「モデルプレスベストドラマアワード」主演俳優部門1位を受賞した竹内涼真(C)モデルプレス

竹内涼真「真面目に驕らず」全員で走り抜けた「あんたが」役作り秘話 進化を止めない原動力とは【「モデルプレス ベストドラマアワード」主演俳優部門1位インタビュー】

2026.04.14 17:00

TBS系火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」で主演を務めた俳優の竹内涼真(たけうち・りょうま/32)が、「モデルプレス ベストドラマアワード」で主演俳優部門1位を受賞し、授賞式に登壇した。舞台裏では、今作への想いや独自の役作り、数々の話題作に出演し続ける中で見出した自身の壁を乗り越える秘訣などを語った。

  

「真面目に驕らず」全員で走り抜けた「あんたが」撮影の日々

竹内涼真(C)モデルプレス
― 主演俳優部門1位、受賞おめでとうございます。授賞式を終えての感想をお聞かせください。

竹内:頑張った作品なので、このように評価していただけたというのは嬉しいですし、監督やプロデューサーのみなさんも結果が出ることに喜んでくれていると思います。それがまた、新しい良い作品を作る活力に繋がっていくのではないかと感じています。

― 改めて、「じゃあ、あんたが作ってみろよ」は、竹内さんにとってどのような作品になりましたか?

竹内:真面目に驕らずに最後までチームみんなでアイデアを出し合って作るというのは、当たり前のことですが、ちゃんと結果に繋がるんだなと実感しました。全員が同じ方向を向いて、そのゴールに向かって走れて良かったと思います。運もあったかもしれませんが、みんなで楽しんで作ったことが、全てが良い方向に向かった気がします。

― アイデアは、例えばどのようなものがあったのでしょうか?竹内さんご自身が提案した案の中で、手応えを感じている演出があれば教えてください。

竹内:例えば、彼女の前でエプロンをつけるところ。細かい部分ですが、シーンの状況説明にもなりますし、勝男という人間が自立し始めている過程の一つを表現できたので、やって良かったなと思ったことの一つです。

竹内涼真「感情をコントロールできるうちは涙は出ない」

竹内涼真(C)モデルプレス
― 原作がある作品ですが、役作りにおいて原作を意識されましたか?

竹内:原作がある作品をやらせていただく時は、原作を100%リスペクトしたうえで、実写としての役づくりをするというスタンスなので、“原作に寄せる”という意識は撮影に入るとありません。

― 勝男は泣くシーンも多く、とても印象的でした。感情表現において大切にしていたことを教えてください。

竹内:あくまで勝男としての感情なので、自分でコントロールできるうちは涙は出ないと思っていて。だから結果として、涙のシーンは感情がいろいろな方向に向かっていって、自分で制御できないところまでいった瞬間なんです。

― そこまでどう感情を持っていくかが、演技の鍵になるのでしょうか。

竹内:僕は“涙に持っていく”という作業はしないんです。本来、人間はいつ涙が出るかなんて自分では分からないと思うので、涙のシーンそのものに僕は重きを置いていないです。評価していただけるのはすごく嬉しいですが、涙を流すことに関しては実はあまり意識して考えていない部分でもあります。

竹内涼真の“自分を見つめ直す時間”

竹内涼真(C)モデルプレス
― 勝男にとっては料理が自分を見つめ直す時間でしたが、竹内さんご自身にはそういった時間はありますか?

竹内:運動している時でしょうか。走っている時やトレーニングをしている時に自然と自分と向き合っている気がします。時と場合によりますが、意識的にそういった時間を作ることもあります。

― 意識して時間を作る際は、どのように過ごされますか?

竹内:どこかへ行ったりします。僕は基本的に予定を詰めるタイプなのですが、あえて何もしないでゆっくり過ごすなど。そういう風に自分をコントロールしています。

竹内涼真の原動力――壁を乗り越える秘訣は「自分の“好き”を集めること」

竹内涼真(C)モデルプレス
― 3月16日に最終回を迎えたドラマ「再会~Silent Truth〜」も話題となり、4月からは主演ミュージカルも控えています。作品が続き多忙な日々を送られているかと思いますが、竹内さんが仕事を楽しみ続けられる理由や原動力を教えてください。

竹内:やっぱり、好きだからだと思います。今は作品が続いていますが、どの現場でも楽しみを見つけたり、信じられる仲間を見つけたり。好きなものを日常的にいろいろなところで見つけていくことを、僕は自然とやっていると思います。

― 多忙な毎日の中で、体力的にしんどさを感じる瞬間もありますか?

竹内:全然あります(笑)。いつも相談しながらやっていますが、“疲れない”ということはないので。ある程度高いレベルを出そうと思ったら、きつい壁を乗り越えないといけない。でもそこに負けないぐらい、自分の“好き”を集めれば、気づいたら乗り越えているものだと思います。

― 素敵なお話をありがとうございました。

竹内涼真(C)モデルプレス
俳優として第一線で活躍しながらも「真面目に、驕らず」と語る竹内。その実直な姿勢こそが、不器用ながら愛される勝男というキャラクターに圧倒的なリアリティと体温を宿した理由にほかならない。

原作への最大のリスペクトを“再構築”という形で示し、仲間と共にゴールへ走る。そんな彼が語る「自分の“好き”を集めて壁を乗り越える」という秘訣は、多忙な日々を楽しみ抜く彼自身の強さそのものだ。誠実に作品と向き合い、進化を止めない彼が次に描く景色は、きっと私たちの想像を超えてくるだろう。その情熱が、これからも多くの人の心を温かく灯し続けることを確信させてくれるインタビューとなった。

INTERVIEW PHOTO:加藤千雅

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」

竹内涼真(C)モデルプレス
本作は、プロポーズ直後に破局した男女2人が「料理をつくる」というきっかけを通して“当たり前”と思っていたものを見つめ直していく成長&再生ロマンスコメディ。竹内は、料理を通して不器用ながらも真っ直ぐに成長していく海老原勝男を演じた。

「モデルプレス ベストドラマアワード」

(前列左から)岡野真紀子氏、佐藤健、竹内涼真、芳根京子、本田響矢、塚原あゆ子監督(後列左から)荒井俊雄氏、櫻井紘史氏、アベゴウ氏、宋ハナ氏、小林杏奈氏、寺田御子氏、井上穂乃香氏、倉地雄大氏(C)モデルプレス
女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」は、これまで培ってきた読者参加型企画「モデルプレスランキング」の熱量とノウハウを結集させ、ドラマ界の新たな指標となる「モデルプレス ベストドラマアワード」を創設。本アワードは、地上波テレビのみならず、配信、さらには急速に拡大するショートドラマまで、全プラットフォームを横断して年間の「ベストドラマ」を決定する、他に類を見ない試みである。(modelpress編集部)

竹内涼真(たけうち・りょうま)プロフィール

1993年4月26日生まれ、東京都出身。2013年、女性ファッション誌の男性専属モデルオーディションでグランプリ受賞。翌年「仮面ライダードライブ」主演に抜擢される。以降、連続テレビ小説「ひよっこ」(17)、ドラマ「過保護のカホコ」(17)、「陸王」(17)、「テセウスの船」(20)、「君と世界が終わる日に」(21~24)、「六本木クラス」(22)など、多数の話題作に出演。近年の主な出演作は、ドラマ「看守の流儀」(25)、「再会~Silent Truth〜」(26)、映画「10DANCE」(25/Netflix)など。4月4日より、主演ミュージカル「奇跡を呼ぶ男」が開幕した。
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  1. じゃあ、あんたが作ってみろよ

    じゃあ、あんたが作ってみろよ

    2025年10月07日(火)スタート

    毎週火曜22:00 / TBS系

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