
ほとんどがロケで撮影された同作だが、この日公開されたのは初となる教室セットでの撮影の様子。レトロな雰囲気が漂う教室でまず撮影されたのは、すずめの転校初日のシーンだった。すずめ(永野)と馬村(白濱)が、出会うカット。教壇に立った三浦は、本物の先生のような風格。永野の初々しい演技が光る。
“女子が大の苦手”な馬村は、すずめにそっけない態度。本番に向けて、細かな動きを念入りに確認する白濱の姿が印象的。
ここから、始まる三角関係。カットがかかれば和気あいあいと過ごしていたキャスト陣も、一瞬でスイッチが入り、恋の種がまかれたその瞬間を繊細に表現していた。
三浦翔平インタビュー
2016年も安定した活躍ぶりを見せた三浦。常に世の女性たちを胸キュンさせてきた彼が「ひるなかの流星」で演じるのは、少女漫画王道の“優しい年上”。一見チャラそうだけどミステリアスな一面もある…というギャップで、またも女性の心を鷲掴みにする。さらに、今回は先生役。「年齢とともに役柄も変わってくる」と語った胸の内とは?「年齢とともに役柄も変わってくる」
いつまでも学生役はできないので、年齢とともに役柄も変わってくると思います。求められていることというよりかは、若い役者もどんどん出てきますから、必然と役柄も変わっていくんだと思います。(今回は)絶対的に原作があるので、それが1番役作りに活きています。九割方、撮影するシーンは漫画で読んで参考にしています。獅子尾は教師という立場でもありながら1人の男性でもある。すずめは教え子であり仲間の姪っ子でもある。彼女に対する気持ちがどんどん強くなっていくにつれて、いろいろな関係性の中で揺れ動く獅子尾の感情を観てほしいですね。
獅子尾は「頭の切れるピュアな人」
原作の世界観は、きっと元彼女(つぼみ)の存在が1番大きくて、その彼女と別れたことによって今の獅子尾が始まると思うんです。基本的には能天気で普段だらしないんですが、頭が切れて二手三手先を考える。こう言えばみんなが平和になるんだろうということを考える人間なので、非常にクレバーなんですが、そういうところは見せないんです。そして、つぼみと別れたことによってすずめに恋をしますが、周りのこともあるから進んでいけないことも分かっている。一見チャラそうに見えて、頭の切れるピュアな人だと思います。
12巻を1本の映画に…「怖かった」こととは?
台本に関しては、どこのタイミングですずめのことが気になるのか、ちゃんと好きになるのかというのが、本読みのときから3回くらい直っているんです。台本の初稿でここをもうちょっと、こういうところを足してくれという話を監督と相談して、今の状態になったんです。あとは現場で都度、ここがやりたいとか、このセリフ付け足してもいいかとか監督とプロデューサーと相談しながら演じました。今回は非常にやることが多いんですよ(笑)。山行ったり、運動会行ったり、クリスマスパーティーやったり、イベントごとがすごく多いんです。本来はもうちょっと削って、静かに揺れ動く感情を大事にできたらわかりやすいかなと思うのですが、原作12巻を1本の映画にまとめるので、とにかくスピーディーな展開です。そこに飲まれたら自分の思っていることと、映像になったときに違うように見えてしまうのが怖かったので、監督と何回も相談しながら演じきりました。
自然と消えた不安
(最初にあった不安は)監督が「大丈夫だから安心してくれ」と言ってくださったので、撮影が進んでいく内に消えていきました。僕の場合は、獅子尾の大事なシーンの撮影が割と後だったので、すごく助かったんです。(良いものに仕上がるという自信が)あります。例えば「A君とB君が愛し合っている役をやってください」と言われ、クランクイン初日にラブシーンを撮ることは難しい話だと思うんです。お互いもっと仲良くなってから撮れば、より良い映像になるはずだと思うので、芽郁ちゃんともある程度仲良くなれてからクライマックスのシーンが撮れたので良かったんじゃないかと思います。
(modelpress編集部)
映画「ひるなかの流星」ストーリー
田舎でのんびりと暮らす高校生の与謝野すずめ(永野芽郁)は、両親の海外転勤を機に、東京に住む叔父・諭吉のもとに預けられることになった。転校先の高校で出会ったのは担任教師のイケメン・獅子尾(三浦翔平)。“女子が大の苦手”で一見無愛想なクラスメイト・馬村(白濱亜嵐)。誰にでも愛想の良いクラス一の美女・ゆゆか(山本舞香)。
困った時にいつも助けてくれるヒーローのような獅子尾に、すずめは生まれて初めて恋をする。獅子尾は、すずめの真っ直ぐで純真な様子に惹かれながらも、「教師」という立場から自分に素直になることができないでいた。
一方、馬村も最初は鬱陶しく感じるが、いつも明るく分けへだてなく接してくれるすずめに、獅子尾のことが好きだと知りつつ惹かれていく。すずめは切ない初恋にもがきながらも徐々にクラスに馴染んでいくが、馬村を慕うゆゆかの想いに気づく。
すずめ、獅子尾、馬村。それぞれが、自分の気持ちに向き合い、相手の気持ちに向き合った時、迎えるエンディングとは…。すずめの初恋の行方は!?
【Not Sponsored 記事】
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