仲里依紗「いっぱい悩みある」プライベートも語る　モデルプレスインタビュー

仲は8月18日、東京・国立代々木競技場内リゾートステージで行われた屋外ファッションショー「a‐nation＆GirlsAward lsland collection by NYLON JAPAN」に出演。そのバックステージでモデルプレスのインタビューに応じた。

― 仲さんが登場した瞬間、歓声が大きくなりましたね。ランウェイはいかがでしたか？

仲：屋外でのファッションショーは初めてで「どうなるんだろう」と思ったのですが、夜なので涼しくて楽しめました。雨が降らなくてよかったです。

― 本日のファッションのポイントを教えてください。

仲：透けているトップスです。先日レディー・ガガさんが来日したときのスタイルもシースルーだったじゃないですか！？（笑）なので、トレンドを着ることができてよかったです。

― 相変わらず抜群のスタイルですね。キープする秘訣を教えてください。

仲：ヨガがすごく好きで、ヨガに行くことです。グリーンスムージーも毎朝飲んでいます。あとは、お風呂です。お風呂も大好きで、長時間入っていますね。スーパー銭湯に行ったときは2時間くらい入っています（笑）。

― 2時間も入っているんですか！？

仲：水風呂に入ったり…と何往復もしていると、あっという間に2時間経っちゃうんですよ。

― では、オフの日はお風呂にゆっくり入っているんですね。

仲：そうですね。お風呂に入ってゆっくりしています。あとは、加圧トレーニングなどをして身体を動かしています。「いいよ」って言われたものは一通りやりたいタイプなので、わりと何でも試しています。

女優活動について語る「脱出したい」

10月5日日曜午後10時からスタートするドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」（NHK・BSプレミアム、49分・全7回）で出産後初主演を務める仲。7年前、夫・一樹に先立たれたテツコ（仲）は、その悲しみを胸に秘めたまま義父・連太郎と同居生活を続けるが、不思議な人々とふれあう中で、しだいに悲しみから解放されていくといったストーリーが展開される。

― 撮影はいかがですか？

仲：ロケ地が埼玉県なのですが、とにかく暑いです。温度計を見たら37度と表示されていたんですよ（笑）。しかもエアコンなしの日本家屋で撮影しているので大変で…、でも楽しいです！

― 約2年ぶりのテレビドラマ主演ですね。決まったときの心境を教えてください。

仲：最初は「どうなるんだろう」と思いましたが、（演じることの）感覚を覚えていたので、スムーズに演じられていると思います。もうちょっと戸惑うと思いましたが。

― 今後、挑戦してみたい役はありますか？

仲：いつも元気な女の子の役が多いので、それを脱出したいです。ミステリアスな女性などを演じてみたいです。

― そうなんですね。仲さんは元気で明るいイメージがありますが…

仲：ファンの子たちにもよく言われます。「里依紗ちゃん悩みとかなさそうで羨ましいです」って。褒め言葉なので嬉しいですが、私だっていっぱい悩みあるんですよ（笑）。

― では、その悩みを小さいことでもいいので教えてください。

仲：人の名前を覚えられないことです（笑）。芸能人の方の名前とか、覚えるのが苦手なので、一生かけて直さなくてはいけないと思っています。あとは、箸の持ち方。ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」で食べるシーンが多いのですが、箸が上手に持てず…今特訓しています（笑）。

― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

仲：周囲と比べて自信をなくしたり、大丈夫かなと不安になったりすることもあると思いますが、その人と違うところが強みなのです。個性ってとても大事なので、みんなと一緒というより、自分の好きなことを信じて大切にしていけば、いい道が開けると思います。

― ありがとうございました。

仕事にプライベートにと多忙なはずなのに、「動いている方が好き」とそんな疲れを少しも感じさせない仲。時折、大声で笑いながら答えてくれる元気な姿が印象的だった。女優にモデルにと幅広く活躍していく仲に今後も注目だ。（modelpress編集部）

■仲里依紗（なかりいさ）プロフィール

生年月日：1989年10月18日
出生地：長崎県
身長：162cm
血液型：B型

主なドラマ出演作に、CX「ハチワンダイバー」、CX「任侠ヘルパー」、TBS「ヤンキー君とメガネちゃん」、YTV「日本人の知らない日本語」、CX「ラッキーセブン」、NHK「つるかめ助産院～南の島から～」、TBＳ「レジデント～5人の研修医」、CX「極悪がんぼ」など。映画では06年劇場版アニメ「時をかける少女」のヒロインの声を務め、高い評価を受け話題に。その他、「純喫茶磯辺」（08年）、「パンドラの匣」（09年）、「時をかける少女」（10年）、「ゼブラーマン～ゼブラシティの逆襲～」（10年）、「モテキ」（11年）、「ハラがコレなんで」（11年）、「BRAVE HEARTS海猿」（12年）、舞台「髑髏城の七人」など。第23回日刊スポーツ映画大賞新人賞、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞、第25回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞。2014年10月から、主演ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」（NHK-BSプレミアム）に出演。