モデルプレスのインタビューに応じたlyrical school(C)モデルプレス

Girl’s Rapのパイオニアlyrical school(リリカルスクール)の素顔を直撃 メジャー1stアルバム「guidebook」までの道のり

2016.11.26 12:00

Girl’s Rapのパイオニアとなる5人組HIP HOPガールズユニット・lyrical school(リリカルスクール、通称:リリスク)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今年4月にメジャーデビューし、11月16日にメジャー1stアルバム「guidebook」をリリースしたリリスク。女の子がラップをするグループとして確固たる地位を築きつつある彼女たちの素顔に迫った。

メジャー1stアルバム「guidebook」までの道のり

―メジャー1stアルバム「guidebook」をリリースしましたが、現在の心境は?

ayaka:今、楽しみな気持ちでいっぱいです。「guidebook」は、メジャー3rdシングル「マジックアワー/格好悪いふられ方-リリスクの場合-」(9月27日)を発売してすぐにレコーディングを始めました。メジャーデビュー前と後の現在ではCDリリースのペースがまったく違います。メジャーってすごいなと思いました。さらにスキルアップした曲がいっぱい入っているので、早くみなさんに聞いてほしいと思います。ライブで早く披露したいです。

lyrical school・ayaka(C)モデルプレス
lyrical school・ayaka(C)モデルプレス
lyrical school・ayaka(C)モデルプレス
lyrical school・ayaka(C)モデルプレス
minan:今回は著名な方々にたくさんの曲を作っていただき、リリスクが6年間やってこれたことの重みを感じました。ラップはもちろんなのですが、メロディーパートもすごく聴き応えがある曲が完成しています。“アイドルだから聞かない”“ラップだから聞かない”という人にこそ聞いてもらいたい1枚です。

hime:私はアルバムに参加するのが初めてでした。このアルバムは30分ちょっとで、何回もリピートして聴いても聴きやすい長さだと思います。いまラップが流行っていますが、ラップって男の人がやるイメージが強いじゃないですか。そういうイメージを覆すアルバムだと思っていますので、たくさんの方の手に届けばいいなと思います。アルバムをリリースすると、ライブで披露できる持ち曲も増えて、表現の幅が広がると思いますので、それも嬉しいです。

mei:5人が今出せる力をすべて出しきったかなと思います。毎回、アルバムは一気に成長できて刺激になるので、成長ぶりをライブで発揮できたら嬉しいですね。共感できる歌詞がたくさん詰まっていますので、「こういうラップもあるのだ」という聴き方もしていただけるかなと思います。

lyrical school・mei(C)モデルプレス
lyrical school・mei(C)モデルプレス
lyrical school・mei(C)モデルプレス
lyrical school・mei(C)モデルプレス
ami:そうなんです。5人の個性がすごく出ているアルバムだと思います。かわいい曲からかっこいい曲まで入っていますので、ラップを聴かない方でも聴いてもらえれば好きな曲がきっと1曲は見つかります。ぜひ、手に取って聞いていただきたいです。全曲好きで、思い入れのある曲を1曲選ぶことは難しいのですが、「おしえて」が好きかな。かわいらしい歌詞に、ラップがかっこよく決まっていて、そのギャップが好きです。あと、「おしえて」が1番最後にレコーディングをした曲なので、思い入れが強いです。

― 「guidebook」はジャケットもおしゃれですが、みなさんは、普段はどんなファッションなのですか?

ayaka:実は、リリスクに入って初めて古着を着ました。それまでは古着屋さんに入ったことがなかったんです。リリスクに入って、古着のよさと、スニーカーを普段から履けることを知りましたね(笑)。リリスクに入るまでは、スニーカーは運動靴としてしか履いたことがなかったのですが、6年もやっていたら私服もリリスク寄りになってきて、今は家に帰ると玄関にブーツよりもスニーカーがあることに驚いています。昔は、ヒールとかも履いていました。

minan:私はシンプルなものが多いですね。普段のファッションは色々と着るのですが、フリフリしたやつは、リリスクに入ってから、あまり着なくなりました。

lyrical school・minan(C)モデルプレス
lyrical school・minan(C)モデルプレス
lyrical school・minan(C)モデルプレス
lyrical school・minan(C)モデルプレス
ayaka:そういえば、初めて会ったときに、赤いミニワンピを着ていたよね!

mei:そうそう、びっくりした。めっちゃ「女の子が来た!」って思った!

minan:実は、赤いチェックのワンピースを着ていたのですが、身長が高いのでミニじゃないやつもミニになっちゃいます(笑)。リリスクに入ってからは、短いスカートも、フリフリのスカートもあまり履かなくなって、ゆるっとしたパンツとかが多くなりました。昔はガーリーな洋服も着ていました(笑)。

― 今日の服はオフィシャルグッズとしても販売されているもの?

mei:そうです。リリスクはオフィシャルグッズも充実しているのですが、ポイントは、素材がよいことと、普段から着ることができるデザインです。今年の夏に出したポケット付きTシャツや、今himeが被っているキャップなども、女の子がかわいいと思うデザインで、カラーバリエーションも豊富です。トレーナーは生地が良くて暖かいです。古着屋さんとコラボしたり、チャンピオンのボディを使ったりしていますので、それだけでもおしゃれだと思います。トートバッグには内ポケットも付いていますので使い勝手がいいです。リリスクのグッズは、素材がよくて、使いやすいので、普段から身に付けてもらえると思います。

― お勧めのグッズはありますか?

hime:私のお勧めはパーカーです。私は高校3年生なのですが、学校帰りにも制服に合わせて着ています。友達にも「かわいいね」って言ってもらえます。リリスクのグッズはライブで着るだけでなく、普段から、男女問わず、年齢も問わず使えます。

ayaka:ステッカーがすごくいいです。デザインはもちろん素材にもこだわっていて、スケートボードに張ってもはがれないタイプのものがあったりと機能的です。

ami:キャンバス地のトートバッグもお勧め。ナチュラルとネイビーがあって、どちらも普段使いができます。himeはトートバッグにジャージを入れて学校に持って行ったりしています。私も私服に合わせて使っていますが、ジーンズと白いTシャツにトートバッグを合わせると“シンプルイズベスト”でお勧めです。

lyrical school・ami(C)モデルプレス
lyrical school・ami(C)モデルプレス
lyrical school・ami(C)モデルプレス
lyrical school・ami(C)モデルプレス
minan:今着ているトレーナーなのですが、XLサイズを着ているんです。ユニセックスなので男女どちらも着ることができます。女の子が着てもかわいいです。裏起毛なので、とても暖かいですし。柔らかい素材なので、上にコートを羽織っても、幅ったくならずに、スリムに着られます。お出かけ着にも、スポーツにも使えます。

それぞれの好きなタイプは?女子トークで盛り上がり

― 続いて、みなさんの好みの男性のタイプを教えて下さい。

ayaka:見た目も中身も包容力がある人がいいです。年上ですかね。それで、ちょっとお腹が出てる人がいいです。マッチョという訳ではなくて、むしろ、だらしないぐらいがいいですね。「ああ、明日、健康診断か…」とため息をつくタイプです(笑)。そういう人が好きな理由は、私のパパが身長169㎝くらいで体重が85kgくらいなんですが、太っているパパが好きなので。

minan:私も“お父さん大好きっ子”です。うちのパパは何でもできる人なので、何でもできる人がいいです。身長は、私が168cmで背が高いのがコンプレックスなんです。そんな私がヒールを履いても越せないくらい背の高い人が理想ですね(笑)。あと、今、思い浮かんだのですが、「NANA」という少女マンガに登場する「ヤス」と付き合いたいです。…私もう25歳なのに、マンガのキャラクターが好きとか言っているのは、やばいですかね(笑)。

hime:私は謙虚で勉強ができる人、頭がいい人がいいです。あと、オシャレだったら最高です!

lyrical school・hime(C)モデルプレス
lyrical school・hime(C)モデルプレス
lyrical school・hime(C)モデルプレス
lyrical school・hime(C)モデルプレス
mei:私はごはん粒を残さない人で、字がきれいな人で、一緒にキャッチボールをしてくれたら、テンションがあがります。どんなに字が下手そうな人でも字がきれいだったら一気に好感度がアップします。兄がめちゃくちゃ字がきれいで、その兄のノートを見て、自分も字がきれいにならないとダメだなと思った経験があります。

ami:礼儀正しくて、食べ方がきれいな方が理想ですね。雰囲気としては、犬っぽい人が好きです(笑)。見た目とか雰囲気とかが、優しそうな柴犬みたいな人っていいですよね。ペットは猫を飼っているのですが、男性は犬っぽい人が好きです!

HIP HOPアイドルというジャンルを築きたい…リリスクの挑戦

― 女子トークが続きましたが、リリスクさんの今後の目標を教えてください。

ayaka:HIP HOPアイドルというジャンルを築いていこうと思っています。個人的には、夏に日比谷野外大音楽堂でワンマンライブをやりたいです。リリスクには色んな季節に合う曲がたくさんあるのですが、特に、夏や野外が似合うと思います。

― 最後に、モデルプレス読者へみなさんが考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。

ayaka:地道な努力が必要だなと思います。今年、5kgやせたのですが、ダイエットに成功したのは初めてでした。成功した理由は、豆乳甘酒です。ダイエットしながらも女性らしい体を保ちたかったのですが、豆乳甘酒を飲むと、バストアップにも役立って、肌周期が早くなるらしく肌もきれいになりました。あとは、目標とするグラビアアイドルさんの写真集を買ったり、画像を見たりしています。深田恭子さんになりたいなと思いながら写真集をずっと見ています。

hime:どうしても叶えたい夢があったときに、叶っている時や、叶った瞬間を想像するようにしています。そういう姿を先に考えておくと、こういう失敗をしそうだなということも先に気づくことができます。「もし叶わなかったらどうしよう」と心配するよりも、叶っているときを考えた方が、実現に近づけると思うので。よいイメージを想像することが秘訣だなと思います。ライブの前や大事な時は、よいイメージを想像するようにしています。

lyrical school(左から)hime、ayaka(C)モデルプレス
lyrical school(左から)hime、ayaka(C)モデルプレス
minan:私は叶うまで止めないこと。夢が1つあったとして、その夢を叶えるために何通りも道があって、それをできるだけやればいいと思います。やっていく過程で今度は別の道とか、興味が湧く別のものが見つかって、そちらを追いたくなるかもしれないし。矛盾しているかもしれないのですが、叶うまで止めないことで自分の道が見えて来るのだと思います。

mei:夢をたくさん持つことってそれだけで素敵ですよね。大きな夢も、小さな夢も全部をノートに書いて行けば、意外と、「これ、叶っている」と思う小さな夢があると思います。書くことで「実現できたのだ!」という喜びを自分に与えることが夢を叶えるきっかけになるのだと思います。自分が楽しいと思うことが叶っていくとすごく充実した人生になるので、自分はできないというのではなく、もっと、もっと、やりたいことを見つけて叶えて欲しいなと思います。

ami:こうなりたいという姿を想像することで夢が近づくと思います。私は、将来住んでみたい家とかもノートに貼っていました。いいなと思うものを見つけたら切り抜いて、雑誌の切り抜きもして、好きなファッションとかも全部集めていました。想像して、さらに自分ができると思わない限りはできないので、「できる!大丈夫!」と思うことと、自信を持つことが大事なのかなと思います。自信がなくなるときもあると思うのですが、気持ちを強く持つことが大事かなと思います。

lyrical school(左から)minan、ami 、mei (C)モデルプレス
lyrical school(左から)minan、ami 、mei (C)モデルプレス
― ありがとうございました。

彼女たちが歩んだメジャーデビューまでの道のりは、決して平坦なものばかりではなかった。しかしその度に持ち前の明るさとキュートな魅力を武器に、ファンを着実に増やしていった。その功績が今、大きな道となり目の前に広がっている。どんな時にもあきらめなければ夢は叶う…そう信じてやまない彼女たちは、今ならどこまででも羽ばたけそうだ。(modelpress編集部)[PR]提供元:キングレコード株式会社

lyrical school(リリカルスクール)プロフィール

lyrical school(左から)hime、ayaka、minan、mei、ami (C)モデルプレス
lyrical school(左から)hime、ayaka、minan、mei、ami (C)モデルプレス
2010年に結成。ayaka、minan、hime、mei、amiの5人からなるGirl’s Rapのパイオニアグループ。清純派HIP HOPアイドルユニット「tengal6」として活動をスタート。タワーレコードに移籍後グループ名を現在の「lyrical school」と改名し、地道にLIVE活動とCDプロモーションを続け着実に進化中。2014年の夏には「ROCK IN JAPAN FES2014」「SUMMER SONIC 2014」にも出演を果たす。2015年5月より初の全国ツアーを開催。7月25日にはツアーファイナルと称し、グループ史上最大規模となるワンマンライブを ZeppDiverCityで開催。 2016年4月27 日に「RUN and RUN」でメジャーデビュー。同楽曲の縦型スマホジャックMVが国内外で大きな話題となり同MVが、カンヌ広告祭のサイバー部門でブロンズを、国内有数の広告賞「コードアワード2016」でベストユースオブメディアをそれぞれ受賞。また、自身初の主演映画「リリカルスクールの未知との遭遇」が全国で公開されるなど、ジャンルを超えて注目されている。

メジャー1stアルバム「guidebook」

2016年11月16日発売(CD)

リリカルスクールメジャー1stアルバム「guidebook」2016年11月16日発売(CD)
リリカルスクールメジャー1stアルバム「guidebook」2016年11月16日発売(CD)
1.-old-
2.GOLDEN
3.プレイルーム
4.おしえて
5.DO IT NOW!(HEY!HEY!HEY!)
6.サマーファンデーション
7.-☆☆☆-
8.リリシスト
9.マジックアワー
10.恋わずわず
11.-too old-
12.ラストソング
13.RUN and RUN

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