水川あさみ&成宮寛貴が語る「夢を叶えるための秘訣」とは モデルプレスインタビュー
2015.10.28 12:00
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女優の水川あさみ(32)と俳優の成宮寛貴(33)がモデルプレスのインタビューに応じた。
2人は、「ハリー・ポッター」のワーナーが贈る感動のファンタジー超大作「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」(10月31日公開、3D/2D)の日本語吹替版の声優を担当。同作は、第2次大戦中のロンドンの孤児院に暮らすひとりの少年がネバーランドに旅立ち、ピーターパンになるまでの物語を描く。声優初挑戦の水川はネバーランドの戦うプリンセス、タイガー・リリーを、成宮は実はピーターの仲間だった若き日のフック船長を演じた。インタビューでは、ファンタジー大作の声優を担当する上でのこだわりや、夢を叶える秘訣を語ってもらった。
水川:正直なところ、まだ客観的に観ることができていない部分もありますが、収録の時に「タイガー・リリーの芯が通ったところを声で表すには、低く、低くと意識して声を出すようにした方がよい」とアドバイスを頂きました。私は普段の声が低く、しかもわりと変わった声質なので、声を高く出そうとする癖が付いているのですが、低く出すように意識しました。それが出ていればいいなと思います。
成宮:フック自身の声も低かったですし、キザな一面も持つキャラクターなので、自分の普段の声よりも低くしてやりました。叫んだりすると、つい声が高くなってしまいがちなのですが、その辺りも低く意識して録りました。(本編が完成して)全体のバランスができているかを見るのは緊張しましたが、ピーターパンの世界に自分が係わることができ、すごく幸せな時間でした。
― 3Dで描かれるファンタジーという点は意識されましたか?
成宮:テレビとは違って、映画は、暗い中、広い場所で見るという劇場型なので、きっと距離感とかも、多めに見なければいけないのかもしれませんね。こういうファンタジーものは特に。今回は、音も凄いし、音楽も、映像も素晴らしいので、とても勉強になりました。
水川:私は3Dだからということの意識はありませんでしたが、自分が演じた役に声を当てる訳ではなく、あくまでも演じている女優さんがいる上で私たち声優がいるということを踏まえつつやりました。私はすべてが初めてだったのですが、英語を耳で聞きながら映像を見て、感覚的に「このくらいでは?」と思った程度の声でしゃべってしまうと、声が乗らないということなど、色々と勉強になりました。
水川:私が実際に現場でお芝居をしている訳ではないので、ゴールが見えないといいますか、もっとこういうふうにできるのではないかとか、もっとこう攻めた方がよかったのではないかなど、反省点もたくさん見えましたが、録り終わった時に監督が「良かった」と言って下さったので、それを信じました。嬉しかったです。
― 声優に挑戦して、ご自身の声に関して発見はありましたか?
水川:繰り返しになりますが、私は声が低いので、普段、お芝居やナレーションをしたりする時は、声を高く出そうとする癖が付いています。でも、腹に力を入れて低い声を出そうとすると、芯が通った声が出るのだなということは発見でした。普段のお芝居ではあまりやらないことだったので、今後、お芝居でもできるなと思いました。
― 成宮さんから見て、水川さんの声はどうでしたか?
成宮:芯の強さや自然の中で生きている力強さが、タイガー・リリーの声としてピッタリで、本当に素敵でした。
成宮:一番最後にピーターパンとフックが言葉を交わす場面があるのですが、そこは、一番いい声に到達したかったので、何度も録り直しました。10回くらいかな。映画を観終わってしまった時って、寂しいじゃないですか。でも、今作では最後にピーターパンとフックが言葉を交わす場面があり、そのセリフから僕らの知っている「ピーターパン」の物語が始まると言えるので、ここは時間を掛けました。
― 他にこだわった点はありますか?
成宮:役に入って自然とやっていたのですが、終わりの方になってやっと掴めた感じがしました。最後まで録り終わってから、もう一回最初の部分を録り直したいと思い、最初の部分を録り直させてもらいました。時間をかけて、できる限りやりたいなと思いました。
成宮:思うことは、口に出して言った方が、実現率が高い気がします。人にたくさん言う事で自分のやりたいことが整理できたり、それに興味があるのだということが多くの人に伝わったりします。自分のやりたいと思ったことは、とにかく口に出して言ってみるといいと思います。
水川:信じるということは疑わないということですから、自分を信じるにしても、相手を信じるにしても、簡単なようで、とても難しいことです。でも、自分を疑わないこと、信じるということは凄く大事だなと思います。何を叶えるにも、その気持ちが大事なのだなと思います。
― ありがとうございました。
同作に声優として参加し、多くのことを学んだという2人。益々の活躍に注目したい。(modelpress編集部)
大迫力の3Dで描かれるネバーランドが舞台
― 壮大なスケールで描かれるファンタジーですが、完成版でご自身の声を聞いた感想からお願いします。水川:正直なところ、まだ客観的に観ることができていない部分もありますが、収録の時に「タイガー・リリーの芯が通ったところを声で表すには、低く、低くと意識して声を出すようにした方がよい」とアドバイスを頂きました。私は普段の声が低く、しかもわりと変わった声質なので、声を高く出そうとする癖が付いているのですが、低く出すように意識しました。それが出ていればいいなと思います。
成宮:フック自身の声も低かったですし、キザな一面も持つキャラクターなので、自分の普段の声よりも低くしてやりました。叫んだりすると、つい声が高くなってしまいがちなのですが、その辺りも低く意識して録りました。(本編が完成して)全体のバランスができているかを見るのは緊張しましたが、ピーターパンの世界に自分が係わることができ、すごく幸せな時間でした。
― 3Dで描かれるファンタジーという点は意識されましたか?
成宮:テレビとは違って、映画は、暗い中、広い場所で見るという劇場型なので、きっと距離感とかも、多めに見なければいけないのかもしれませんね。こういうファンタジーものは特に。今回は、音も凄いし、音楽も、映像も素晴らしいので、とても勉強になりました。
水川:私は3Dだからということの意識はありませんでしたが、自分が演じた役に声を当てる訳ではなく、あくまでも演じている女優さんがいる上で私たち声優がいるということを踏まえつつやりました。私はすべてが初めてだったのですが、英語を耳で聞きながら映像を見て、感覚的に「このくらいでは?」と思った程度の声でしゃべってしまうと、声が乗らないということなど、色々と勉強になりました。
水川あさみは声優初挑戦
― 初挑戦の声優はどうでしたか?水川:私が実際に現場でお芝居をしている訳ではないので、ゴールが見えないといいますか、もっとこういうふうにできるのではないかとか、もっとこう攻めた方がよかったのではないかなど、反省点もたくさん見えましたが、録り終わった時に監督が「良かった」と言って下さったので、それを信じました。嬉しかったです。
― 声優に挑戦して、ご自身の声に関して発見はありましたか?
水川:繰り返しになりますが、私は声が低いので、普段、お芝居やナレーションをしたりする時は、声を高く出そうとする癖が付いています。でも、腹に力を入れて低い声を出そうとすると、芯が通った声が出るのだなということは発見でした。普段のお芝居ではあまりやらないことだったので、今後、お芝居でもできるなと思いました。
― 成宮さんから見て、水川さんの声はどうでしたか?
成宮:芯の強さや自然の中で生きている力強さが、タイガー・リリーの声としてピッタリで、本当に素敵でした。
成宮寛貴が語る声優へのこだわり
― 印象に残っているセリフや場面を教えて下さい。成宮:一番最後にピーターパンとフックが言葉を交わす場面があるのですが、そこは、一番いい声に到達したかったので、何度も録り直しました。10回くらいかな。映画を観終わってしまった時って、寂しいじゃないですか。でも、今作では最後にピーターパンとフックが言葉を交わす場面があり、そのセリフから僕らの知っている「ピーターパン」の物語が始まると言えるので、ここは時間を掛けました。
― 他にこだわった点はありますか?
成宮:役に入って自然とやっていたのですが、終わりの方になってやっと掴めた感じがしました。最後まで録り終わってから、もう一回最初の部分を録り直したいと思い、最初の部分を録り直させてもらいました。時間をかけて、できる限りやりたいなと思いました。
少年ピーターのように夢を叶えるためのアドバイス
― 最後に、モデルプレス読者に向けて、「夢を叶えるための秘訣」を教えて下さい。成宮:思うことは、口に出して言った方が、実現率が高い気がします。人にたくさん言う事で自分のやりたいことが整理できたり、それに興味があるのだということが多くの人に伝わったりします。自分のやりたいと思ったことは、とにかく口に出して言ってみるといいと思います。
水川:信じるということは疑わないということですから、自分を信じるにしても、相手を信じるにしても、簡単なようで、とても難しいことです。でも、自分を疑わないこと、信じるということは凄く大事だなと思います。何を叶えるにも、その気持ちが大事なのだなと思います。
― ありがとうございました。
同作に声優として参加し、多くのことを学んだという2人。益々の活躍に注目したい。(modelpress編集部)
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