忽那汐里、5年ぶり共演の岡田将生の変化を語る モデルプレスインタビュー
2014.05.18 06:00
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5月24日公開の映画「オー!ファーザー」に出演する女優の忽那汐里(21)。主演を務める俳優の岡田将生と約5年ぶりの共演を果たしたことでも話題を集めた同作。今回モデルプレスでは、忽那にインタビューを敢行し、撮影現場の様子や女優業の魅力、さらには今後の目標まで余すことなく語ってもらった。
今作は、作家・伊坂幸太郎氏の同名小説を映画化したサスペンスコメディ。主人公の高校生・由紀夫(岡田)にはなぜか父親が4人(佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳)もいるが、それでも普通でありたいと願う。しかし、たまたま盗みを目撃してしまったことから事件に巻き込まれていく様子が描かれる。忽那は由紀夫の秘密を知る唯一のクラスメイト・多恵子を演じる。
忽那:伊坂ファンにとっては特別な作品と伺っていたので、それを映像化するからには、まずはファンのみなさんに「映画もいい作品」と思っていただけるように、映画ならではの魅力を表現できればと思いました。
― 人気作品に出演するということで、プレッシャーを感じませんでしたか?
忽那:原作を読んだとき、多恵子ちゃんはいい意味で単純という印象を受けました。この子はどうするんだろうと考えるより、直感のまま行動する子だなと思いました。言動が明確な分、迷いがなかったので、プレッシャーも感じませんでした。
― 岡田さんとは2008年のドラマ「太陽と海の教室」(フジテレビ系)以来の約5年ぶりの共演でしたが、当時と比較し印象の変化はありましたか?
忽那:前回は学園ドラマで私は1生徒役だったので、覚えていらっしゃるのかわかりませんでしたが、再会したときは緊張しましたね。でも、人見知りの性格は変わられていないと思いました。空き時間、岡田さんと2人きりになるとシーンとなってしまったのですが、そこにお父さま方(佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳)がいらしてくれたので、盛り上がりました。私も人見知りをしてしまうので、人見知りの気持ちはわかるので、慎重な方だなと思いました。
― どのようなお話をして、盛り上がりましたか?
忽那:お父さま方とも一緒になってお話すると、1人1人の性格も違うので、会話が成り立っているのかないのか…という感じになってしまうんですよね(笑)。でも、それでも楽しかったので、お父さま方と親子に近い関係になれたと思います。
― 楽しそうな現場ですね。岡田さんと久々に共演し、5年前に比べて成長しているなと感じたところを教えてください。
忽那:主役を張るような役者さんになられたので、主役にしかない責任感を感じていると思います。逆に主役だからこそ見れる景色もあると思うのですが、若くても現場を引っ張っていってくれる姿勢がすごいなと思いました。共演者の中で、年齢が近いので、そういう姿は尊敬しますね。
― この映画をどんな人に観てもらいたいですか?
忽那:すでに私の両親にも観てもらったのですが、率直に反応がよかったので、私より上の世代、同世代、下の世代…とにかく興味がある方には観ていただきたいです。娯楽や家族愛など、普遍的なことがテーマなので、のめり込みやすいと思います。
忽那:その質問をいつも自分に問いただしているのですが、毎回答えが見つかりません。でも、やはり限度がないことだと思います。あとはたくさんの人たちと共有できること。作品の価値を感じてもらい、ここがいい、これがいいと価値観を共有できるところに魅力を感じます。ほかの仕事では味わえないので、1作品1作品すべて自分の貴重な財産となっています。
― 現在もドラマに出演するなど、引っ張りだこの忽那さんですが、今後の目標を教えてください。
忽那:変な話しですが、若さは永遠じゃないと思っているので、若い今にしかできない役を今のうちにきちんと感じてきちんと形に残していきたいです。そしてこれからもたくさんの人に観ていただくことが、1番の願いです。
― では、挑戦してみたい役はありますか?
忽那:もうダメダメな女の子とか(笑)。毎日ジャージを着ているような、ロックでパンチで汚い役をやりたいです。
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
忽那:見た目は日本人なのですが、私は日本で生まれて育ったわけではないので、このような世界で仕事をしていること自体が考えられないことです。田舎者の私ですが、叶いそうにもないほど目標を高く設定してここまで来れたので、したもんがちだと思います。目標を立てることは減るものではないので…。完璧にではなくてもちょっとした形で叶うものなので、目標をたくさん立てることが大事です。
― ありがとうございました。
淡々とした口調ながらも、しっかりとした意思を語ってくれた忽那。また、真剣な表情から一変、時折見せる笑顔からは無邪気な一面も垣間見れた。どんなカラーにも染まる演技を見せてくれる彼女は今後も活躍の場を広げ、ますます欠かせない女優へと成長するだろう。(モデルプレス)
■忽那汐里(くつなしおり)プロフィール
生年月日:1992年12月22日
出身地:オーストラリア
身長:160cm
血液型:A型
2006年に行われた「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。2007年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)で帰国子女の少女の役を演じて、女優デビューを果たした。その後、「メイちゃんの執事」(フジテレビ系)、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)、「家族ゲーム」(フジテレビ系)などの人気ドラマに多数出演し、その名をお茶の間に知らしめた。映画「許されざる者」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞、現在ドラマ「ビター・ブラッド」(フジテレビ系)に出演中。
岡田将生の「人見知りの性格は変わっていない」
― まずは出演が決まったときの心境を教えてください。忽那:伊坂ファンにとっては特別な作品と伺っていたので、それを映像化するからには、まずはファンのみなさんに「映画もいい作品」と思っていただけるように、映画ならではの魅力を表現できればと思いました。
― 人気作品に出演するということで、プレッシャーを感じませんでしたか?
忽那:原作を読んだとき、多恵子ちゃんはいい意味で単純という印象を受けました。この子はどうするんだろうと考えるより、直感のまま行動する子だなと思いました。言動が明確な分、迷いがなかったので、プレッシャーも感じませんでした。
― 岡田さんとは2008年のドラマ「太陽と海の教室」(フジテレビ系)以来の約5年ぶりの共演でしたが、当時と比較し印象の変化はありましたか?
忽那:前回は学園ドラマで私は1生徒役だったので、覚えていらっしゃるのかわかりませんでしたが、再会したときは緊張しましたね。でも、人見知りの性格は変わられていないと思いました。空き時間、岡田さんと2人きりになるとシーンとなってしまったのですが、そこにお父さま方(佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳)がいらしてくれたので、盛り上がりました。私も人見知りをしてしまうので、人見知りの気持ちはわかるので、慎重な方だなと思いました。
― どのようなお話をして、盛り上がりましたか?
忽那:お父さま方とも一緒になってお話すると、1人1人の性格も違うので、会話が成り立っているのかないのか…という感じになってしまうんですよね(笑)。でも、それでも楽しかったので、お父さま方と親子に近い関係になれたと思います。
― 楽しそうな現場ですね。岡田さんと久々に共演し、5年前に比べて成長しているなと感じたところを教えてください。
忽那:主役を張るような役者さんになられたので、主役にしかない責任感を感じていると思います。逆に主役だからこそ見れる景色もあると思うのですが、若くても現場を引っ張っていってくれる姿勢がすごいなと思いました。共演者の中で、年齢が近いので、そういう姿は尊敬しますね。
― この映画をどんな人に観てもらいたいですか?
忽那:すでに私の両親にも観てもらったのですが、率直に反応がよかったので、私より上の世代、同世代、下の世代…とにかく興味がある方には観ていただきたいです。娯楽や家族愛など、普遍的なことがテーマなので、のめり込みやすいと思います。
女優業の魅力、今後の目標も語る
― 数々の人気ドラマや映画に出演している忽那さんにとって、女優業の魅力とは何ですか?忽那:その質問をいつも自分に問いただしているのですが、毎回答えが見つかりません。でも、やはり限度がないことだと思います。あとはたくさんの人たちと共有できること。作品の価値を感じてもらい、ここがいい、これがいいと価値観を共有できるところに魅力を感じます。ほかの仕事では味わえないので、1作品1作品すべて自分の貴重な財産となっています。
― 現在もドラマに出演するなど、引っ張りだこの忽那さんですが、今後の目標を教えてください。
忽那:変な話しですが、若さは永遠じゃないと思っているので、若い今にしかできない役を今のうちにきちんと感じてきちんと形に残していきたいです。そしてこれからもたくさんの人に観ていただくことが、1番の願いです。
― では、挑戦してみたい役はありますか?
忽那:もうダメダメな女の子とか(笑)。毎日ジャージを着ているような、ロックでパンチで汚い役をやりたいです。
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
忽那:見た目は日本人なのですが、私は日本で生まれて育ったわけではないので、このような世界で仕事をしていること自体が考えられないことです。田舎者の私ですが、叶いそうにもないほど目標を高く設定してここまで来れたので、したもんがちだと思います。目標を立てることは減るものではないので…。完璧にではなくてもちょっとした形で叶うものなので、目標をたくさん立てることが大事です。
― ありがとうございました。
淡々とした口調ながらも、しっかりとした意思を語ってくれた忽那。また、真剣な表情から一変、時折見せる笑顔からは無邪気な一面も垣間見れた。どんなカラーにも染まる演技を見せてくれる彼女は今後も活躍の場を広げ、ますます欠かせない女優へと成長するだろう。(モデルプレス)
■忽那汐里(くつなしおり)プロフィール
生年月日:1992年12月22日
出身地:オーストラリア
身長:160cm
血液型:A型
2006年に行われた「第11回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。2007年、ドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)で帰国子女の少女の役を演じて、女優デビューを果たした。その後、「メイちゃんの執事」(フジテレビ系)、「家政婦のミタ」(日本テレビ系)、「家族ゲーム」(フジテレビ系)などの人気ドラマに多数出演し、その名をお茶の間に知らしめた。映画「許されざる者」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞、現在ドラマ「ビター・ブラッド」(フジテレビ系)に出演中。
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